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キャンピングカーの洗車方法|手洗いの手順から頻度、注意点まで解説

車のタイヤを洗車している写真

「キャンピングカーってどうやって洗車すればいいのだろう?」

そのようなご質問にお答えします。

本記事の内容
・キャンピングカーが汚れる理由
・キャンピングカーの洗車方法
・洗車スペースの選び方
・洗車をするときの注意点

キャンピングカーは長距離移動やアウトドアに適している車です。

車内で宿泊ができたり、トイレやキッチンが付いているので快適に長旅が楽しめます。

その反面、長旅によって普通自動車よりも汚れやすいというデメリットもあります。

キャンピングカーの汚れは外観を損なうだけでなく、装備の劣化にも繋がります。

そこで本記事では、キャンピングカーの洗車方法と注意点を紹介します。

キャンピングカーを長く大切に乗りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

キャンピングカーが汚れる理由

キャンピングカーが汚れる理由

キャンピングカーは車体が大きいこともあり、屋根がない駐車場に停めることがほとんどです。

屋根がない場合は雨ざらしになるため、使用頻度に関係なく車体が汚れてしまいます。

とくに、キャンピングカーは白い車体が多く、バーコード汚れとよばれる雨染みが目立ちやすいです。

地面が舗装されていない砂利をひいた駐車場の場合は、砂埃も舞うためさらに汚れが付いてしまうでしょう。

また、シェル部分に使用されているFRPは、水垢や紫外線にさらされると表面が劣化し、車種によっては粉を吹いたような見た目になることがあります。

さらに、自宅などと同様にキャンピングカーの車内にもほこりが溜まります。

キャンピングカーはドアや窓だけでなく、換気扇や外部の収納部などさまざまな部分に隙間があるため、こまめな清掃が必要です。

放置してしまうと、車体の汚れだけでなく居住空間も汚れてしまうでしょう。

 

キャンピングカーの洗車のコツ

車のボディを洗車している写真

キャンピングカーを洗車するときは、次の手順に沿って行ないましょう。

 

・キャンピングカーの洗車方法

キャンピングカーの洗車は、基本的には手洗いで行ないます。

洗い方は普通自動車と同じ洗い方で問題ありません。

道具はホース・ブラシ・洗剤(シャンプー)・脚立があれば洗えます。

洗車の手順は、まずはホースで水を流してキャンピングカー全体を濡らします。

そして屋根から下に向かってブラシと洗車用のシャンプーで汚れを落としていきます。

大型のキャンピングカーの場合、屋根にブラシが届きにくいので脚立を使いましょう。

屋根に乗ってしまうと車体に負担がかかるので、脚立を使うか、柄の長いブラシを用意するのがおすすめです。

水垢がひどい場合は、水垢スポットクリーナーを使うと、しつこい汚れも除去できます。

そしてタイヤまでをシャンプーで洗ったら水できれいに洗い流し、クロスで水滴を拭きあげて完了です。

キャンピングカーの洗車のポイントは最後のクロス拭きです。

普通自動車でも同じですが、クロス拭きを怠ると水垢が残ってしまい、汚れが目立ちます。

特にキャンピングカーの場合、普通自動車より洗車面積が広いので、体力を使います。

途中で疲れてしまって最後に手を抜きがちですが、美観を保つためにもクロス拭きまでしっかりと行ないましょう。

 

・虫の死骸を除去する

キャンピングカーは山道を走ることも多く、洗車時に虫の死骸が付着していることに気づきます。

ホームセンターなどで虫取り用のスプレー(クリーナー)が売られているので、スプレーを使って虫の死骸を落としましょう。

付着部分にスプレーを吹きかけて、しばらくすると簡単に剥がれます。

スプレーを吹きかけてから時間をおいて浸透させた方が、虫の死骸が浮いて落ちやすくなります。

洗車をする前にスプレーを吹きかけておき、浸透させている間に脚立やブラシなどの準備をしておくとスムーズに洗車できます。

 

・洗車スペースの確保が必要

キャンピングカーと普通自動車の違いは、洗車スペースです。

自宅の庭やガレージに十分な広さがあれば問題ありませんが、洗車スペースがない場合はコイン洗車を利用します。

もしくは旅行先で洗車スペースのあるキャンプ施設を選ぶのもおすすめです。

キャンプ施設であれば、洗車スペースのサイズや入口の高さが大型キャンピングカーでも入れるようになっているケースが多いです。

 

初めてキャンピングカーを洗車するときのポイント

ガソリンスタンドの洗車機の写真

キャンピングカーの洗車が初めての方は、次の3つを覚えておきましょう。

 

・乗っていない時期も洗車する

キャンピングカーは乗っていない時期でも汚れます。

雨が降ると「バーコード汚れ」と呼ばれる縞模様が現れ、白いボディーのキャンピングカーは汚れが目立ちます。

他にも、風が吹いて土埃がついたり、水垢と紫外線によって表面の劣化にも繋がります。

そのため、キャンピングカーを長く乗り続けるためには、乗っていない時期の洗車やメンテナンスが欠かせません。

できればこまめに洗車するのが一番で、雨が降った後や、黄砂の後などはすぐに洗車しておいた方が水垢が付きません。

できる事なら月に1~2回は洗車してあげましょう。

 

・一般的な洗車機は使えない

キャンピングカーはガソリンスタンドなどに設置されている洗車機は使えません。

洗車機には車のサイズ制限や、装備・装飾の制限があるためです。

無理に洗車機を使おうとするとマナー違反になるだけでなく、キャンピングカーの装備が破損する可能性があります。

装飾のない小型のキャンピングカーであれば洗車機が使える場合もありますので、軽キャンパーをお持ちの方はガソリンスタンドの店員に確認してみましょう。

 

・キャンピングカーの洗車代行

普通自動車の洗車の場合、手洗いの代行があります。

しかし、キャンピングカーの手洗い代行については対応している専門店が少ないです。

キャンピングカーには装備品が多く、普通自動車の洗車とは勝手が違うためです。

近場に洗車代行をしてくれる専門店やガソリンスタンドがあれば利用できますが、基本的には自分で洗車をする前提で考えるのがいいでしょう。

 

まとめ

車のタイヤを洗っている写真

車は洗車を怠ると、車体や装備が劣化してしまい、寿命が短くなります。

特に山道を走ったり、長距離・長期間走行するキャンピングカーは、車体の汚れが普通自動車以上です。

また、弊社のある北海道では、高速道路に凍結防止の塩化カルシウムが蒔かれており、下廻りがすぐに錆びてしまいます。

冬場の高速道路を走行した後は、すぐに洗車スプレーガンで下廻りを洗うようにしましょう。

定期的な洗車でキャンピングカーをきれいに保ち、素敵なキャンピングカーライフをお試しください。

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