「愛犬と旅行を楽しみたいけれど、どんなキャンピングカーを選べばいい?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・愛犬との旅行に適したキャンピングカーとは?
・愛犬とキャンピングカー旅行を楽しむためのポイント5つ
犬を飼っている方であれば、「愛犬とキャンピングカーで旅行したい」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、実際旅行するとなると、どんなキャンピングカーを選べばいいのか、愛犬がキャンピングカーを楽しんでくれるかなど、不安な点もあると思います。
そこで本記事では、愛犬との旅行に適したキャンピングカーやキャンピングカー旅行を楽しむためのポイントについてご紹介します。
愛犬とのキャンピングカー旅行を計画している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
愛犬との旅行に適したキャンピングカーとは?
キャンピングカーと一括りにいってもさまざまなタイプがあるため、どれを選べばいいか迷うと思います。
ここでは、愛犬との旅行に適したキャンピングカーについてご紹介します。
居住スペースが広いタイプ
愛犬との旅行には、居住スペースが広いキャブコンやバンコンなどがおすすめです。
飼い主1人と小型犬1匹であれば軽キャンパーなどでも問題ありませんが、ケージやペットシートを置くためある程度の広さは必要です。
また、荷物を積むスペースに加え、車内でスムーズに移動できる空間もあった方が良いでしょう。
空間が狭すぎると愛犬だけでなく飼い主もストレスを感じてしまうので、広さに余裕のあるキャンピングカーを選んでください。
停車中も長時間エアコンが使える
犬は人間よりも暑さに弱いため、季節によっては車中泊時も一晩中エアコンが必要です。
停車中に問題なくエアコンを使用するためには、大容量のサブバッテリーを設置するか、外部充電をしながら稼働させなければいけません。
キャブコンなどの大きいキャンピングカーの場合、あらかじめエアコンや大容量のサブバッテリーが搭載されていることもありますが、選ぶ際の基準として覚えておいてください。
» キャンピングカーのエアコン|4つの種類と設置するメリット
車外からもシャワーが使える
絶対に必要な設備ではないものの、車外からシャワーを使えるキャンピングカーは、愛犬との旅行におすすめです。
散歩後などに足の汚れをさっと流せるため、車内を清潔に保てます。
迷ったら「犬専用」キャンピングカー
最近は、各社から犬専用のキャンピングカーも販売されているため、「ペット専用」「犬仕様」などでキャンピングカーを探してみるのもおすすめです。
先程もご紹介した外部シャワーが搭載されていたり、傷に強い加工を内装に施しているなど、さまざまな工夫が施されています。
また、床暖房式のFFヒーターを搭載したタイプなど、愛犬が快適に過ごせるようになっているのが特徴です。
愛犬との旅行をメインに考えている場合は、犬に特化した専用のタイプを選ぶのも良いでしょう。
犬を連れてレンタルできるキャンピングカー2選
北海道ノマドレンタカーでは、愛犬と一緒にご利用いただけるキャンピングカーを2種類ご用意しております。
それぞれ特徴を見てみましょう。
ジル520
ジル520は、リアバンパー部分に水洗いできるゴミ収納庫がついています。
愛犬との散歩で出た排泄物などを一時的に入れておけるので、車内へ臭いが拡がる心配もありません。
また、床暖房式のFFヒーターやセパレートルームエアコンなどもしっかりと完備しているため、愛犬も人も快適に過ごせます。
コルドランディ
コルドランディは、エントランス部分に汚れに強い防水トレイが使用されています。
また、社外からシャワールームへ直接入れるため、車内を汚す心配がありません。
他にも、床暖房式のFFヒーターセパレートルームエアコンなど、人にもペットにも優しい仕様になっています。
キャブコンなので居住スペースが広く、大型犬でも快適に使用可能です。
愛犬とキャンピングカー旅行を楽しむためのポイント5つ
愛犬とキャンピングカー旅行を楽しむためのポイントを5つご紹介します。
キャンピングカーに慣れさせておく
愛犬と旅行を楽しむためには、キャンピングカーそのものに慣れさせておくのが大切です。
普段から車に乗る機会が多い犬であっても、キャンピングカーとなれば車内の雰囲気や揺れ方などが違うため、ストレスを感じてしまうこともあります。
まずは、停車しているキャンピングカーの車内で過ごし、空間に慣れさせることから始めるのがおすすめです。
空間に慣れたら、近場にあるドッグランや公園などを目的地に少し走行してみましょう。
ドッグランなど愛犬が楽しめる場所へ出かけることで、「キャンピングカー=楽しい場所へ行ける」と認識してくれるようになります。
落ち着ける居場所を確保する
キャンピングカーの車内に普段使っているケージやクッション、ブランケットなど、愛用のものを置いて落ち着ける居場所を確保してあげるのもポイントです。
可能であれば、走行中一人で静かに過ごせるような場所を作ってあげると良いでしょう。
キャンピングカーは普通車に比べて揺れが大きく、バランスを取ろうとし続けることで酔いやすくなると言われています。
犬によって好きな過ごし方は異なりますが、愛犬が車酔いしないためにも、静かに落ち着ける場所を確保しておきましょう。
また、レンタルキャンピングカーの場合は徐々に慣れさせられないため、愛犬の匂いがついたものを置いて、安心できる環境に整える必要があります。
ケージなどはレンタルできる場合もありますが、なるべく普段から使用しているものを使うようにしましょう。
トイレは普段と同じにする
トイレに関しては、なるべく普段と同じスタイルでできるように整えてください。
たとえば、ペットシーツでトイレをさせている場合、キャンピングカーの車内にペットシーツを設置し、場所を覚えさせましょう。
また、散歩時にトイレをさせている場合、普段と同じくらいの時間に休憩を挟んで、車外でトイレができるようにしてください。
ペットシーツでさせる場合も散歩時にさせる場合も、ゴミはきちんと処理し、決められた場所か自宅で処理するようにしましょう。
こまめに外へ出て休憩させる
走行中の揺れは犬にとって負担になりやすく、長時間続くとストレスを感じる可能性があります。
なるべくこまめに休憩を挟み、外へ出られるようにしましょう。
最近は、道の駅やサービスエリアにドッグランが併設されているなど、犬向けの施設も増えているため、休憩をしながら各施設を楽しむのもおすすめです。
キャンピングカー移動が愛犬の負担にならないように、目的地までの道中もゆったり楽しめるようにしてください。
愛犬を車内に残さない
キャンピングカーで旅行をする際は、愛犬も連れていける場所を選び、車内に残さないようにしましょう。
近年、犬と一緒に出かけられる施設も増えていますが、まだまだNGの場所は多いのが現状です。
目的地が犬も一緒に連れていける場所かどうか、必ず事前に調べておいてください。
「短時間であれば大丈夫だろう」と考える方もいますが、犬によってはキャンピングカーに残されることでストレスを感じる場合もあります。
また、夏場は短時間でも車内温度が上がり、熱中症の危険を伴います。
せっかくの楽しい旅行で愛犬が体調を崩さないように、必ず一緒に連れていってください。
まとめ|キャンピングカーで愛犬と快適な旅を!
本記事では、愛犬との旅行に適したキャンピングカーやキャンピングカー旅行を楽しむためのポイントについてご紹介しました。
キャンピングカーであれば、犬OKの宿泊施設を探す手間はかかりませんが、愛犬のストレスにならないように対策が必要です。
愛犬とのキャンピングカー旅行を検討している方は、ぜひ本記事を参考に快適な旅を楽しんでください。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中