「キャンピングカーでスキーに行くのは快適?」
「注意点はあるの?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・キャンピングカーでスキーに行く魅力
・キャンピングカーでスキーに行く際の注意点
この冬、スキーなど冬のレジャーを楽しみたいと考えている方は、キャンピングカーで出かけてみるのはいかがでしょうか。
キャンピングカーの運転に慣れていないと雪道は不安かもしれませんが、さまざまな設備が搭載されたキャンピングカーはスキーにもぴったりで快適に楽しむことが可能です。
そこで本記事では、キャンピングカーでスキーに行く魅力と注意点をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
キャンピングカーでスキーに行く5つの魅力
キャンピングカーでスキーに行けば、車に便利な機能が搭載されているからこその魅力がたくさんあります。
・収納スペースが広い
・車内で着替えられる
・FFヒーターで車内の暖かさをキープできる
・前日から出発して車中泊できる
・車内で食事・休憩できる
ひとつずつ解説していきます。
収納スペースが広い
いざスキーに行くとなると、スキー板やストック、スキーウェアなどさまざまな装備が必要なため、乗用車だと収納スペースに困ることがあります。
また、家族全員分のスキー装備を積みこむと、荷物だけで車内がいっぱいになることもあるでしょう。
キャンピングカーは、乗用車に比べて収納スペースが広くとられているため、スキー用品の収納に困りません。
荷物の出し入れもしやすいため、スキー場についたらすぐに準備を始められます。
車内で着替えられる
スキーウェアに着替える際、更衣室などを利用すれば着替えられますが、混みあっていて着替えづらかったり、荷物を持ちながら更衣室まで移動するのは手間がかかります。
キャンピングカーはカーテンを閉めれば完全なプライベート空間にできるため、わざわざ更衣室まで移動しなくても車内で着替えが可能です。
キャンピングカーの車種にもよりますが、キャブコンなどの大きなタイプであれば立ったまま着替えられるため、ストレスなく準備ができます。
FFヒーターで車内の暖かさをキープできる
FFヒーターはエンジンを止めていても使用できるヒーターです。
電気で動く冷房などとは違い、ガソリンや軽油を燃料にして作動するため、サブバッテリーの残量を気にする必要がありません。
キャンピングカーを駐車場に止めて着替えなど準備をおこなう際も、FFヒーターがあれば暖かさをキープでき快適に過ごせます。
キャンピングカーによっては搭載されていないこともあるので、レンタル時に確認すると良いでしょう。
前日から出発して車中泊できる
シーズンには多くの人がスキー場に訪れるため、朝から楽しもうと思っていても渋滞で到着が遅くなることもあります。
スキーの前日に出発してキャンピングカーで車中泊しておけば、渋滞に巻き込まれることなく朝から思う存分楽しめるでしょう。
FFヒーターや足を伸ばして寝られるベッドなど、乗用車での車中泊とは快適度が大きく異なります。
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車内で食事・休憩できる
スキーの途中、キャンピングカーであれば自分の好きなタイミングで食事や休憩を取ることができます。
レストランや休憩できる場所は用意されていますが、人気のスキー場ともなるとたくさんの人で混雑します。
子供と一緒の場合、待ち時間で疲れてぐずってしまうこともあるでしょう。
キャンピングカーはキッチンや電子レンジが搭載されているため、お腹がすいたタイミングでさっと準備して食事が可能です。
また、疲れたら車内でゆっくり休憩しながら1日中スキーを楽しめます。
キャンピングカーでスキーに行く際の注意点5つ
キャンピングカーでスキーに行く際、寒い地域ならではの注意点があります。
スキー場に行ってから困らないためにも、5つの注意点を知っておいてください。
・雪道の走行に気を付ける
・燃料・バッテリーを満タンにしておく
・軽油は凍ることがある
・給排水タンクの凍結
・キャンピングカーの雪下ろしをする
雪道の走行に気を付ける
スキー場までの道中、雪が積もっていたり凍結している可能性があります。
スタッドレスタイヤを装着していればスリップなどの危険は少ないですが、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。
スピードは抑え、カーブや発進、停車時など一つ一つの動きを丁寧に安全運転で走行してください。
燃料・バッテリーを満タンにしておく
スキー場に行く際は、キャンピングカーの燃料やバッテリーを満タンにしておきましょう。
近年、ニュースなどで雪の中立ち往生している車の列を見たことがあると思います。
寒い地域では走行中に雪の影響で渋滞がおこることもあり、最悪の場合長時間動けなくなる可能性もあるでしょう。
燃料・バッテリーを満タンにしておけば、万一のときも車内で安心して過ごせるので、道中こまめにチェックしておいてください。
軽油は凍ることがある
キャンピングカーがディーゼル車の場合、燃料の軽油が凍ることがあるので注意しましょう。
軽油には1号・2号・3号などと種類があり、地域や季節に合わせて使用される種類が変わります。
一般的に温暖な地域では1~2号、寒さが厳しい地域では3号や特3号が使用され、特3号が最も凍結しづらい軽油です。
軽油が凍るのを防ぐためには、現地のガソリンスタンドで寒い地域の軽油を給油する必要があります。
凍るとキャンピングカーが動かなくなってしまうので、現地についたら忘れずおこなってください。
給排水タンクの凍結
スキー場に滞在中、キャンピングカーの給排水タンクの水が凍結することがあります。
一度凍ってしまうと溶けるまで水道が使えないだけでなく、水道管が破裂する可能性もあり危険です。
スキー場につく前にタンク内の水抜きをしたり、車内に誰もいなくてもFFヒーターをつけておくことで凍結を防げるので、しっかり対策しておきましょう。
キャンピングカーの雪下ろしをする
キャンピングカーの屋根に積もった雪は、必ず走行前に雪下ろしをしてください。
そのままの状態で走行すると、雪が落ちてきて視界が遮られたり道路に雪がおちて周りの迷惑になります。
キャンピングカーは箱形の形状で雪が積もりやすいため、出発前には忘れず雪下ろしをしておきましょう。
まとめ|キャンピングカー×スキーは最高の組み合わせ!
本記事では、キャンピングカーでスキーに行く魅力と注意点をご紹介しました。
キャンピングカーはスキーなど冬のレジャーにもぴったりで、大活躍すること間違いなしです。
これからキャンピングカーでスキーに出かけようと計画している方は、注意点を知り楽しいスキー旅をしてください。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中