「キャンピングカーでWi-Fiを使うにはどうしたらいいんだろう?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・キャンピングカーでWi-Fiを使う4つの方法
キャンピングカーでの旅行中、インターネットで調べ物をしたり動画を視聴することがありますが、通信容量が気になると思います。
車内にWi-Fiがあれば気にせず使えるので、Wi-Fi環境を整えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、キャンピングカーでWi-Fiを使う方法を4つご紹介します。
Wi-Fi環境を整えたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
キャンピングカーでWi-Fiを使う4つの方法
キャンピングカーの車内でWi-Fiを使いたい場合、以下いずれかの方法で環境を整える必要があります。
・モバイルWi-Fiルーターを設置する
・車載専用ルーターを設置する
・スマートフォンのテザリング機能を使う
・ホームルーターを使う
それぞれメリット・デメリットがあり、費用やプラン内容も異なるので、自分の使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
それぞれ詳しく見てみましょう。
モバイルWi-Fiルーターを設置する
モバイルWi-Fiルーターは携帯できる小型のルーターで、室内外問わず手軽にWi-Fi環境を整えられる機器です。
各通信会社などからさまざまなプランが出ており、1日単位でレンタルできるものやデータ通信料無制限など、用途に合わせて選べます。
モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスは、「Wi-Fiレンタル屋さん」「Wi-Fiレンタルどっとこむ」「NETAGE」などが代表的です。
・モバイルWi-Fiルーターのメリット
キャンピングカーの車内だけでなく、自宅や外出先など、モバイルWi-Fiルーターを1台持っていれば場所を選ばずWi-Fi環境を整えられます。
また、バッテリーを充電して使用するため電源がない場所でも気にせず利用でき、小型なので持ち運びがしやすい点もメリットです。
・モバイルWi-Fiルーターのデメリット
電源がない場所で利用できるメリットがある反面、充電をしていなければ利用できません。
端末によって満充電で利用できる時間は異なりますが、こまめに充電しなければいけないのがデメリットです。
※1日単位でレンタルできるものがオススメ
モバイルWi-Fiルーターをレンタルする場合、2年縛りといった制限がある会社もあります。
ですので、「旅行中だけ借りたい」といったニーズ答えてくれるようなプランのある会社を選ぶのをオススメします。
車載用Wi-Fiルーターを設置する
車載用ルーターは車内専用のルーターで、パイオニアの製品とドコモの「docomo in Car Connect」という専用プランを組み合わせて利用できます。
カーナビタイプとシガーソケットに接続するタイプがあり、端末を購入後ドコモのdアカウントに登録することで簡単に利用可能です。
ドコモのLTE回線を使用するため高速データ通信が無制限で利用でき、山中やトンネルなど全国の広い範囲に対応しています。
docomo in Car Connectのプランは1日550円・1ヵ月1,650円・1年13,200円の3つがあり、利用頻度に合わせて自由に選択できます。
・車載用Wi-Fiルーターのメリット
1日~1年まで利用頻度に合わせてプランを選択できるため無駄がなく、dアカウントに登録さえすれば面倒な手続きは一切必要ないのがメリットです。
・車載用Wi-Fiルーターのデメリット
利用する前に端末を購入する必要があり、利用頻度が少ない方にとっては高額に感じるでしょう。
また、自宅など他の場所では使えず、シガーソケットタイプはエンジン作動中しか利用できないデメリットがあります。
エンジン停止中にも利用したい場合は、サブバッテリーに接続して利用できるタイプを選びましょう。
スマートフォンのテザリング機能を使う
テザリング機能はスマートフォン自体をWi-Fiルーターとして利用する方法です。
設定すれば簡単に利用できますが、スマートフォンのデータ通信料を消費するため、契約しているプランによってはすぐに容量を使い切ってしまう可能性があります。
また、テザリング機能を使うとバッテリーの消耗が激しく発熱の危険性もあるため、長時間Wi-Fiを利用したい方にはむいていません。
短時間の利用には有効ですが、長時間、頻繁に利用したい場合は専用のスマートフォンを用意するのがおすすめです。
格安SIMのデータ通信プランとSIMフリーのケータイを組み合わせることで、価格を抑えられる可能性があります。
・テザリング機能を使うメリット
キャンピングカーの車内以外でも利用でき、充電していれば電源の必要がありません。
また、過去に使っていたケータイなどがある場合は、格安SIMを組み合わせるだけで端末を別途用意する必要がないため出費を抑えられるのがメリットです。
・テザリング機能を使うデメリット
普段使用しているスマートフォンをそのまま利用する場合、容量をすぐに使い切ってしまう可能性があります。
また、長時間使用していると発熱する危険性があり、動作の安定性に欠けるのがデメリットです。
ホームルーターを使う
ホームルーターは家庭のコンセントに繋ぐだけで、工事などせずに利用できるWi-Fiルーターです。
自宅で使用することを目的としていますが、キャンピングカーの車内でも利用できる可能性があります。
登録している住所以外では利用できないこともあるため事前に確認が必要ですが、すでに自宅で契約している場合は、最も手軽にWi-Fi環境を整えられる方法でしょう。
・ホームルーターを使うメリット
自宅のWi-Fi環境と同じなのでパスワードなどを新たに設定する手間が省けるメリットがあります。
・ホームルーターを使うデメリット
コンセントに接続して使用するため、サブバッテリーの電力を消費します。
また、自宅以外で利用するための設定が必要な場合があるのがデメリットです。
まとめ|自分に合ったプランでキャンピングカーのWi-Fi環境を整えよう!
本記事では、キャンピングカーでWi-Fiを使う4つの方法をご紹介しました。
Wi-Fi環境があれば、データ通信容量などを気にせずインターネットに接続できるため、車内での楽しみも増えます。
週末出かけるために1日だけレンタルしたり、テレワーク用に毎日無制限で利用できるプランを契約するなど、自分の使い方に合ったものを選ぶと良いでしょう。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中