北海道をオープンカーで走ろう！おすすめレンタカー業者と絶景スポット4選

お父さん

北海道の広大な大地を、オープンカーで駆け抜けてみたい

お母さん

爽快な風と絶景を全身で感じながら、特別なドライブを楽しみたい

そんな旅の理想を叶えてくれるのが、北海道でのオープンカーのレンタルです。

雄大な自然に恵まれた北海道には、オープンカーを扱うレンタカー業者が複数あり、国産から輸入車まで車種も多彩。

料金や条件も幅広く、選び方ひとつで旅の快適さや思い出の濃さが変わります。

カップル旅行や夫婦の記念日、友人同士の非日常体験にぴったりです。

この記事では、北海道でオープンカーを借りる際のポイントやおすすめ業者、そして一度は走ってみたい絶景ドライブルートを詳しく紹介します。

読み終えたときには、あなたの旅行計画がすぐに動き出すはずです。

あべ

監修：阿部 晋也（あべ しんや）

1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中

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北海道をオープンカーのレンタカーで走る魅力

北海道の大自然を満喫するなら、オープンカーでのドライブはまさに特別な体験です。

広大な景色の中を走るとき、窓越しでは味わえない解放感や臨場感を楽しめます。

北海道をオープンカーでドライブする魅力を確かめてみてください。

1.広大な自然景観を肌で感じられる

北海道の最大の魅力は、雄大でスケール感あふれる自然景観です。

どこまでも続く草原や、果てしない海岸線、季節ごとに色を変える花畑や森の風景は、ただ眺めるだけでも感動できるでしょう。

オープンカーなら、フロントガラスや窓という枠に制限されず、360度の景色をそのまま体いっぱいに取り込めます。

春には一面に咲く芝桜やチューリップが色鮮やかに広がり、夏は富良野や美瑛のラベンダー畑が紫色に染まります。

そして秋は大雪山系を中心に山々が紅葉に彩られ、冬には白銀の雪原がどこまでも続き、太陽の光を受けてきらめく幻想的な世界へと変わる。

こうした北海道の四季折々の雄大な景色を、ダイレクトに全身で感じられるのは、オープンカーならではの魅力です。

2.清涼な空気と爽快感を感じられる

北海道のもう一つの魅力は、澄み切った空気と爽やかな気候です。

特に夏場は本州に比べて湿度が低く、日中でもカラッとした爽快な風が吹き抜けます。

オープンカーに乗れば、空気を胸いっぱいに吸い込みながら、心地よい風を全身で受け止められます。

窓を閉め切った車内では感じられない、風の流れや気温の変化、草木や花の香りまでがダイレクトに伝わり、五感が刺激されるのもオープンカーならではです。

たとえば富良野の花畑を通り抜けるとき、ラベンダーの香りがふわりと漂い、海岸線では潮風が頬をなでる。

北海道でオープンカーのドライブをすれば、移動時間さえも特別な体験そのものへと変わるでしょう。

3.交通量の少ない絶景ルートを独占感覚で味わえる

北海道の道路は、本州の観光地と比べても交通量が少なく、ゆったりとしたドライブを楽しめるのが大きな特徴です。

まっすぐに伸びる一本道や、信号の少ない快走ルートが多く、渋滞に悩まされることなく走れるのは、旅を快適にしてくれる大きなポイントです。

特に「天に続く道」や「エサヌカ線」などの名所では、視界いっぱいに広がる大地の中を独り占めしたかのように駆け抜ける爽快感を味わえます。

オープンカーで走れば、その解放感はさらに増し、360度のパノラマを自分だけのステージのように感じられるでしょう。

人や車が少ない北海道の道を走るからこそ、オープンカーならではの爽快感を体いっぱいに感じられます。

北海道でオープンカーのレンタカーを借りる前に知っておきたいポイント4つ

北海道でオープンカーをレンタルするのは魅力的ですが、普通の車とは違う注意点があります。

ここでは特に確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。

車種や仕様によっては旅行スタイルに合わないこともあるため、事前にポイントを押さえておくと安心です。

1.乗れる人数

オープンカーはスポーツカータイプが多く、基本的には2人乗りが主流です。

カップルや夫婦での旅行には最適ですが、友人グループや家族旅行の場合は座席数や荷物スペースが不足しやすい点に注意が必要です。

特に北海道旅行では数日間の滞在を想定する方も多いため、スーツケースやアウトドア用品など荷物が増えがち。

後部座席がある4人乗りタイプのオープンカーもありますが、後席は狭く、長時間のドライブでは疲れやすくなります。

快適さを優先するなら、人数に合わせて複数台レンタルする選択肢も検討してみましょう。

広大な北海道では移動距離が長くなるため、ドライブ中の居住性が旅行全体の満足度を左右します。

2.国産車と輸入車の違い

オープンカーには国産車と輸入車があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

国産車は操作がわかりやすく、燃費も良好です。

レンタル料金も比較的リーズナブルで、初めてオープンカーを利用する方や、コストを抑えて長距離を走りたい方におすすめです。

一方で輸入車は、デザイン性やブランド力、走行性能に優れ、非日常感を強く演出できます。

旅行そのものをラグジュアリーな体験にしたい人には最適ですが、レンタル料金が高めで、燃費が悪くガソリン代がかさむ点も考慮が必要です。

北海道は広大でガソリンスタンドが少ない地域もあるため、燃費性能も選定基準に入れると安心です。

旅の目的に合わせて「実用性か特別感か」を選び分けましょう。

3.屋根の素材

オープンカーの屋根には、大きく分けてソフトトップ（布製）とハードトップ（金属製）の2種類があります。

ソフトトップは軽量で開放感があり、屋根を開けたときの雰囲気が最もオープンカーらしいのが魅力です。

ただし布製のため防音性や防寒性は低く、風切り音や外気温の影響を受けやすい点に注意しなくてはなりません。

北海道では春や秋でも朝晩が冷え込むことが多いため、防寒対策をしっかりしておくと安心です。

一方、ハードトップは遮音性・断熱性に優れ、雨天や寒冷地でのドライブも快適に楽しめます。

デメリットは重量があるため燃費に影響する場合があることと、機構が複雑で開閉に時間がかかることです。

季節や旅程に合わせて、より快適に楽しめるタイプを選びましょう。

4.屋根の開け閉めの方法

オープンカーの屋根には手動式と電動式があります。

手動式は構造がシンプルで壊れにくく、万が一のトラブルにも対処しやすいのがメリットです。

しかし実際に使うとなると、開閉のたびに手間がかかり、突然の雨や強風にすぐ対応できないデメリットがあります。

電動式はボタンひとつでスムーズに開閉でき、利便性は抜群。観光スポットに到着したらサッと屋根を開け、写真映えするシーンをすぐに演出できます。

ただし精密な機構を採用しているため、故障すると修理費用が高額になる可能性があり、レンタル契約での補償範囲も確認しておくことが大切です。

天候が変わりやすい北海道では、利便性を優先するなら電動式、安心感を求めるなら手動式という選び方が目安になります。

北海道でオープンカーを借りられるレンタカー業者4選

北海道でオープンカーを扱うレンタカー業者は限られていますが、探してみると個性豊かな店舗が揃っています。

ここでは、信頼性があり、旅行者からも評価の高い4つの業者を紹介します。

それぞれ取り扱う車種や料金、サービス内容に違いがあるので、自分の旅行スタイルに合ったレンタカーを選んでみましょう。

1.FOXプレミアムレンタカー

公式サイト：https://fox-r.jp/

FOXプレミアムレンタカーは、札幌を中心に展開する高級車専門のレンタカー会社で、国内外の人気オープンカーを豊富に取り扱っています。

BMWやメルセデス・ベンツなどの輸入車はもちろん、国産スポーツカーまで幅広いラインナップを揃えているのが特徴です。

新千歳空港からのアクセスが良く、到着してすぐにオープンカー旅をスタートできる利便性の高さは、観光客にとって大きなメリット。

英語対応も可能なため、海外からの旅行者にも人気があります。

さらに、免責補償やオプションサービスも充実しており、初めて高級車を借りる方でも安心です。

日常を離れた非日常体験を求めるカップルや夫婦旅行には特におすすめの業者です。

FOXプレミアムレンタカーの公式サイトはこちら

2.アスクこだわりレンタカー

公式サイト：https://www.asksport.co.jp/rent/rent_car/

アスクこだわりレンタカーは、札幌を拠点にスポーツカーや輸入オープンカーを豊富に揃えるレンタカー会社です。

マセラティ・グランツーリスモ、BMW Z4、アウディTTロードスター、ミニ・コンバーチブルなど、個性あふれる車種がラインナップされています。

「人と違う一台で旅をしたい」という方に最適です。

新千歳空港や札幌市内のホテルまでの送迎サービスもあり、利便性の高さも魅力。

料金は比較的リーズナブルで、輸入車を身近に楽しめるのも大きなポイントです。

北海道の広大な道を、遊び心あふれる輸入車で走り抜けたい方におすすめの業者です。

アスクこだわりレンタカーの公式サイトはこちら

3.WASHIDAレンタカー

公式サイト：https://washida-rentacar.com/

WASHIDAレンタカーは、輸入車や国産スポーツカーを幅広く取り扱うレンタカー会社で、札幌中心部に店舗を構えています。

ポルシェ981ボクスターやBMW 220i カブリオレ、アバルト124スパイダー、マツダ・ロードスターなど、走りを楽しめるオープンカーが揃っています。

整備工場を併設しているため車両メンテナンスが徹底されており、安全面でも信頼性が高いのが特徴です。

営業時間も長めで、旅行スケジュールに合わせやすいのも嬉しいポイント。

上質な輸入オープンカーを安心して借りたい方には最適の業者です。

WASHIDAレンタカーの公式サイトはこちら

4.ぽると・みついしのレンタカー

公式サイト：https://porto3214.com/rentalcar/

ぽると・みついしのレンタカーは、新ひだか町・三石地区にある地域密着型のレンタカーサービスです。

大手とは異なり、地元ならではの温かい対応が魅力で、取り扱い車種は軽オープンカーの「ダイハツ・コペン」が中心。

初代モデル（AT）と二代目（MT）の2種類が用意されており、気軽にオープンカーの魅力を味わえるのがポイントです。

都会的な高級感というよりも、静かな港町や海辺の風景に溶け込むような、のんびりとしたドライブ体験を楽しめます。

大自然と海風を感じながら、北海道らしいゆったりとした旅をしたい方におすすめです。

ぽると・みついしのレンタカーの公式サイトはこちら

レンタカーのオープンカーで行きたい北海道のドライブロード4選

北海道には「ここを走らずして帰れない」と言われる絶景ドライブルートが点在しています。

広大な景色と開放的な道は、オープンカーでこそ真価を発揮します。

ここでは、特におすすめの4つのドライブロードを紹介します。

ドライブコースの計画を立てる際の、参考にしてください。

1.天に続く道

公式サイト：https://www.shiretoko.asia/detail/scenic/road_to_heaven

知床斜里町にある「天に続く道」は、約28kmにわたって直線道路が伸びる、まさに北海道を象徴する絶景ロードです。

緩やかなアップダウンを繰り返すたびに、まるで空へと吸い込まれていくような錯覚を覚え、旅人の心を強く揺さぶります。

日中は知床連山やオホーツク海を背景に走る爽快感、夕暮れ時には赤く染まる空と道路が一体となる幻想的な光景を堪能できます。

周囲にほとんど建物や遮るものがなく、走ること自体が特別な体験になるでしょう。

オープンカーなら、風を受けながら広大なパノラマを360度の視界で味わえ、他では決して得られない開放感を体験できます。

2.ジェットコースターの路

公式サイト：https://tokachidake-geopark.jp/geoname/1816/

美瑛町に位置する「ジェットコースターの路」は、名前の通りジェットコースターのような急勾配のアップダウンが続く農道です。

起伏の先には美瑛の丘陵地帯が一望でき、四季折々の風景がドラマチックに広がります。

春から夏にかけては緑のパッチワーク畑が色鮮やかに、秋には黄金色の小麦畑や紅葉が広がり、まるで絵画のような景観に変化します。

交通量も少なく、リズミカルにアクセルを踏み込めるのも魅力。

オープンカーで走れば、爽快な浮遊感とともに景色の変化を全身で感じられ、まさに「走るアトラクション」といえる体験を楽しめます。

撮影スポットも多く、SNS映えを狙う旅行者にも大人気です。

3.エサヌカ線

Screenshot

公式：https://www.soyakanko.com/

稚内市郊外にある「エサヌカ線」は、オホーツク海沿いに約16kmも続く真っすぐな道です。

日本とは思えないスケール感で、地平線に吸い込まれるような走行体験ができます。

片側には青い海、反対側にはどこまでも続く原野と牧草地が広がり、人工物の少ない風景は北海道ならではの雄大さを実感させてくれます。

観光バスや大型車が少なく、貸し切りのような感覚でドライブを楽しめるのも特徴。

オープンカーで走ると潮風や草原の香りがダイレクトに伝わり、風と音と景色が一体化する感覚は格別です。

「孤独と自由」を同時に味わえる究極のドライブルートとして、多くのドライバーを魅了しています。

4.メルヘンの丘

公式サイト：http://www.marchen-hill.com/

大空町にある「メルヘンの丘」は、四季折々の農作物やカラマツの並木道が織りなす、北海道らしい美しい農村風景が広がるエリアです。

春は新緑、夏は青空と緑の畑、秋は黄金色の大地、冬は雪化粧した丘と、訪れるたびに表情を変えるのが魅力。

特に夕暮れ時、逆光に浮かぶカラマツ並木は幻想的で、写真家や観光客に人気のスポットです。

オープンカーで走れば、広大な丘を吹き抜ける風や季節ごとの香りを肌で感じられ、映画のワンシーンのような体験ができます。

美瑛や富良野の有名スポットと並び称される心に残る景観で、ドライブ旅行のラストを飾るのにふさわしい絶景ロードです。

まとめ

北海道をオープンカーで走る旅は、単なる移動ではなく、特別な体験そのものです。

広大な自然景観や清涼な空気、交通量の少ない快適な道路など、オープンカーならではの魅力を存分に味わえます。

一方で、レンタルする際には乗車人数・国産車と輸入車の違い・屋根の素材や開閉方式などの確認が必要です。

事前にポイントを押さえておけば、快適で安心できるドライブが実現するでしょう。

道内には、一度は走りたい絶景ドライブルートが点在しています。

オープンカーだからこそ、風や香り、音までも一体となり、五感で北海道を堪能できるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、次の北海道旅行ではオープンカーをレンタルし、思い出に残るドライブ体験を計画してみてください。

きっと、これまで以上に北海道の魅力を深く味わえる旅になるはずです。