

冬の北海道は、事前にポイントを押さえておくことで、初めてでも絶景とイベントを快適に満喫できます。
雪景色・イルミネーション・流氷・温泉など、この季節だけの魅力がたっぷりつまった特別なシーズンです。
この記事では、冬に行きたい観光スポット、エリア別の気候と服装、移動の注意点も紹介しますのでぜひご覧ください。
この記事でわかること
- 冬の北海道観光の魅力
- 冬に行きたい北海道の観光スポット7選
- 冬の北海道に観光で行くなら知っておきたいポイント


1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中

SAUNA&Villa 焚火(takibi)は、北海道真狩村に位置する完全プライベート型の薪サウナ付きコテージです。
各棟から羊蹄山を望みながら、四季折々の自然と焚火のぬくもりを独占できます。
SAUNA&Villa 焚火の魅力
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- 室内・屋外設備が充実し、食材や調理器具の持ち込み自由
- 焚火やBBQを楽しめるアウトドア体験と宿泊をセットで満喫
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冬の北海道観光は白銀の世界が広がる特別なシーズン

冬の北海道は、エリアによって雪の量に差はあるものの、街並みや自然が冬らしい表情に変わり、幻想的な景色を楽しめます。
観光スポットも冬仕様のライトアップやイベントが増え、この季節だけの楽しみ方ができるのが魅力です。
ここからは、冬の北海道を特別な旅にしてくれるポイントを紹介します。
冬の北海道旅行の魅力3つ
- 雪景色と冬のアクティビティが楽しめる
- 冬に開催されるイベントが盛りだくさん
- 温泉とグルメをたっぷり満喫できる
冬の北海道の魅力をチェックしていきましょう。
1.雪景色と冬のアクティビティが楽しめる
北海道は、世界中のスキーヤー・スノーボーダーが憧れる極上のパウダースノーで知られています。
ニセコ・ルスツ・トマム・富良野などの大型スキーリゾートでは、ふわふわで軽い雪を生かした多彩なコースが整備されており、初心者から上級者まで快適に楽しめるのが特徴です。
さらに、冬の道東エリアでは、網走・紋別の「流氷クルーズ」が人気で、船のすぐ近くまで迫る流氷や、オオワシ・アザラシなどの野生動物を観察する迫力ある体験ができます。
ほかにも、スノーシューで森を歩くツアー、犬ぞり、雪原を駆けるスノーモービル、ファットバイクなど、雪国ならではのアクティビティが豊富。
大自然を体で感じたいカップル・家族・友人旅行にぴったりの、非日常に満ちたアクティブな旅が叶います。
2.冬に開催されるイベントが盛りだくさん
北海道の冬は、各地が光と雪に包まれるイベントシーズン。
なかでも世界的に知られる「さっぽろ雪まつり」は外せないイベントで、巨大な雪像・氷像が大通公園やすすきのを彩り、夜になると鮮やかなライトアップで幻想的な景色が広がります。
小樽では「小樽雪あかりの路」が開催され、運河沿いに数千のキャンドルが灯り、歩くだけで心が温まるようなロマンチックな雰囲気を楽しめます。
また、旭川・帯広・釧路などでも冬の風物詩となるイルミネーションや氷の祭典が開催され、地域ごとに魅力的なイベントが目白押しです。
同じ北海道でも都市によってまったく違う装いを見せるため、イベントを軸に旅程を組むのもおすすめ。
写真映えするスポットが多く、カップル旅行や女子旅にも人気が高い冬限定の特別なシーズンです。
3.温泉とグルメをたっぷり満喫できる
冬の北海道で外せないのが、体の芯まで温まる温泉と、この季節に旬を迎える絶品グルメです。
登別・定山渓・阿寒湖・十勝川など、全国的にも評価が高い温泉地が点在し、雪景色を眺めながら入る露天風呂はまさに格別。
冷たい外気と温かい湯のコントラストが心地よく、旅の疲れもすっと溶けていきます。
さらに冬は海の幸が最もおいしい時期で、毛ガニ・ホタテ・牡蠣・鮭・いくらなど、旬の食材が勢ぞろい。
味噌ラーメンやスープカレー、ジンギスカンといったご当地料理も魅力です。
雪景色・温泉・海鮮と「北海道らしい冬の醍醐味」を一度に味わえるため、旅行の満足度は非常に高く、リピーターが多いのも特徴。
食と癒しを重視する旅にも最適なシーズンです。
北海道の季節ごとの魅力を知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
冬に行きたい北海道の観光スポット7選

冬の北海道には、この季節ならではの魅力が詰まった観光スポットが数多くあります。
ここでは、初めての旅行でも訪れやすい7つの定番スポットを厳選して紹介します。
冬に行きたい北海道の観光スポット
- 札幌市時計台
- 白い恋人パーク
- モエレ沼公園
- 小樽運河
- 小樽雪あかりの路
- 定山渓温泉
- 旭山動物園
旅行の予定を立てるときの参考にしてみてください。
1.札幌市時計台

公式サイト:https://sapporoshi-tokeidai.jp/
札幌のシンボルとして知られる「札幌市時計台」は、冬になると雪化粧をまとった外観がより一層美しく、写真映えする定番スポットです。
館内では歴史展示があり、札幌の開拓や建物の背景を学ぶことができます。
特に早朝や夕方は光の入り方が柔らかく、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
市街地の中心にあるため、雪が降る季節でもアクセスしやすいのも魅力。
大通公園や赤れんが庁舎など近隣スポットと合わせて観光するのがおすすめです。
冬の札幌を象徴する写真を撮りたい人、街歩きを楽しみたい旅行者におすすめの場所です。
| 入場料 | 大人:350円 大学生(学生証提示):150円 高校生・中学生以下:無料 |
| 駐車場 | なし |
| 駐車料金 | - |
| 営業時間 | 8:45~17:10 |
2.白い恋人パーク

公式サイト:https://www.shiroikoibitopark.jp/
冬の「白い恋人パーク」は、園内全体がイルミネーションで彩られ、洋館と雪景色が織りなすファンタジックな世界が広がります。
昼間は可愛らしい外観やチョコレートづくりの体験が楽しめ、夜になると光が増し、まるでヨーロッパの街並みを散歩しているような雰囲気に。
館内の見学コースでは「白い恋人」の製造工程をガラス越しに見学でき、チョコレートの香りが漂う空間は家族旅行・カップル旅行ともに人気です。
季節限定のスイーツやフォトスポットも多く、記念写真を撮るのにも最適。
雪が降る時期は照明との相性がよく、光が雪に反射してより幻想的なシーンを演出してくれます。
ロマンチックな夜を楽しみたい人、ゆったりとした屋内観光を取り入れたい旅行者にぴったりです。
| 入場料 | 大人:800円 子ども:400円 3歳以下:無料 |
| 駐車場 | あり |
| 駐車料金 | 300円/1時間(最初の30分無料) |
| 営業時間 | 10:00~19:00 |
3.モエレ沼公園

公式サイト:https://moerenumapark.jp/
「モエレ沼公園」は、世界的彫刻家イサム・ノグチが設計したアートパークです。
冬になると一面の雪原とアート作品が溶け合い、静寂と美しさに満ちた特別な風景が広がります。
広大な敷地は視界いっぱいに白銀が広がり、晴れた日は雪面の反射がとても美しく、写真撮影にも最適。
特に「ガラスのピラミッド」は冬の象徴的な建造物で、雪に囲まれた透明な外観は他にはないフォトジェニックな魅力を持ちます。
園内は歩くだけでも気持ちがよく、スノーシューで軽いトレッキングを楽しむ人も多いスポットです。
観光地のにぎわいから少し離れ、自然とアートを静かに味わいたい人に向いており、冬の札幌観光の行程に取り入れると旅に奥行きが生まれます。
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | あり |
| 駐車料金 | 無料 |
| 営業時間 | 7:00~22:00 |
4.小樽運河

公式サイト:https://otaru.gr.jp/shop/otarucanal
「小樽運河」は、冬に訪れるべき北海道を代表するロマンチックな観光スポットです。
石造り倉庫群の屋根に雪が積もり、夕方になるとガス灯の淡い光が運河の水面に反射し、映画のワンシーンのような美しい景色が広がります。
冬の澄んだ空気は光の見え方をより鮮明にし、昼間の青と白のコントラストも魅力的。
運河沿いは整備が行き届いており、雪の日でも歩きやすいのが嬉しいポイントです。
周囲には海鮮丼やスイーツ、ガラス細工や雑貨ショップなど観光スポットが充実しており、日中の散策から夕景・夜景まで1日中楽しめます。
寒さが厳しい冬ですが、そのぶん幻想的な雰囲気は格別。
カップル・家族連れ・女子旅など、誰と訪れても記憶に残る冬の小樽の名所です。
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | - |
| 駐車料金 | - |
| 営業時間 | 日没~24時 |
5.小樽雪あかりの路

公式サイト:http://yukiakarinomichi.org/
「小樽雪あかりの路」は、冬の小樽を象徴する温かさに満ちたイベントです。
雪とキャンドルが織りなす幻想的な空間が街全体に広がります。
運河会場では、水辺に浮かぶキャンドルやスノーキャンドルが数百~数千灯並び、揺れる炎が雪景色に反射して唯一無二の雰囲気に。
手宮線会場では、旧国鉄線路沿いに手作りの雪あかりが灯され、静かな夜道を歩くだけで心が穏やかになる体験ができます。
写真映えするスポットが多いため、カップルの記念旅行・女子旅にも大人気。
観光客だけでなく地元の人の手で作られたイベントなので、温かい地域の空気感も味わえるのが魅力です。
冬の北海道で感動的な夜景を見たい人には必ず訪れてほしいスポットです。
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | - |
| 駐車料金 | - |
| 営業時間 | 17:00~21:00 |
6.定山渓温泉

公式サイト:https://jozankei.jp/
「定山渓温泉」は、札幌市中心部から車で約50分とアクセスがよく、冬の札幌観光とセットで訪れやすい人気の温泉地です。
雪が降る季節は渓谷全体が白銀に包まれ、露天風呂に浸かりながら眺める景色は格別。
温泉に湯気が立ち上り、雪が静かに舞う中で入浴する体験は、冬の北海道ならではの至福の時間です。
定山渓には大型旅館から日帰り温泉、カフェ、足湯、土産店まで揃っており、観光と癒しを同時に楽しめるのが魅力。
冬季にはライトアップイベント「雪灯路」なども開催され、夜の温泉街が幻想的に彩られます。
自然の中でゆっくり休みたい旅行者、冬の寒さを温泉でじっくり癒したい人に最適なスポットです。
| 入場料 | 施設により異なる |
| 駐車場 | あり |
| 駐車料金 | 無料・有料(施設により異なる) |
| 営業時間 | 施設により異なる |
7.旭山動物園

公式サイト:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
「旭山動物園」は「冬が一番おもしろい」と言われるほど、寒さが厳しい季節こそ魅力が際立つ動物園です。
特に人気なのが「ペンギンの散歩」。
雪の上をよちよち歩く姿はとても愛らしく、冬の北海道を象徴する名物イベントとなっています。
ホッキョクグマやトナカイなど寒冷地に生息する動物たちは、冬になると活動が活発になる傾向があり、夏では見られない仕草や迫力ある動きを至近距離で観察できます。
「行動展示」で有名な同園ならではの視点で、動物が本来持つ能力や習性を学べるのも魅力。
家族旅行はもちろん、大人の観光として訪れても満足度が高いスポットで、冬旅の行程に組み込む価値は十分です。
| 入場料 | 大人:1,000円 中学生以下:無料 |
| 駐車場 | あり |
| 駐車料金 | 無料 |
| 営業時間 | 1/2~4/7:10:30~15:30 4/26~10/15:9:30~17:15 10/16~11/3:9:30~16:30 11/11~12/29:10:30~15:30 |
観光に行くなら知っておきたい北海道の冬の気候

北海道の冬は、地域によって気温差が大きいのが特徴です。
ここからは、北海道観光をする時に知っておきたい冬の気候について紹介します。
北海道の冬の気候
- エリア別の月別平均気温
- 冬の服装
行きたいエリアの気温と天候の特徴を知っておくことで、服装・持ち物・移動手段の選び方がぐっと楽になります。
エリア別の月別平均気温
北海道は、道央・道南・道北・道東の4エリアで気候が大きく異なります。
観光で訪れることが多い札幌(道央)は、12〜2月の平均気温が−1〜−5℃前後で、日中でも氷点下の時間帯が多い地域です。
雪はしっかり降りますが、比較的湿った雪で、積雪は2月がピーク。
小樽や余市などの日本海側も同様の寒さで、風が強い日には体感温度がさらに下がります。
旭川・富良野などの内陸部(道北)は、朝晩の冷え込みがとても厳しく、−10℃になる日も珍しくありません。
空気は乾燥して晴れの日も多い分、夜間や早朝の気温差が大きく、帽子やネックウォーマーが必須です。
釧路・網走などの道東は、雪が少なく風が冷たいのが特徴で、気温は札幌より低くなる傾向があります。
流氷が接岸する2月前後は特に寒さが厳しい時期です。
旅行計画を立てる際は、目的地の平均気温を事前に確認し、服装と移動方法を調整することで快適な旅ができます。
冬の服装
北海道の冬は本州とは寒さの桁が違い、雪に加えて風の強さ・体感温度の低さを考慮する必要があります。
基本の服装は、厚手の防寒アウター、ニットやフリースの中間着、ヒートテックなどのインナーの3層が原則。
とくに風を通しにくいダウンコートやスキーウェアタイプのアウターは、体温を逃しにくいため安心です。
下半身は、防寒タイツ+暖かい素材のパンツが理想で、スカートを履く場合は裏起毛タイツを重ねるなど工夫が必要。
足元は滑り止め付きの冬靴またはスノーブーツが必須で、普通のスニーカーでは凍った路面で転倒するリスクがあります。
さらに防寒小物として、手袋・耳あて・ネックウォーマー・帽子を持っておくと、外歩きが格段に楽になります。
風が強い日はマフラーよりネックウォーマーの方が暖かく、雪が舞う場所ではフード付きアウターがあると便利。
観光スポット間の移動が多い冬旅では、快適さを左右する大きなポイントとなるため、「少し暑いくらい」を基準に準備するのがおすすめです。
冬の北海道に観光で行くなら知っておきたいポイント5つ

冬の北海道は魅力が多い一方で、気候・移動・混雑状況など、知っておくだけで旅の快適さが大きく変わります。
ここでは安心して旅を楽しむための重要ポイントを5つ紹介します。
冬の北海道に観光で行くなら知っておきたいポイント5つ
- 観光スポット間の移動時間の目安を立てておく
- 交通機関の遅延・運休に備える
- イベント時期は早めの予約を
- レンタカーは冬道運転の経験が必要
- 費用を抑えるならキャンピングカーという手も
初めて冬の北海道を訪れる人は、「冬旅ならではの準備」のポイントを押さえておきましょう。
1. 観光スポット間の移動時間の目安を立てておく
冬の北海道は積雪や道路状況の影響で、同じ距離でも夏より移動時間が大幅に長くなる傾向があります。
たとえば、札幌から小樽までは通常約40〜50分ですが、冬は渋滞や路面凍結で1時間以上かかることも珍しくありません。
旭川・富良野・帯広など広域観光を予定している場合は、より余裕を持ったスケジュールが必要です。
また、雪道は車線が狭くなり、スピードを出しにくい状況が続きます。
移動のしやすさを重視するなら、同じエリアの観光地をまとめて回る「エリア集中型」の行程にするのがおすすめです。
公共交通機関を使う場合も、バスやJRの本数が夏より少なくなり、遅延発生もしやすい季節です。
事前に時刻表を確認し、余裕のある計画を立てることで、冬旅でも安心して行動できます。
2. 交通機関の遅延・運休に備える
冬の北海道では、吹雪・大雪・強風によって飛行機やJRが遅延・欠航するケースが日常的にあります。
特に1〜2月は気象の変化が大きく、到着便と出発便のどちらも影響を受けやすい季節です。
旅の初日と最終日は余裕を持ったスケジュールにし、可能であれば前泊・後泊を検討すると安心です。
また、空港から市街地へのバスも運行状況が変わり、迂回ルートで所要時間が伸びることもあります。
冬旅では「移動時間は倍かかる可能性がある」と考えておくのが安全です。
宿泊地を複数移動する旅程の場合、天候による交通遮断で移動できなくなるリスクもあるため、代替プランを用意しておくとスムーズ。
雪の季節は、臨機応変に動ける余白が北海道旅の満足度を左右します。
3. イベント時期は早めの予約を
さっぽろ雪まつり(2月上旬)や小樽雪あかりの路など、冬の北海道は大規模イベントが多く、国内外から観光客が集中します。
そのため、ホテル・飛行機・レンタカーは例年3〜6か月前には埋まりはじめ、直前になるほど価格も高騰する傾向があります。
特に札幌市内の人気ホテルは雪まつり期間中ほぼ満室となり、希望エリアの宿を確保できないケースも少なくありません。
小樽・旭川・千歳など周辺都市も混雑するため、旅程が少しでも決まっているなら早めの予約が安心です。
また、イベント会場周辺は交通規制や混雑が発生するため、移動手段を事前に把握しておくのがおすすめです。
イベントを中心に旅を組む場合は、会場から徒歩圏のホテルを選びましょう。
4. レンタカーは冬道運転の経験が必要
北海道の冬道は、圧雪・アイスバーン・吹雪・ブラックアイスバーンなど多様な路面状況があり、一般的な本州の雪道より難易度が高いケースが多いです。
見た目が乾いている道路でもうっすら凍結していることがあり、急ブレーキ・急ハンドルが事故につながるため、慎重な運転が不可欠です。
特に注意すべき点は「止まりにくく曲がりにくい」という冬道特有の挙動。
交差点や坂道はスリップの発生率が上がるため、速度を落として余裕を持って走る必要があります。
雪が吹き付け視界が悪くなるホワイトアウトも起こりやすく、危険が伴います。
そのため、冬道運転に不安がある人は、JR・バス・タクシー・ツアーバスを利用した旅程にするのが安全です。
一方で、運転に慣れている人であれば行動範囲が広がり、旭川や富良野、道東方面など冬ならではの絶景スポットを自由に巡ることができます。
レンタカーを利用する場合は、スタッドレス装着と四駆車の指定、雪用ワイパーの確認が必須です。
5.費用を抑えるならキャンピングカーという手も
冬の北海道旅行はホテル代が上がりやすい時期ですが、費用を抑えながら自由度の高い旅をしたい場合は「キャンピングカー」という選択肢もあります。
冬は観光のオフシーズンにあたるため、レンタル料金が下がる傾向があり、宿泊費の節約にも大きく貢献します。
キャンピングカーの多くにはFFヒーターが搭載されており、エンジンを切った状態でも車内をしっかり暖められるため、冬でも快適に過ごせるのが最大の魅力。
さらにスタッドレスタイヤを標準装備している車両がほとんどで、安全性も考慮されています。
一方で、車体が大きく操作に慣れが必要なため、やはり冬道運転に経験がある人向けです。
RVパークやキャンプ場は冬季休業の場所もあるので、事前のルート確認が必須です。
下記では、冬の北海道をキャンピングカーで楽しむモデルプランを紹介しています。
冬の北海道旅行はキャンピングカーのレンタルがおすすめ

公式サイト:https://nomad-r.jp/
冬の北海道を自由に巡るなら、ホテルに縛られないキャンピングカー旅がおすすめです。
特にノマドレンタカーは、冬仕様の装備が整っており、はじめての車中泊旅でも快適に過ごせます。
全車スタッドレスタイヤに加え、FFヒーター搭載車が多いため気温が−10℃以下になる地域でも安心して滞在できます。
さらに、新千歳空港から無料送迎がついているため、空港に着いた瞬間から旅をスタートできるのも便利なポイントです。
最新モデル中心の車種ラインナップ、豊富なキャンプ用品レンタル、道の駅・RVパークなど車中泊スポット情報も充実。
「雪景色の中を自由に走りたい」「ホテル代を抑えて旅の自由度を上げたい」という人には、ノマドレンタカーが北海道旅の最適解といえるでしょう。
| 料金 | ウィンターシーズン:20,00円~/1日 |
| 取り扱い車種 | アドリア マトリックスアクセス600SL アドリア コンパクト ジル520 ジル コンドリーブス コルドバンクス コルドランディ リ・ラックス(キャラバンベース) ハイマーシドニーGTパッケージ エブリイ ノマドオリジナル軽(kei)車中泊車 |
| 北海道内の店舗 | 千歳店 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 連絡先 | 0123-21-8572 |
| 特長 |
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まとめ

冬の北海道は、雪景色・イベント・温泉・グルメなど、この季節だけの特別な魅力が詰まった旅先です。
気候や服装、移動手段のポイントを押さえておくことで、初めてでも安心して冬旅を楽しめます。
今回紹介した観光スポット7選や、エリア別の気候、移動の注意点を参考にすれば、行き先候補を自然と絞り込めるはずです。
さらに、自由度もコスパも優れたキャンピングカー旅を取り入れることで、冬の北海道をより自分たちらしく満喫できます。
記事を読み終えた今が、旅程を確定するベストタイミングです。
気になるスポットを3つ選び、1泊2日または2泊3日のモデルコースを組み立てて、あなただけの冬の北海道旅行を楽しんでください。



