旅行の選択肢の1つに「キャンピングカー旅行」があります。
キャンプを楽しみながら旅ができることから、アウトドア好きの人から人気を集めています。
最近はキャンピングカーをレンタルできるようになり、夏休みの家族旅行中だけキャンピングカーで生活している人もいます。
そのようなキャンピングカー旅行ですが、デメリットはあるのでしょうか?
本記事では、キャンピングカーを使った旅行のメリット・デメリットを紹介します。
この記事でわかること
- キャンピングカー旅行のメリット
- キャンピングカー旅行のデメリット
- 車種別のメリット・デメリット
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
キャンピングカー旅行のメリット・デメリット
キャンピングカーを使った旅行には、メリットとデメリットがあります。
旅の快適さはもちろんのこと、費用や手間なども考えた上で、キャンピングカーを選びましょう。
キャンピングカー旅行のメリット
- 宿泊費を節約できる
- 自由気ままに旅ができる
- 好きなタイミングで休める
- 旅先で自炊できる
- 移動時間も楽しめる
あらかじめプランが決められているツアーと違い、オリジナルの旅行を楽しめます。
移動・宿泊・食事などを全て自分たちのペースで行なえるので、時間に追われることなく旅行ができます。
自分たちで計画を立てたり、食材やキャンプ用品を調達するところから楽しめます。
キャンピングカー旅行のデメリット
- メンテナンスに手間がかかる
- 車の代金が普通車よりも高い
- 電気や水の確保が必要
- 停められる場所が限られる
- 慣れないと運転が難しい
何よりも大変なのはキャンピングカーの維持です。
設備のメンテナンスや駐車場の確保などが欠かせません。
金銭面を考えても、宿泊費の節約以上に、維持費が高くなってしまうケースも少なくありません。
また、自宅で管理する場合は車庫証明が必要になので、最初はレンタルから始めることをおすすめします。
車種別のメリット・デメリット
キャンピングカーには「軽キャンパー」「バンコン」「キャブコン」「バスコン」などの種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、旅の目的に合わせて最適なキャンピングカーを選びましょう。
「軽キャンパー」のメリット・デメリット
軽キャンパーとは、軽自動車や軽トラックをベースに作られたキャンピングカーです。
軽キャンパーのメリットは、使い勝手の良さです。
普通の自動車と同じサイズなので、小回りが利いて運転がしやすいです。
価格も安く、1人旅やカップルでの旅行など、少人数であれば十分に楽しむことができます。
軽キャンパーのデメリットは、遠出には不向きという点です。
排気量が少なく、居室スペースも狭いので、長距離移動や長期間の宿泊には向いていません。
「バンコン」のメリット・デメリット
バンコンとは、ワンボックスやミニバンなどをベースに作られたキャンピングカーです。
バンコンのメリットは、普通の乗用車と同じように駐車や運転ができることです。
旅行のときはシートを調整してキャンピングカーとして使用し、普段は普通車としても使えます。
近距離・中距離・長距離など、どのようなシーンでも乗れる、使い勝手のいい車です。
バンコンのデメリットは、寝るときにシートの調整などの手間がかかることです。
キャンピングカー専用として使うのであれば問題ありませんが、普段使いもする場合は、その都度準備が必要になります。
「キャブコン」のメリット・デメリット
キャブコンとは、トラックの荷台に居室スペースがあるキャンピングカーです。
キャブコンのメリットは、設備が整っていて居住スペースが広いことです。
他のキャンピングカーと比べても車内が広いので、快適なキャンピングカー生活を送れます。
シートの移動をしなくても済むので、疲れたときにすぐに睡眠を取ることもできます。
キャブコンのデメリットは、車両のサイズが挙げられます。
キャンピングカーの中でも大きいので、慣れるまでは運転が難しかったり、広い駐車スペースが必要になります。
モデルによっては普通免許では運転できなかったり、車両代金も高いので、キャンピングカー経験者向けともいえます。
「バスコン」のメリット・デメリット
バスコンとは、マイクロバスをベースに作られたキャンピングカーです。
メリットは、キャンピングカーの中で最も居室スペースが広いことです。
普段と同じような生活ができるので、長期間の旅行であっても快適に過ごせます。
バスコンのデメリットは、費用がかかることと運転の難しさです。
バスコンを自分で購入しようとすると1000万円以上かかったり、レンタルする場合も他のキャンピングカーよりも高くなります。
また、車両の大きさによっては普通免許では運転ができない場合もあります。
キャンピングカーを運転するための免許については、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
キャンピングカーを使った旅行には、このようなメリットとデメリットがあります。
車種によっても特徴が違うため、まずは旅行の目的に合わせて、一度乗ってみることをおすすめします。
実際に乗ってみると、きっと今までの旅行とは違った時間を過ごせると思います。
そして、キャンピングカー生活に慣れてきたら、遠出をしたり、長期間の旅行を計画してみるのもおすすめです。