キャンピングカーのテレビは、あらかじめ搭載されていたりオプションで設置するなど、車種によってさまざまです。
「子供がいるからテレビは必須」「アウトドアに出かけるのにテレビは必要ない」など、テレビに対する考えは人によって異なり、設置するか迷う方も多くいます。
そこで本記事では、テレビ搭載のキャンピングカーの魅力やテレビを見る方法、知っておくべき注意点をご紹介します。
この記事でわかること
- テレビ搭載のキャンピングカーの魅力は?
- キャンピングカーでテレビを見る方法
- キャンピングカーのテレビの注意点
キャンピングカーのテレビについて知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
テレビ搭載のキャンピングカーの魅力は?
旅行中は普段と違うことをしたいからテレビは必要ないと感じている方は少なくありませんが、テレビを設置する魅力もたくさんあります。
たとえば、子供と一緒に長時間の移動をする場合、車内からの景色を見ているだけでは退屈します。
渋滞に巻き込まれるとさらに時間がかかってしまうため、子供も大人もストレスを感じてしまうでしょう。
テレビがあれば、長時間の移動中も退屈せずにすむので旅の快適度アップにも役立ちます。
また、目的地についてアウトドアを楽しもうと思っていても、雨が降ってしまうと外に出られません。テレビがあれば、急な雨でも車内でゆっくりと楽しめるのが魅力です。
キャンピングカーでテレビを見る3つの方法
キャンピングカーでテレビを見る方法は、大きく3つあります。
キャンピングカーでテレビを見る方法
- 家庭用テレビを設置する
- カーナビをつないで出力する
- 動画配信サービスを利用する
それぞれについて詳しく見てみましょう。
家庭用の液晶テレビを設置する
家庭用の液晶テレビでも、車載用のアンテナなどをつなげば車内でテレビが使えるようになります。
豊富なサイズから選べるので車内の置き場所に合うテレビを選びやすく、予算や性能など好みのものが設置可能です。
家庭用の液晶テレビはAC100Vの電源が必要なので、サブバッテリーと電圧を変換できるインバーターから電源を供給する必要があります。
また、アンテナを別途用意しなければいけないので、車載用のものを合わせて準備しましょう。
アンテナは、車内に置くだけのコンパクトなタイプやキャンピングカーの屋根部分に取り付ける大きなタイプなど、大きさも値段もさまざまなタイプが販売されています。
それぞれで性能も違ってくるので、テレビを使うシーンを想像しながら選んでください。
カーナビをつないで出力する
テレビが見られるカーナビとディスプレイをつないで出力すれば、居住空間でもテレビが使えるようになります。
テレビを後付けするときに一番手軽で、スペースが限られたキャンピングカーでも設置しやすい方法です。
最近ではフルセグ(地デジ)対応でブルーレイのDVDが見られるカーナビもあるので、簡単にテレビを使えます。
カーナビは走行中のメインバッテリーから電源を供給しているため、停車中にテレビを見る場合はサブバッテリーからも電源を供給できるように、切り替えスイッチを取り付けないといけません。
専門店などで市販されているので、ディスプレイと合わせて用意すると良いでしょう。
カーナビは、あらかじめフィルムアンテナが設置されているため自分でアンテナを設置する手間は省けますが、山間部などでは電波が受信しづらく、テレビの映像が乱れることもあります。
ネット配信サービスを利用する
テレビ放送ではありませんが、AmazonプライムやU-NEXTなどのネット配信サービスを利用するのも一つの手です。
テレビと違ってアンテナから電波を受信する必要がなく、モバイルWi-Fiルーターなどでネット環境を整え、ネットに繋げられるテレビを用意すれば視聴できます。
また、テレビに限らずスマホやノートパソコンでも視聴できるので、とても手軽な方法でしょう。
別途登録と会費が必要ですが、山間部などの電波が入りづらい場所でも気にせず楽しめるため、頻繁にテレビを使う方にはおすすめです。
※おすすめの無料体験
ネット配信サービスに興味があるなら、まずは無料体験を受けてみることをおすすめします。なんでもそうですが、利便性などは実際に体感しないとわからないですよね。百聞は一見に如かずです。
キャンピングカーでテレビを見る際の注意点3つ
キャンピングカーでテレビが見られるのは便利なことですが、設置する前に知っておくべき注意点もあります。
キャンピングカーでテレビを見るための注意点
- どこでも快適に見られるとは限らない
- チャンネル登録作業が必要
- 固定と防振対策が必要
どこでも快適に見られるとは限らない
テレビはアンテナから電波を受信して見るため、電波が入らなければ視聴できません。
山間部などの市街地から離れた場所では電波を受信しづらい場合があるので、旅先でテレビを見られない可能性があります。
アンテナの性能によって映り具合は変わりますが、どこでも快適に見られるとは限らないと知っておきましょう。
チャンネル登録作業が必要
家庭用テレビはカーナビのようにGPSと連動していないので、地方に行ってテレビを見る場合はチャンネル登録作業が必要になることがあります。
簡単にできる作業ですが、頻繁に移動する方は少し手間に感じるかもしれません。
固定と防振対策が必要
家庭用の液晶テレビは車載用に作られていないため、しっかりと固定し振動などで故障しないように対策しなければいけません。
テレビアームを使用すれば壁にテレビを固定でき、角度を変えられるのでおすすめです。
簡易的な固定では走行中の振動で倒れたり、傷んでしまう可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
本記事では、テレビ搭載のキャンピングカーの魅力やテレビを見る方法、知っておくべき注意点をご紹介しました。
設置するかどうか意見が分かれるテレビですが、移動中や雨の日などに使用することで旅の快適度をアップすることができます。
液晶テレビや車載用アンテナ、ネット配信サービスなどさまざまなものがあるので、自分に合った設備を設置してください。