
そのようなご質問にお答えします。
この記事でわかること
- キャンプ場選びで失敗しないための2つのポイント
- キャンプ場の選び方5つの基準
- キャンプサイトの選び方3つの基準
キャンプ場は、テレビで取り上げられるような人気のキャンプ場から静かな穴場のキャンプ場まで、さまざまな種類があります。
いざキャンプ場を利用したいと思っても「どこを選べばいいのだろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、初心者の方でも失敗しないキャンプ場の選び方のポイントや選ぶ際の基準を詳しくご紹介します。


1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中

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キャンプ場選びで失敗しないための2つのポイント

1.初心者の方はオートキャンプ場の区画サイトがおすすめ
通常「キャンプ場」と言えば、キャンプサイトと駐車場が分かれている施設を指します。
別名「野営サイト」とも呼ばれており、より自然に近い状態の中でキャンプを楽しめるのが特徴です。
ただ、荷物を宿泊する場所まで運ばなければいけないため、少し手間がかかってしまいます。
その点、「オートキャンプ場」はキャンプサイト内に直接車を乗り入れられるため、荷物の出し入れが楽々です。
ある程度設備も整えられており、初心者の方には利用しやすいと言えます。
また、オートキャンプ場の中でも利用できるスペースが明確に決まっている「区画サイト」を利用するのがおすすめです。
2.キャンプ場内の清潔感も重要
キャンプ場内が清潔に保たれているのかも重要なポイントです。
サイト上の写真や文章からはなかなか清潔感まで想像しづらいですが、利用した人の口コミなども参考に調べてみてください。
また、キャンプ場内に常駐している管理人がいるのかも確認するのがおすすめです。
キャンプ場の炊事場やトイレなどは汚れていたり臭いがきつかったりすると、使うたびにストレスを感じてしまいます。
キャンプ場滞在中に不快な思いをしないためにも、選ぶ際のポイントとして覚えておいてください。
キャンプ場の選び方6つの基準

ここからは、実際にキャンプ場の選び方の基準を6つご紹介します。
キャンプ場の選び方6つの基準
- 自宅からの距離
- キャンプ場内の設備
- 周辺のレジャー
- 誰と一緒に行くのか
- レンタル用品の種類
- 何に泊まるか
1.自宅からの距離
キャンプ場を選ぶ際、自宅からキャンプ場までどれくらいかかるのか、距離を基準の1つにしてみてください。
たとえば、「長時間の移動はしんどいから近場へ」「非現実を味わいたいから少し遠くへ」など、人によってさまざまな考えがあると思います。
ただ、初心者の方におすすめしたいのは、自宅から距離の近いキャンプ場です。
慣れていないうちは、準備や片付けに時間がかかる可能性もあるため、移動にかかる時間を短縮した方が良いと言えます。
2.キャンプ場内の設備
キャンプ場ごとに設備はさまざまなので、選ぶ際の参考にするのも1つの手です。
たとえば、場内に子供が遊べるアスレチックがあったり、グラウンドやテニスコートといったスポーツ設備があることも珍しくありません。
また、中には温泉を併設しているキャンプ場もあります。
キャンプ場から外出して周辺を巡るのもおすすめですが、場内で楽しめる内容も基準にすると良いでしょう。
3.周辺のレジャー
キャンプ場の周辺で楽しめるレジャーに注目するのも選び方の基準です。
たとえば、夏であれば海水浴や川遊び、冬であればスキーやスノボーなど、キャンプ場の周りで楽しめるレジャーがないか調べてみてください。
キャンプ場は自然豊かな場所にあることが多いため、普段はできないことを体験するのがおすすめです。
4.誰と一緒に行くのか
家族で行くのか、友人同士で行くのかなど、誰とキャンプ場を利用するのかも選ぶ際の基準になります。
たとえば家族で利用する場合、女性や子供も安心して楽しめる設備が整ったキャンプ場が良いです。
反対に友人同士で利用する場合、ワイワイと自由に楽しめるフリーサイトのあるキャンプ場が向いています。
女性や子供連れで利用する場合は、冒頭でもご紹介した「清潔感」がとくに重要視されるため、一緒に行く人でキャンプ場を選ぶのも大切です。
5.レンタル用品の種類
はじめてキャンプをする方の場合、キャンプ用品を持っていないことがほとんどだと思います。
一式を揃えて自分のキャンプ用品で楽しむのも良いですが、キャンプ場でレンタルするのもおすすめです。
最近は、手ぶらでも楽しめるように、テントから細かいグッズまでまとめてレンタルできるキャンプ場も増えているため、気になる方は調べてみてください。
6.何に泊まるか
「キャンプ=テント」と感じる方は多いかもしれませんが、ロッジやコテージなどの宿泊施設を利用するのもおすすめです。
とくに初心者の方の場合、テントを設営するだけでも時間がかかってしまうため、準備が終わる頃には「疲れてしまった…」となることもあるでしょう。
ロッジやコテージであれば準備にかかる時間が少なくて済み、レジャーに思う存分時間を割けます。
キャンプ場内にテント以外の宿泊施設があるのかも、選び方基準の1つです。
キャンプサイトの選び方5つの基準

続いて、キャンプ場内のサイトの選び方についても基準をご紹介します。
キャンプ場のサイトの選び方
- サイトの形式
- 広さとレイアウト
- 地面の状態
- 日当たり
- トイレや炊事場との距離
それぞれの基準を、詳しく見ていきましょう。
1.サイトの形式
フリーサイトは自由度が高い反面、混んでいる日ほど良い場所が先に埋まります。
さらに、近くに他のテントが増えると、夜の話し声や足音が気になって眠りが浅くなることもあるでしょう。
一方で区画サイトは、区切りがあることで場所が最初から決まっています。
設営の迷いが減り、車を横付けできる区画なら荷物運びも短距離で済みます。
初めてのキャンプでは、テント設営だけでも頭を使うので、場所取りの要素が少ない区画サイトは失敗が少なくなるでしょう。
グランピング系のサイトは、設営をしない代わりに快適さが用意されています。
キャンプの達成感よりも、自然の中で過ごす時間を優先したい場合に向いています。
キャンプサイト選びというより宿泊選びに近いので、食事や寝具の内容、夜の過ごし方まで含めて検討しましょう。
2.広さとレイアウト
サイトの広さは、テントを置いた後にどれだけ生活スペースが残るかが重要です。
たとえば、テントは張れたけれどタープが張れないと、日差しや雨から逃げられず、椅子に座って過ごす時間が落ち着きません。
焚き火をしたいのにスペースがないと、火の粉がテントに近くて怖い、という状況にもなります。逆に、広ければ何でも良いわけでもなく、広い区画でも平らな場所が一部しかないと、結局その平らな場所に無理に詰めて張ることになります。
目安としては、テントを置いたあとに、調理や休憩の場所を自然に作れる余裕があるかどうかを想像すると判断できます。
初心者ほど、設営のやり直しが少なく済むように、車の横付けができる区画や、区画サイズに余裕のあるサイトを選ぶと、当日バタつかずに済むでしょう。
3.地面の状態
サイト選びで見落とされがちなのが地面は、体感の差が一番出るポイントです。
なぜなら、寝るときに体が直接影響を受けるうえ、雨の日は撤収の難易度が跳ね上がるからです。
芝は見た目が良く、足元が柔らかいので居心地が良い一方、雨が続くと水を含みやすい場所もあります。
土はペグが刺さりやすく設営しやすい反面、ぬかるみやすい場所では靴もギアも一気に汚れます。
砂利は水はけが良いことが多いですが、寝具の工夫がないと背中が痛くなることがあるでしょう。
さらに重要なのが傾斜です。ほんの少し斜めなだけでも、寝るときに体がずり落ちる感覚が出て、眠りが浅くなるため、サイト写真や口コミで、平らかどうか、雨のあとにどうなるかまで想像できると、体験の質が上がります。
4.日当たり
夏は日陰があるサイトのほうが楽に過ごせます。
朝から日差しを浴びると、テント内が早い時間に暑くなり、寝起きの段階で消耗します。
逆に冬は日当たりがあるほうが暖かく、結露が乾きやすいので撤収がラクになります。
風についても同じで、海沿いや高原は風が強い日があり、遮るものの少ない場所だとタープがあおられて落ち着きません。
5.トイレや炊事場との距離
遠すぎると夜間に面倒になり、近すぎると人通りや音で落ち着かないことがあります。
静かに過ごしたいなら、通路や炊事場のすぐ横は避けて、少し奥まった場所を選ぶほうが向いています。
便利さと静かさの間で、自分がどちらを優先したいかを決めると選びやすくなりますよ。
まとめ|キャンプ場選びで失敗しないためにもそれぞれの特徴を知ろう!

本記事では、初心者の方でも失敗しないキャンプ場の選び方のポイントや選ぶ際の基準をご紹介しました。
全国には多数のキャンプ場があるため、初心者の方はどこを選べばいいのか迷うと思います。
「テレビで紹介されていたから良い」「穴場だから良い」といった単純なものではないため、キャンプ場それぞれの特徴を知ることが大切です。
自分はどの基準を重視したいのか考えて、キャンプ場を選んでみてください。

