グランピングは、豪華なキャンプを誰でも気軽に楽しめる人気の施設です。
初心者の方は「何して楽しめばいいの?」と疑問に思うかもしれませんが、楽しみ方を知っておけば今までにない体験ができます。
そこで本記事では、グランピングでおすすめの楽しみ方やアクティビティ、必要な持ち物、楽しむためのポイントを詳しくご紹介します。
この記事でわかること
- グランピングで何する?おすすめの楽しみ方とアクティビティ
- グランピングの持ち物チェックリスト
- グランピングを楽しむために知っておくべきポイント
グランピングをしてみたいけれど、初めてで何をするのか分からないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事を参考に、自分はどんなことをしたいのか考えてみてくださいね。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
グランピングで何する?おすすめの楽しみ方5選
グランピングでおすすめの楽しみ方を5つご紹介します。
楽しみ方を知っておけばグランピングの充実度が上がるので参考にしてみてください。
地元グルメを堪能する
地元食材を使ったBBQや本格的なコース料理など、グランピングでは施設ごとにさまざまな食事が用意されています。
通常のキャンプのように、自分たちで食材を用意して調理するのももちろん良いですが、グランピングでしか味わえないグルメを目的にするのも楽しみ方の1つです。
素泊まりから食事付きまでプランは施設ごとに異なるので、どんな食事が含まれているのかも注目してみてください。
また、自分たちで食材を持ち込みたい場合は、施設に確認をしておきましょう。
アクティビティで非日常体験
グランピング施設では、大自然の中でアクティビティを楽しめる場合もあります。
たとえば、海沿いの施設に宿泊してマリンスポーツをしたり、冬場雪の降る地域ではウィンタースポーツもできます。
また、ゆっくり温泉に入ったり、野菜の収穫・調理をするなど、施設ごとに多種多様なアクティビティを楽しめるのが特徴です。
施設にはアクティビティに詳しいスタッフが常駐していることも多いので、普段はできないことに挑戦するのもおすすめです。
次項では人気のアクティビティもご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
大自然を満喫しながらゆったり過ごす
あえてプランを決めずに、思いきり大自然を満喫するのも楽しみ方の1つです。
景色を眺めたり、グランピングテントの周辺を散歩するなど、都会の喧騒を忘れてリラックスした気分を味わえます。
また、自然を感じながらの読書やハンモックでの昼寝などもおすすめです。
日々忙しく過ごしているからこそ、グランピングではゆったりとした時間の流れを感じられるでしょう。
夜はテントから星空観測
アクティビティや食事を楽しんだ後は、星空観測をするのもおすすめです。
グランピングテントは一部分が透明になっていることも多いので、テント内から星を眺められます。
また、ベッドに寝転んで星を見ながら眠るのも、グランピングだからこそできることです。
空気が澄んだ場所では星もくっきりと見えるので、都会では見られない満天の星空を体感してみてください。
冬は焚き火で暖まる
グランピングテントには、基本的に冷暖房が完備されているため、どの季節でも快適に過ごせます。
ただ、秋から冬にかけてグランピングをするのであれば、外で焚き火を囲んで団らんするのもおすすめです。
ゆらゆら揺れる炎にはリラックス効果もあるので、家族や友人との会話も弾みます。
各テントごとに焚き火台が用意されていたり、施設全体でキャンプファイヤーが行われる場合もあるので、事前に調べてみてください。
グランピングで人気の5大アクティビティ
豪華なテントで過ごしたり、グルメを堪能するなど、グランピングだけでも十分に楽しめます。
しかし、「遊び要素ももっと取り入れたい」という方にはアクティビティへの参加がおすすめです。
ここでは、グランピングで人気のアクティビティを5つご紹介します。
1.マリンスポーツ
夏場に海辺でグランピングをする場合、サーフィンやスキューバダイビング、ボディーボードといったマリンスポーツがおすすめです。
施設によってはプランに含まれていたり、用具の貸し出しを行っている場合もあるので、本格的なマリンスポーツを手ぶらで楽しめます。
また、インストラクターがいる場合もあるので、マリンスポーツ未経験でも安心です。
場内に川が流れている施設であれば、大人だけでなくお子様も気軽に遊べるので、グランピングとセットで楽しんでみてください。
2.ウィンタースポーツ
冬場に雪の多い地域でグランピングをする場合、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツがおすすめです。
マリンスポーツと同じく、プランに含まれていたり用具をレンタルできる場合もあります。
一般的に、冬場は営業していないキャンプ場も多いですが、暖房設備の整ったグランピングであれば季節を問わず利用できます。
ウィンタースポーツを楽しんだ後は、暖かいテント内でゆったり過ごせるのが魅力です。
3.温泉・サウナ
グランピング施設によっては場内に温泉があったり、サウナが併設されていることもあります。
大自然を眺めながらの温泉やサウナは身も心も整えてくれるので、ゆっくりと疲れを癒したい方におすすめです。
露天風呂やプライベートサウナが付いているグランピングであれば、人目を気にせず好きなだけ楽しめるので、家族やカップルでの利用にも向いています。
4.ものづくり・収穫体験
ものづくりや収穫体験をプランに含めているグランピングもあります。
たとえば、自分たちで収穫した野菜をバーベキューで食べたり、ピザやパンを作って食べるなど、施設ごとにさまざまな体験プランが用意されています。
また、陶芸やクラフト体験など室内でできるアクティビティもあるので、天候が悪くても問題ありません。
普段の生活ではなかなか体験できないことなので、子供から大人まで人気の高いアクティビティです。
5.釣り
海や川の近くでグランピングをする場合は、釣りを楽しむのもおすすめです。
グランピングであれば釣った魚をすぐに調理できるので、新鮮な状態を味わえます。
また、釣具をレンタルすれば準備・片付けにも手間がかかりません。
釣りをしたことがなくても、気軽に楽しめるのが魅力です。
【初心者向け】グランピングの持ち物チェックリスト
グランピングは、手ぶらでも快適に過ごせるようにさまざまな設備が揃っています。
しかし、用意しておいた方が良いものもあるので、以下のチェックリストを参考にしてみてください。
必要な持ち物
- 着替え・タオル
- ビニール袋
- ランタン・懐中電灯
- 充電器
- 雨具
- 救急用品
あると便利な持ち物
- 洗面・バスグッズ
- メイク・スキンケア用品
- カメラ・三脚
- 虫よけグッズ
- 花火
- 水着
- 防寒具
人それぞれ必要な物は異なるので、何があるとより快適に過ごせるのか考えて用意しましょう。
グランピングをするなら最低限必要になる持ち物
快適にグランピングを楽しむためにも、まずは6つのアイテムを用意しましょう。
着替え・タオル
着替えやタオル類は、旅行の日数分用意してください。
大自然の中でのグランピングは、汗をかいたり汚れがついてしまうこともあります。
また、バーベキューなどの臭いがつくこともあるので、さっと着替えられるように準備しておきましょう。
就寝時、自宅と同じようにリラックスしたい場合は、パジャマなどもあると良いです。
ビニール袋
ビニール袋は汚れた衣服を入れておいたり、ゴミの分別にも使えるので、多めに用意しておくのがおすすめです。
グランピングテント内に用意されていたり受付でもらえる場合もありますが、枚数は限られるので自宅からも持っていくようにしましょう。
ランタン・懐中電灯
グランピングテント内にも照明は用意されていますが、夜間外へ出る場合はランタンや懐中電灯が必要です。
とくに、共用トイレを使用する際に必要なので、安全のためにも用意しておきましょう。
充電器
通常のキャンプとは違い、グランピングテント内にはコンセントがあります。
スマートフォンやカメラの充電器を用意しておけば、バッテリー残量を気にせず使えるので忘れず持って行ってください。
雨具
突然天候が崩れても良いように、雨雲も用意しておきましょう。
傘も良いですが、両手があけられるレインコートがあると便利です。
救急用品
ケガをしたり、環境の変化で体調を崩してしまう可能性もあるので、救急用品は必ず用意してください。
絆創膏や冷却シート、常備薬など、普段自宅でも使用している物を持って行きましょう。
また、持ち物ではありますが、グランピング施設周辺の病院を調べておけば、万一の時も安心です。
グランピングにあると便利な持ち物
続いて、グランピングにあると便利な持ち物を8つご紹介します。
季節や人によって必要度合いは異なるので、自分に必要なものを準備してください。
洗面・バスグッズ
歯ブラシや歯磨き粉、洗顔、シャンプー・トリートメントなど、洗面用品やバスグッズもあると便利です。
グランピング施設によってはアメニティグッズを用意していることもありますが、全ての施設に置いてあるわけではありません。
また、シャンプー・トリートメントは使い心地が合わない場合もあるので、普段使っている物を用意しておくと安心です。
メイク・スキンケア用品
メイク・スキンケア用品も人によっては必要でしょう。
とくに、夏場の強い日差しの中でグランピングをしていると日焼けするので、日焼け止めやクールダウンのためのスキンケア用品があると便利です。
カメラ・三脚
スマートフォンで写真や動画を撮る方は多いと思います。
ただ、カメラや三脚を所有している場合は、用意しておくのがおすすめです。
より画質の綺麗な写真・動画が撮れるのはもちろん、三脚で集合写真なども撮影できます。
虫よけグッズ
夏場のグランピングには、虫よけグッズもあると便利です。
グランピングは屋外での活動なので、どうしても虫は発生してしまいます。
虫を気にしながらだと思いきり楽しめないので、虫よけスプレーや蚊取り線香など使いやすいタイプを用意しましょう。
キャンドルタイプの虫よけも販売されているので、おしゃれな雰囲気にしたい方はチェックしてみてください。
花火
グランピングの夜に花火を楽しむのもおすすめです。
打ち上げ花火は他の利用者の迷惑になるので、小型の手持ち花火などを用意すると良いでしょう。
ただ、施設ごとにルールは異なるので、事前に花火をしてもいいか確認しなければいけません。
水着
アクティビティでもご紹介したように、グランピング施設内の川で水遊びができることもあります。
また、サウナやマリンスポーツで水着が必要になる場合もあるので、プランに合わせて用意してください。
防寒具
グランピングテント内は暖かく過ごせますが、外でバーベキューをしたり焚き火をする際は防寒具があると安心です。
さっと羽織れる上着やブランケットなどを用意すると良いでしょう。
グランピングを楽しむために知っておくべき4つのポイント
グランピングの楽しみ方やアクティビティと合わせて、大切なポイントが4つあります。
グランピングを思い切り楽しむためにも、知っておいてください。
キャンプよりも費用がかかる
一般的なキャンプ場が1区画5,000~1万円程度に対し、グランピングは1人あたり2~3万円が相場とかなり高額です。
安く楽しみたい方や大人数での利用を考えている場合、グランピングは向かないかもしれません。
豪華なキャンプを手ぶらで楽しめる分、費用はかかると覚えておきましょう。
施設ごとにプラン内容・設備は異なる
グランピングのプラン内容や設備は施設ごとに大きく異なります。
たとえば、食事なしの素泊まりプランやアクティビティがセットになっているプラン、プライベートサウナが付いている施設などさまざまです。
グランピングの楽しみ方でもご紹介しましたが、自分が何をしたいか考えて合うプランを選んでください。
食材を持ち込む場合は事前に確認が必要
食材の持ち込みに関しては禁止している施設もあるので、事前に確認が必要です。
プランの食事だけでは足りないと感じる場合や、晩酌のおつまみ用に食材を持っていきたいといった場合は、念のため施設に確認しておいてください。
あくまでアウトドアであることを忘れない
豪華な食事や快適に過ごせる設備など、グランピングはホテルに宿泊しているような感覚を味わえます。
しかし、あくまでキャンプであることを忘れてはいけません。
自然の中で過ごす分、多少の不便や虫が出てくることもあるので、楽しみ方や持ち物などを工夫して過ごしてください。
まとめ
今回は、グランピング初心者の方に向けた楽しみ方について解説をしてきました。
グルメを堪能したり、アクティビティで体を動かしたりと、グランピングの楽しみ方はさまざまです。
初めての場合は「グランピングで何するの?」と疑問に感じるかもしれませんが、自分の好みからプランを組んでみてください。
楽しみ方や必要な持ち物を知っておけば、グランピングの充実度もぐんと上がります。
この記事を参考にご自身に合った楽しみ方をぜひ、見つけてみてください。