グランピングは比較的室内で楽しむことが多く、気軽に始めることができる人気のアウトドアです。
しかし、急に気が変わってしまった雨の日は、何をしていいのか分からなくなってしまいますよね。また、お子さんが飽きてしまわないか、準備に手間がかかるのではないかと不安に思ってしまいます。
そこで本記事では、雨の日のグランピングで使ってほしいアイテムを紹介していきます。雨の日でもテンションが上がること間違いなしです。
そう、雨の日は決してグランピングに不向きではないということです。
この記事でわかること
- グランピングを雨の日でも楽しめるポイント
- 雨の日でも楽しめるグランピングアイテム
- 雨でも楽しめるグランピング場
この記事を読めば、雨の日でもグランピングを楽しめるようになりますよ。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
グランピング施設は室内だから雨の日でも十分に楽しめる!
グランピング施設は屋根があるため、雨の日でも十分に楽しめます。
一方、キャンプでは、テントや食事の用意など自分の居住空間を作ることから始めます。その点、グランピングは居住空間を作る工程がないので、雨の日でも気になりません。
グランピングは、その居住空間を作るための荷物が少ないことで、子供さんと一緒や女性グループだけでも利用しやすいのが特徴です。かさばるものが少なく、力を必要とする作業も少ないため、雨の日も利用しやすいと言えるでしょう。
また、居住空間の設営に時間を取られないため、遊びに使える時間が増え、アクティビティを始めるのも簡単です。
グランピングを雨の日でも楽しめる3つのポイント
グランピング施設は屋内でも楽しむポイントがたくさんあります。
衣食住すべてが非現実的で、雨の日でも十分に楽しめるところがいっぱいです。
そんな雨の日のグランピングを楽しむポイントは以下の3つです。
雨の日にグランピングを楽しむポイント
- 雨の日のグランピングでも十分に楽しめるレシピ
- 非日常感を味わうのにおすすめ
- 雨天決行のアクティビティが多い
順番にご紹介していきます。
雨の日のグランピングでも十分に楽しめるレシピ
グランピング施設では、雨の日でもガスコンロなどを使った自炊が可能です。
おすすめの自炊は以下の3つ。
ご飯を炊く
ガスコンロを使ってご飯を炊くのは、薪で火をおこして炊くより簡単で火の通りが均一になります。天候の影響も受けないので、雨の日でも美味しく炊くことができます。
お肉を焼いたりデザートを作る
ステーキや焼肉は定番ですが、ホットサンドメーカーで肉まんを挟んで作るおやきや、食パンでチョコとバナナを挟んだスイーツなども味わえます。
コーヒーミルで豆を挽いてドリップコーヒーを淹れる
ゆっくりとした時間を感じるようにコーヒーミルを使って本格的なコーヒーを味わうのもいいですね。
非日常感を味わうのにおすすめ
忙しい日常から離れ、グランピングで過ごす雨の日は、自然の音に耳を傾けたり景色の変化を楽しむのもおすすめです。
ハンモックに揺られながらの読書や、友人や家族とのゆっくりとした時間も、普段とは違う雨の日ならではの楽しみ方ですね。
屋外には屋根付きのウッドデッキがある施設もあり、部屋は冷暖房が完備されています。
また、おしゃれな家具を備えている施設もあります。そんな施設では、屋内で楽しめるグッズを持っていくのもおすすめです。
雨天決行のアクティビティが多い
グランピングは、雨天でも遊べるアクティビティが多くあります。
おしゃれなレインコートやレインブーツを選ぶことで、雨天でもアクティビティを楽しむのもいいでしょう。
キャンプのように自分たちでテントを設営したり、ギアを用意したりする面倒な作業も雨の中ではありません。
バーベキューなども天気に左右されず、屋外での食事やリラックスエリアには屋根やタープが事前に張ってある施設が多いため、雨の日でも楽しむことができます。
なお、雨が降ると気温が低下する可能性もあるため、季節に合わせた上着を普段の荷物にプラスすることをおすすめします。
雨の日でも楽しめるグランピングアイテム5つを紹介
ここでは、雨の日のグランピングを楽しめるアイテムを5つ紹介していきます。
屋外屋内どちらでも活躍するアイテムが盛りだくさんです。施設内で貸出しされるものもあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめグランピンググッズ
- 雨の日が楽しくなる「レインコート」
- ぬかるみなどにも安心!「レインブーツ」
- 室内で遊べるトランプなどの「遊び道具」
- 快適に過ごすための「防寒着」
- 料理を楽しむため「調理器具」
1.雨の日が楽しくなる「レインコート」
KiUのレインコートはポンチョ型で男女兼用のかわいいデザインが特長です。
大きめのサイズなので、バッグに1枚入れておくだけでも、急な雨に対応できて便利ですね。
雨の日のグランピングに必要なアイテムで一番と言って良いのがレインコートです。できれば自分のお気に入りのブランドやカラーなどを準備しておくと、雨を楽しく過ごせます。
また、バーベキュー用の道具や食材を運ぶために外と屋内の出入りが多い時にも便利です。レインコートがあれば、雨に濡れる心配なく、安心して物を運べます。
お子さんとお揃いのレインコートを着ることで、雨の日のグランピングも一層楽しい思い出になるでしょう。
2.ぬかるみなどにも安心!「レインブーツ」
グランピングでは屋内の時間も多いですが、やはり外に出る際はぬかるみや芝があるので、スニーカーでは靴の中に水が入る可能性が高くなるでしょう。
その点、レインブーツは雨の日の足場が悪い中でも足元を気にせず歩けるのでおすすめです。とくに設営時などの力仕事が必要な場合も、滑りにくいレインブーツが強い味方になってくれます。
機能性だけではなく、現在はアウトドア向けのかわいいレインブーツの種類も豊富です。足元の安全を守りながらおしゃれを楽しむこともできるので一石二鳥なアイテムですね。
3.室内で遊べるトランプなどの「遊び道具」
屋内で遊べる「遊び道具」も用意しておくといいでしょう。みんなで集まってカードゲームやボードゲームをすると盛り上がります。
おすすめの遊具
- トランプ
- UNO
- 人狼
- オセロ
- 黒ひげ危機一発
荷物としても大きなものではないので持ち運びも便利。簡易的に遊ぶにはちょうどいいですね。子どもでも遊べ、老若男女問わず盛り上がることができるため、持っていて損はないアイテムです。
なお、カードゲームなどは貸出しを行っているグランピング施設もあるので、前もって調べておくといいでしょう。
4.快適に過ごすための「防寒着」
グランピング場には、冷暖房完備の室内施設も多いため、意外と準備をし忘れがちなのが「防寒着」です。
とくにグランピング場は標高が高い場所にあることが多く、雨の日には一気に気温が下がるので、夏場でも寒さ対策は必要です。
夏頃ならパーカー、秋頃なら薄手のダウンジャケットなどがあれば寒暖の差にも対応することができるので安心です。
たとえば、ユニクロのウルトラライトダウンはコンパクトに持ち運びができ、家族分を用意してもかさばらないため、防寒対策におすすめです。
5.料理を楽しむため「調理器具」
雨の日のグランピングでも楽しみたいのがアウトドア料理。そのために大切なアイテムが「調理器具」ですね。
とくにガスコンロがあると調理の幅が広がるのでおすすめです。ガスコンロを用いたレシピは多いので、1つ持っておくといいでしょう。
グランピング施設には、屋内にかまどがあってピザ作りなども楽しめる場所もあります。下調べをしておくと調理の幅も増えます。
また、手動式のコーヒーミルなどを持参すると、自然を楽しみつつ大人な休日が過ごせます。
雨でも楽しめるグランピング場3選
グランピング場の中でも、施設内の遊べるスポットやサービス内容が豊富な場所も多くあります。
ここではそんな雨でも申し分なく楽しめるグランピング場をご紹介していきます。
マザー牧場|千葉県
マザー牧場のグランピングエリアは、森と芝生の緑豊かなプライベート空間で、ゴルフ場の近くに位置しています。
グランピングの種類は、ドーム型のテントとグリーンコテージの2種類です。
冷暖房が完備されており、まるでホテルの宿泊施設。マグカップやアメニティも揃っているので、持ち物は着替えとパジャマで十分楽しめます。
ウッドデッキは屋根があるので、雨の日でも外で濡れずにバーベキューが楽しめ、これが雨天決行できるポイントです。
また、バーベキューグリルなどの調理機材一式、冬にはガスストーブもあり快適です。
イベントでは、乳しぼり体験やバター作りなど、雨の日でもできるアクティビティがあるので、子どもさんがいても十分楽しめますね。
舞子グランピング|新潟県
舞子グランピングには、ベル型テントとドーム型テントの施設があります。
どちらも冷暖房完備でアメニティも充実しており、簡易的な荷物でグランピングを楽しむことができます。
また、ウッドデッキは屋根付きでグリルも完備しているので、雨の日でもバーベキューだけではなく、本格的な料理を楽しむことも。雨のひとときを、持参した自家焙煎コーヒーで楽しむのも素敵ですね。
舞子グランピングのもう一つの魅力は、併設されている「舞子温泉 飯士の湯」があるので、雨の日でも温泉でゆっくりくつろぐこともできますよ。
GRAX PREMIUM CAMPRESORT 京都るり渓|京都府
GRAXのグランピングは、標高500mの場所にあり、ドーム型テントからデラックスキャビンと言われる2階建てのコテージまで9タイプの施設が豊富に揃っています。
デッキに屋根があるテントばかりなので、雨の日でもバーベキューや外でのリラックスタイムが楽しめます。
料理のオプションも多彩で、冬のプランではお鍋を囲むこともでき、寒い日でも暖かく楽しい時間を過ごせるでしょう。
また、施設内には温泉とサウナテントがあり、雨の日も気にせず楽しむことができます。寒暖の差が激しいので防寒具を忘れないようにしてください。
雨の日のグランピングに関するよくある質問
雨の日のグランピングは一般的には挑戦しづらいとされることもありますが、工夫次第でさらに面白い経験になります。
ここでは、雨の日のグランピングに関するよくある質問にお答えします。
グランピング当日が雨の日でもキャンセル料はかかりますか
運営会社が雨の日でもグランピング可能と判断した場合、キャンセル料金がかかります。
ただし、台風などでお客様が安全に楽しめないと判断された場合はキャンセル料はかかりません。
施設事によって対応が異なりますので、事前に確認をしておくと安心です。
雨の日のグランピングでもバーベキューはできますか
グランピングはウッドデッキに屋根があるところがほとんどです。雨の日でも基本的にバーベキューを楽しむことができます。
まとめ
雨の日のグランピングは、雨の日だからこその魅力がたくさんあります。
自然の中で、雨の音に癒やされながら読書やリラックスしたり、普段では体験しない恋話、カードゲーム、テーブルゲームで盛り上がるのも雨の日のグランピングの楽しみ方です。
レインコートやレインブーツなど、雨具も自分好みのものを選ぶ楽しさがあります。
また、調理に凝ったりすることで、新しいグランピングの楽しみ方が見つかるかもしれません。
雨だからとがっかりしたり、グランピングを諦めてしまうのではなく、雨の日だからこそ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。