車中泊を快適にするためのライト選びは、実は「複数持ち」が正解です!
この記事では、車中泊の達人である私が、それぞれのシーンに合わせたおすすめのLEDライトを11個厳選してご紹介します。
この記事でわかること
- 車中泊で揃えるべき3種類のライト
- 車中泊のライトの選び方5つ
- 【メイン】車中泊向けのLEDライト5選
- 【サブ】車中泊向けのLEDライト3選
- 【携帯用】車中泊向けのLEDライト3選
この記事を読めば、あなたの車中泊スタイルにぴったりのライトが見つかること間違いなしです。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
車中泊のライトは3種類の複数持ちが正解!
車中泊を楽しむ際には、照明の選択が快適さを大きく左右します。
車の大きさや使用目的に応じて必要な機能や明るさが異なるため、適切なLEDライトを選ぶことが重要です。
また、ライトは1本に絞らず、メイン・サブ・携帯用の3つを準備することをおすすめします。
どのようなシチュエーションで使うのかを思い描きながら、必要なスペックを検討しましょう。
車中泊ライト3つの種類
- 車内に吊り下げる「メインライト」
- 局所を照らす「サブライト」
- 持ち運びに便利な「携帯用ライト」
そのほか、車中泊に必要なものについては下記の記事を参考にしてください。
1.車内に吊り下げる「メインライト」
車内全体を明るく照らすメインライトは、車中泊の必需品と言っても過言ではありません。
食事の準備や片付けなど、車内での活動を快適にするためには、十分な明るさが重要です。
メインライトは天井に吊り下げ、全体的に照らす目的で使います。
マグネットやフックが付いていると便利です。調光できると良いでしょう。
明るさは、200~400ルーメン程度あれば、車内全体をしっかり照らしてくれます。
150ルーメン以下だと暗いと感じる場合があるので注意が必要です。
2.局所を照らす「サブライト」
メインライトだけでは明るさが足りない場合や、就寝前のリラックスタイムなどに活躍するのが、サブライトです。
読書灯として使ったり、暖色系の色合いで車内の雰囲気を演出したりすることもできます。
サブライトは、メインライトと併用して局所を照らすために使います。
吊り下げ式やマグネット式なら、ちょっとした作業時にも便利です。
明るさは、メインライトと併用することを考えると、100ルーメンもあれば十分でしょう。
「炎のように揺らめくモード」や「ソーラー充電機能」など、付加価値で選ぶのもおすすめです。
3.持ち運びに便利な「携帯用ライト」
夜間にトイレに行く際や車外で活動する際に役立つのが、携帯用ライトです。
コンパクトで持ち運びやすく、必要なときにサッと取り出して使えるものを選びましょう。
携帯用ライトは、トイレに行くときなど、夜間に持ち運ぶ目的で使います。
懐中電灯型やヘッドライト型など、携帯性に優れたコンパクトなモデルがおすすめです。
明るさは、夜道を歩く、または夜間の作業に使用する場合は、200ルーメン程度あると安心です。
車中泊のトイレに関してさらによく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
車中泊のライトの選び方5つ
車中泊で快適に過ごすためには、適切なライトやランタン選びが重要です。
ライト・ランタン選びの重要な要素を5つ紹介しますので、自分にぴったりのライトを見つける参考にしてください。
車中泊ライトの選び方5つ
- 明るさを調節できるか
- 充電式か電池式か
- 取り付け方や置き方はどうか
- 使いたい機能はあるか
- 光の色はどうか
順番に詳しく解説します。
1.明るさを調節できるか
車中泊では、シーンに応じて明るさを変えられるライトがあると重宝します。
LEDランタンの多くは、明るさを調節できる「調光機能」が搭載されています。
食事や読書、リラックスなど、シーンに合わせて適切な明るさにできるのは大きなメリットです。
また、白色系、暖色系など色味の調節ができるものもあり、より雰囲気に合わせたライティングを楽しむことができます。
オイルランタンのように揺らめく光で癒しを演出するのもおすすめです。
2.充電式か電池式か
車中泊で使用するライトやランタンを選ぶ際には、電源方式も大切なポイントです。
電池式の場合、予備の電池を持ち歩く必要があります。
一方、充電式では充電が必要になり、バッテリーが切れるリスクも考慮しなければなりません。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分の使いやすい方を選びましょう。
3.取り付け方や置き方はどうか
車中泊用のライトやランタンには、吊るすタイプと床置きタイプの2種類があります。
吊るすタイプはフックやマグネットでさまざまな場所に取り付けられて便利に使えます。
しかし、車種によっては使用できない場合もあるため事前に吊り下げられるかを確認しておきましょう。
床置きタイプは足下や手元を照らすことが可能です。車という限られたスペースの中で、どこでも使えるよう小型のものをおすすめします。
また、暖色のランタンはインスタ映えする雰囲気を演出できます。
自分の使い方に合った設置方法を選びましょう。
4.使いたい機能はあるか
車中泊用ランタンには、さまざまな機能が搭載されているものがあります。
折りたたみ式 | コンパクトに収納でき、持ち運びに最適 |
ソーラー充電式 | 太陽光で充電できるため、連泊や災害時にも安心 |
モバイルバッテリー機能 | スマホなどの電子機器の充電可能 |
ヘッドライト | 両手が使えるため、夜間の作業やトイレに行く際に便利 |
LEDライト | 発熱量が少なく長寿命で、省エネ |
ライトは、車中泊だけでなくキャンプなどでも活躍するため、必要な機能をチェックし、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
5.光の色はどうか
LEDランタン選びでは、光の色合いも重要なポイントです。
電球色 | 暖色系の色で、リラックス効果が高く、くつろぎの空間作りに最適 |
温白色 | 落ち着いた雰囲気で、家族が集まるリビングやダイニングなど、さまざまな場面で活用しやすい色 |
昼白色 | 活力を感じさせる自然な色合いの光で、キッチンやダイニング、洗面所などに使われる |
昼光色 | 寒色系の色で、作業効率の向上や集中力を高める効果がある |
携帯用ライト以外は、電球色や温白色がおすすめです。
車内で過ごす時間帯や目的、雰囲気に合わせて、最適な光の色を選びましょう。
【メイン】車中泊向けのLEDライト5選
車中泊の夜を明るく照らしてくれるLEDランタン。
今回は、車中泊におすすめのLEDランタンを5つ厳選しました。
それぞれの商品の特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
【メイン】車中泊向けのLEDライト5選
- ジェントス LEDランタン EX-109D
- DINGAI LED ランタン キャンプランタン
- DOD(ディーオーディー) LED ソーラー ポップアップ ランタン
- コールマン(Coleman) ランタン ハンギングEライト
- EENOUR 防災ランタン LED ソーラーランタン
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.ジェントス LEDランタン EX-109D
最大1000ルーメンの明るさで、車内全体を明るく照らします。
ダイヤル式無段階調光で好みの明るさに調節可能。優しい光でリラックスできます。
防塵・防滴仕様(IP64準拠)で多少の雨や埃も安心。アウトドアにもおすすめです。
サイズ | 直径9.6×高さ15.4cm |
充電方法 | 単1形電池×3本 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 白色/1000~120ルーメン、昼白色/850~90ルーメン、暖色/450~50ルーメン |
機能 | 明るさ3段階切替、防塵・防滴仕様(IP64準拠) |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、アウトドア全般、防災用 |
2.DINGAI LED ランタン キャンプランタン
レトロなデザインで雰囲気のある光が、車内を優しく照らします。
USB充電式で経済的、繰り返し使えて電池交換不要です。モバイルバッテリーとしても使えます。
コンパクトで場所を取らず、車内に置いておいても邪魔になりません。
サイズ | 直径8.4x高さ 8.5cm |
充電方法 | USB充電式 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 昼光色、電球色、昼白色、SOS赤色の4種類 |
機能 | 明るさ無段階調光、IPX5防水性能,マグネット付き |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、テント内照明 |
3.DOD(ディーオーディー) LED ソーラー ポップアップ ランタン
ソーラー充電対応で太陽光充電ができるため、電池切れの心配がありません。
ポップアップ式で広げて置くだけで、すぐに使用できます。
暖色と白色の2色の光を選択可能でシーンに合わせて使い分けられます。
防水性能も高いため、急な雨でも安心です。
サイズ | ランタン時 直径8.5x高さ11cm、折りたたみ時 直径8.5×高さ6cm |
充電方法 | USB充電式、ソーラー充電 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 白色、暖色 |
機能 | 4つの点灯モード、連続点灯80時間、生活防水、長押し式電源 |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、ハイキング |
4.コールマン(Coleman) ランタン ハンギングEライト
信頼のコールマンブランドで品質の高さに安心感があります。
暖色系の落ち着いた光でリラックスできます。
吊り下げにも置き型にも対応可能のため、使う場所を選びません。
サイズ | 直径7×高さ5cm |
充電方法 | USB充電式 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属、マグネット内臓 |
光の色 | 暖色 |
機能 | 明るさ4段階調整可能、携帯充電可能 |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、室内照明 |
5.EENOUR 防災ランタン LED ソーラーランタン
USB&ソーラーの2WAY充電で、電源確保に便利です。
モバイルバッテリーとしても使用可能なため、スマホなどの充電にも役立ちます。
防水性能(IPX4)で急な雨でも安心して使えます。
サイズ | ランタン時 直径8.5x高さ12cm、折りたたみ時 直径8.5×高さ4.5cm |
充電方法 | USB充電式、ソーラー充電 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 昼白色 |
機能 | 3つの点灯モード搭載、携帯充電可能 |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、防災用 |
【サブ】車中泊向けのLEDライト3選
次に、車中泊に適した便利で使いやすいLEDライトを3つご紹介します。
明るさや充電方法、サイズ感を考慮し、キャンプや車内でのサブとしての利用にぴったりな選択肢をお届けします。
【サブ】車中泊向けのLEDライト3選
- FEZOOM キャンプライト
- ソライトデザイン ソーラーパフ ソーラーランタン
- バルミューダ ザ・ランタン ポータブルLEDランタン
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.FEZOOM キャンプライト
重さはわずか220gで、保管や持ち運びに非常に便利です。
モバイルバッテリーとしても使用可能なため、スマホの充電切れも安心です。
サイズ | 直径9.5×高さ16.5cm |
充電方法 | USB充電式 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 昼光色、昼白色、電球色の3色切替 |
機能 | 4つの点灯モード搭載、携帯充電可能、防水IP65 |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、作業用照明 |
2.ソライトデザイン ソーラーパフ ソーラーランタン
コンパクトで収納場所を選ばず、持ち運びにも便利です。
太陽光で充電可能なため、電池切れの心配なく、エコな点も魅力です。
防水・防塵性能(IP68)で、 アウトドアシーンでも安心して使えます。
サイズ | 使用時 長さ11.5×幅11.5×高さ11.5cm、折りたたみ時 長さ21×幅11.5×高さ2cm |
充電方法 | ソーラー充電 |
吊り下げ方法 | ベルト付属 |
光の色 | 暖色 |
機能 | つの点灯モード搭載、折りたたみ可能、防水・防塵性能(IP68) |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、ハイキング |
3.バルミューダ ザ・ランタン ポータブルLEDランタン
シンプルで美しいデザインで車内をおしゃれに演出するランタンです。
キャンドルのような暖色の灯りで、落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。
無段階調光機能搭載で、シーンに合わせて明るさを調整できるのも嬉しいポイントです。
サイズ | 幅 11 × 奥行 10.3 × 高さ 24.8cm |
充電方法 | USB充電式 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 暖色、温白色 |
機能 | 明るさ無段階調整、連続使用時間:3〜50時間、高い防塵・防水性能(IP54) |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、インテリア照明 |
【携帯用】車中泊向けのLEDライト3選
車中泊をする際、持ち運びが簡単で使い勝手の良いライトが必要です。
特に、限られたスペースや軽量化が求められる状況では、携帯用のLEDライトが非常に重宝します。
ポケットに収まるコンパクトなデザインを備えた、携帯用のLEDライトを3つご紹介します。
【携帯用】車中泊向けのLEDライト3選
- Philips(フィリップス)多機能 led ライト
- Ecare ランタン LED キャンプランタン 8つ点灯モード
- ロゴス ヘッドライト ROSY LEDヘッドライト
それぞれの特徴をチェックして、自分にあったライトを選びましょう。
1.Philips(フィリップス)多機能 led ライト
コンパクトな手持ちタイプの懐中電灯です。
最大輝度1200ルーメンの明るい光を放ち、暗闇でも広範囲を明るく照らします。
安全ハンマー設計で、車の窓ガラスなど割ることができます。
サイズ | 奥行き3.8 x 幅2.8 x 高さ16.4cm |
充電方法 | 電池式、バッテリー式 |
吊り下げ方法 | ストラップホール |
光の色 | 昼白色 |
機能: | 5つ光モード切替、無段階調光、IPX5相当の防水仕様、携帯充電可能 |
おすすめのシーン | 車中泊、非常用ライト、作業用照明 |
2.Ecare ランタン LED キャンプランタン 8つ点灯モード
8つの点灯モードで用途に合わせて光の色や点滅パターンを選べます。
コンパクトで持ち運びやすく、車内に常備しておくのに最適です。
SOSモード搭載で緊急時にも役立ちます。
サイズ | 直径2.5×高さ14cm |
充電方法 | USB充電式 |
吊り下げ方法 | ハンガーフック付属 |
光の色 | 電球色、昼白色 |
機能 | 4色ライトカバー搭載、連続点灯時間最大24時間、8つの点灯モード |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、パーティー用照明 |
3.ロゴス ヘッドライト ROSY LEDヘッドライト
ヘッドライト型で両手が自由に使えるため、車外での作業や夜間の移動に便利です。
赤色灯搭載で夜間の視認性を高め、周囲に配慮できます。
生活防水仕様のため、多少の雨でも安心です。
サイズ | 幅6×高さ3.5×奥行4.5cm |
充電方法 | 電池式 |
吊り下げ方法 | 頭に固定 |
光の色 | 白色、赤色 |
機能 | ヘッドライトは角度調整可能、4つの点灯モード搭載、防水性能(IPX4) |
おすすめのシーン | 車中泊、キャンプ、夜間のアウトドアアクティビティ |
まとめ
この記事では、車中泊におすすめのLEDライトを、メイン・サブ・携帯用の3つのカテゴリーに分けてご紹介しました。
車中泊のライト選びで重要なのは、それぞれのシーンに合わせた機能や明るさのライトを選ぶことです。
本記事で紹介した11選のLEDライトから、使いやすさや光量、携帯性など、あなたのニーズに合ったものを選んでください。
今回ご紹介したライトを参考にして、快適で安全な車中泊を楽しみましょう!