「夫婦旅がしたいけれど、どんなキャンピングカーを選べばいい?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・夫婦旅に適したキャンピングカーの特徴
・夫婦旅のシーンに合わせたキャンピングカーの選び方
・夫婦旅でおすすめのキャンピングカー3選
「夫婦でキャンピングカー旅行がしたい…」「定年後は妻とのんびりキャンピングカー旅を…」など、夫婦水入らずでキャンピングカーを楽しみたいという方は年々増えています。
そこで本記事では、素敵な夫婦旅ができるように、適したキャンピングカーの特徴やシーンに合わせた選び方を解説します。
夫婦におすすめのキャンピングカーもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
夫婦旅に適したキャンピングカーの特徴
キャンピングカーと一括りに言ってもタイプはさまざまなので、「どれくらいの広さが欲しいか」「どんな設備が必要か」「価格はいくらか」など、複数の視点から選ぶことが大切です。
とはいえ、夫婦にはどんなキャンピングカーが適しているのか分からない方も多いでしょう。
ここでは、夫婦旅に適したキャンピングカーの特徴を3つご紹介します。
常設の就寝スペースがある
キャンピングカーの就寝スペースは、常設タイプとシートを倒してマットレスなどをはめ込む展開タイプがあります。
展開タイプの場合、日中は閉まってスペースを広々と使用できるメリットがあるものの、疲れてすぐ寝たいときに、展開しないと寝られないデメリットもあります。
キャンピングカーは移動メインで、ホテルや旅館などに宿泊を考えている場合は良いですが、車中泊も楽しみたいなら常設の就寝スペースを検討してみてください。
また、夫婦であっても狭いスペースで身体を寄せ合って眠っているようでは、しっかりと休まらない可能性もあります。
疲れを溜めないためにも、ある程度の広さは確保できるようにしましょう。
くつろげるリビングスペースがある
夫婦で食事をとったり、団らんするなど、くつろげるリビングスペースもあると良いでしょう。
テレビやDVDを設置しておけば、映画鑑賞などもできるのでおすすめです。
普段とは違うキャンピングカー旅だからこそ、夫婦でゆったりと過ごせるスペースを確保してみてください。
就寝スペースと同様、展開しなくてもすぐに使用できる常設のテーブル・イスがおすすめです。
趣味の道具を積み込める収納スペースがある
釣りやサーフィン、スキーなど、夫婦で趣味がある場合は、道具を積み込めるスペースも必要です。
収納スペースが確保されていれば、居住空間を広々と快適に保てます。
事前にどれくらいの荷物があるのか確認するのも、キャンピングカー選びの大切なポイントです。
夫婦旅のシーンに合わせたキャンピングカーの選び方
夫婦ごとに旅の形はさまざまです。
ここでは、シーンに合わせたキャンピングカーの選び方を見てみましょう。
大人数でも使用したいなら「キャブコン」
「たまには子どもや孫も一緒に旅がしたい」「友達夫婦も誘いたい」という夫婦は、キャブコンを選ぶのがおすすめです。
サイズが大きくなるため、運転の慣れや駐車スペースの確保は必要ですが、居住空間はかなり拡がるため、大人数でも問題なく使用できます。
また、キッチンや常設の就寝スペース、トイレやシャワーなど、自宅と変わらないような設備が搭載されているタイプもあるため、長期間旅を続けたい方にもぴったりです。
旅も街乗りも両方楽しみたいなら「バンコン」
バンコンはハイエースなどのバンがベース車両なので、普段の街乗りにも問題なく使用できます。
軽キャンパーに比べると広さもあるため、少し遠出をしたい方、長期間旅をしたい方はバンコンを選ぶと良いでしょう。
また、夫婦+ペットで旅をしたい方にも、おすすめのタイプと言えます。
車内の設備はキャンピングカーごとに大きく異なり、オプションも多数用意されているため、夫婦で必要な設備を検討してみてください。
週末だけのコンパクトな旅なら「軽キャンパー」
週末に近場で旅をする場合、コンパクトな軽キャンパーを選ぶのがおすすめです。
軽キャンパーは乗車定員4名・就寝定員2名のタイプが多いため、夫婦2人であれば十分使用できます。
ただし、キッチンやトイレといった設備は、基本的に搭載していません。
また、収納スペースも限られるため、荷物の多い方は注意が必要です。
キャンピングカーを移動メインで使用する方、ちょっとした旅を楽しみたい方にはぴったりと言えるでしょう。
夫婦旅でおすすめのキャンピングカー3選
夫婦旅におすすめのキャンピングカーを3種類ご紹介します。
ZiL(バンテック):キャブコン
ZiL(ジル)は、トヨタ・カムロードをベース車両に使用したキャブコンです。
広々とした車内には開放的なリビングルームが備えられており、食事や団らんなど夫婦でゆったりとくつろげます。
また、バンクベッドが搭載されているため、シートを展開しなくてもすぐに就寝可能です。
ホテルのようなマルチルームも搭載されており、夫婦から大人数の使用まで快適な旅を叶えてくれます。
・乗車定員:4名(就寝定員:2名)
・サイズ:全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1.910mm
・価格:1,059万円~
弊社ではジルのレンタルも行っておりますので、ぜひ一度体験してみてください。
RICORSO(ANNEX):バンコン
出典:https://annex-rv.co.jp/models/ricorso/
RICORSO(リコルソ)は、トヨタ・ハイエースをベース車両に使用したバンコンです。
こだわりぬかれた車内は、大人2人が快適に使用できるようなレイアウトになっています。
日中は対面のソファー、夜はクイーンサイズ並のフルフラットベッドに変えられるため、車内で過ごす時間が長くても快適です。
・乗車定員:8名(就寝定員:3名)
・サイズ:全長4,840mm・全幅1,880mm・全高2,105mm
・価格:531万円~
Lunetta(バンテック):軽キャンパー
出典:https://www.vantech.jp/lineup/lunetta/index.html
Lunetta(ルネッタ)は、スズキ・エブリイワゴンをベース車両に使用した軽キャンパーです。
室内はフルフラットのマットを使用しているので、軽キャンパーと思えないような広さが確保されています。
また、コンパクトなシンクやオプションでテレビなども用意されており、シンプルながら快適な大人の空間に仕上がっているのが魅力です。
・乗車定員:6~7名(就寝定員:5名)
・サイズ:全長5,160mm・全幅2,110mm・全高2,940mm
・価格:318万円~
まとめ|2人にぴったりの1台で夫婦旅を楽しもう!
本記事では、夫婦旅に適したキャンピングカーのポイントやシーンに合わせた選び方、おすすめのキャンピングカーをご紹介しました。
夫婦でキャンピングカー旅を楽しむためには、自分たちに合った1台を見つける必要があります。
必要な広さや設備は夫婦それぞれ異なるため、まずはどんな旅をしたいか、荷物はどれくらいあるかなど考えましょう。
レンタカーも活用しながら、2人にぴったりのキャンピングカーを選んでください。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中