「キャンピングカーで料理するのってどんな感じ?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・キャンピングカー旅におすすめのお手軽料理
・キャンピングカーで料理を楽しむためのポイント
・キャンピングカーで料理をする際の注意点
キャンピングカーを利用したことがある方の中で、「キッチンで料理を作った」という方はどれくらいいるでしょうか。
実は、車内での料理は難しいと感じている方が多く、やる派・やらない派の意見が大きく分かれることも珍しくありません。
そこで本記事では、キャンピングカー旅におすすめのお手軽料理や楽しむためのポイント、注意点をご紹介します。
車内で料理をしてみたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
キャンピングカー旅におすすめのお手軽料理5選
キャンピングカーでの旅行中におすすめの料理を5つご紹介します。
好きな具材で「ホットサンド」
キャンピングカーで車中泊をした翌朝におすすめなのがホットサンドです。
朝から料理するのは面倒という方でも、パンと好きな具材、ホットサンドメーカーがあれば、さっと美味しい食事を用意できます。
お湯を沸かして、コーヒーや紅茶と一緒に楽しむのも相性抜群です。
地域食材で「BBQ」
キャンプ場などを利用する場合は、道中に食材を購入して車外で料理を楽しむのもおすすめです。
海沿いの地域では新鮮な魚介類が購入できたり、道の駅などでは農家さんが育てた無農薬野菜を販売していることもあります。
目的地までの道中に買い物をして、地域の食材でBBQを楽しむのも、キャンピングカー旅の醍醐味です。
包むだけで簡単「ホイル焼き」
ホイル焼きは、好きな食材をアルミホイルに包んで焼くだけなので、簡単に料理ができます。
また、食材を包んでいるため、車内に臭いが広がる心配も少ないです。
より手軽に料理をしたい方は、自宅であらかじめ食材を包んで下準備しておけば、後は焼くだけでさっと食べられます。
車内で暖かい「鍋料理」
冬場など、寒い時期には鍋料理がおすすめです。
カセットコンロを持参しておけば、テーブル上で鍋を囲んで食事ができます。
スーパーなどでカット野菜や鍋つゆを購入し、鍋に入れて煮込めば手軽に食べられるため、料理の手間をあまりかけたくない方にもぴったりです。
時短するなら「インスタント食品」
食材を購入して一から料理するのも楽しいですが、食事はさっと済ませてレジャーに時間を使いたい方もいるでしょう。
料理ではありませんが、カップ麺やレトルトカレーなどのインスタント食品を用意しておけば、手軽に食事ができます。
キャンピングカーで料理を楽しむための3つのポイント
キャンピングカーの限られた車内で快適に料理を楽しむためには、いくつかポイントがあります。
クッカーを使用する
クッカーは、別名コッヘルとも呼ばれるアウトドア用の調理器具で、さまざまなサイズのものが販売されています。
フライパンや鍋として料理に使うのはもちろん、食器としても使用可能です。
自宅にあるフライパンや鍋をキャンピングカーに持ち込んで使用するのも良いですが、限られた車内ではかさばってしまいます。
また、大きめの調理器具の場合、引っかかって火傷などの危険を伴う可能性もあるでしょう。
クッカーであればコンパクトに重ねて収納でき、限られたスペースでも邪魔にならず快適です。
食器としても使えるため、余分な荷物を積まずに済むでしょう。
食材は自宅で下準備しておく
キャンピングカーのキッチンはスペースが限られるため、自宅と同じように料理をするのは難しいです。
食材などをカットするにも、大きなまな板は置きづらいでしょう。
車内で快適に料理をするためには、自宅である程度食材の下準備をしておくのがおすすめです。
たとえば、野菜などは洗ってカットしたものをジップロックなどに入れて用意しておくと良いでしょう。
また、お肉なども食べやすいサイズにカットして、下味を付けてから持っていけば、料理の時短にもなります。
電子レンジを上手く活用する
車内に電子レンジを搭載しているキャンピングカーであれば、料理に活用する手もあります。
たとえば、耐熱容器に具材とオリーブオイル、調味料などを入れて電子レンジで温めれば、簡単に美味しいアヒージョが作れます。
また、カットした食材を少し温めてから料理に使用することで、時短にも繋がるでしょう。
ただし、電子レンジは消費電力が大きいため、長時間の使用には向きません。
短時間もしくは、コンロと併用して料理に活用してみてください。
» キャンピングカーに電子レンジを!いつでも温かい食事で満足度アップ
キャンピングカーで料理をする際の3つの注意点
キャンピングカーの車内で料理をする場合、いくつかの注意点があります。
安全に楽しく料理をするためにも、知っておいてください。
料理中は必ず換気をする
キャンピングカーの車内で火を使った料理をする場合、必ず換気を行いましょう。
窓を開けたり、ベンチレーター(換気扇)をまわすなどして、空気の入れ替えを行ってください。
キャンピングカーは気密性が高く、換気をしていなければ一酸化炭素中毒になる危険があります。
とくに、カセットコンロを換気せずに使用するのはかなり危険です。
安全に料理をするためにも、忘れず換気をしてください。
不安な方は、一酸化炭素チェッカーを車内に積んでおくと、万一換気が上手くできていなくても一酸化炭素を検知してくれるので安心です。
メニューによっては臭いが残ることもある
「車内に臭いがつくから料理はしない」という方もいるように、メニューによっては臭いが残ることもあります。
とくに、油をたくさん使ったり、お肉や魚などを焼くと臭いがつきやすいため注意が必要です。
臭いを残さないためには、料理中だけでなく食事後も換気をしっかりと行い、定期的な車内の拭き掃除が有効です。
また、料理で出た生ごみは袋などに入れ、しっかりと密閉してください。
臭いが染みついてしまうとなかなか取れないため、早めに掃除するなどの対策を行いましょう。
レンタカーは料理について規約の確認が必要
キャンピングカーをレンタルする場合、車内で料理できるか規約を確認する必要があります。
キッチンを搭載していても使用を制限していることが多いため、事前に確認しておきましょう。
また、車内で料理ができる場合でも、レンタカーはさまざまな人が利用するため、臭いの強い料理などは控えるのが賢明です。
まとめ|キャンピングカーで普段と違う料理を楽しもう!
本記事では、キャンピングカーでの料理について、おすすめのメニューやポイント、注意点をご紹介しました。
キャンピングカーで料理をするのは気が進まないと感じている方は多く、キッチンを一度も使ったことがないという話も珍しくありません。
しかし、キャンピングカーだからこそ楽しめる料理もたくさんあります。
車内で料理をしたことがない方も、ご紹介したポイントや注意点を参考に、ぜひ普段とは一味違う料理を楽しんでみてください。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中