「普段使いできるキャンピングカーってどんな種類があるの?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・普段使いしやすいキャンピングカーのタイプは?
・普段使いしやすいおすすめのキャンピングカー
キャブコンなどのサイズが大きいタイプは広くて快適に過ごせる分、普段街中で使用するには車体が大きく運転しづらいという悩みがあります。
キャンピングカーと乗用車の2台を所有すると場所も維持費も2台分かかるので、1台で普段使いからアウトドアまでと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、普段使いしやすいキャンピングカーのタイプとおすすめのキャンピングカーをご紹介します。
これから購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
普段使いしやすいキャンピングカーのタイプは?
通勤や買い物など、街中でも使いやすいキャンピングカーにはどのようなタイプがあるのでしょうか。
ここでは、普段使いしやすい2つのタイプをご紹介します。
軽キャンパー
軽キャンパーとは、軽自動車や軽トラックなどをベースにしたキャンピングカーです。
車体がコンパクトなので普段街中での使用も問題なく、大きいキャンピングカーでは運転が不安という方にもおすすめのタイプです。
乗車定員が4名、就寝定員が2名のタイプが多く大人数での利用には向いていませんが、1人で利用する場合や夫婦、カップルなど少人数での利用に向いています。
バンコン
バンコンとは、ハイエースやキャラバンなどのバン・ワンボックスをベースにしたキャンピングカーです。
軽キャンパーと比べるとサイズは大きくなりますが、一般の駐車場なども問題なく止められ運転自体も乗用車と同じような感覚でできます。
ベース車両のサイズによって乗車定員が5~8名程度、就寝定員が3~6名程度と比較的大人数で利用できるため、家族向けのキャンピングカーです。
バンコンについては、下記の記事で詳しく解説しています。
普段使いしやすいおすすめのキャンピングカー
軽キャンパーやバンコンなど、普段使いしやすいキャンピングカーのタイプが分かったところで、どのような車種が人気を集めているのでしょうか。
ここでは、使い勝手の良さなどから人気を集めているおすすめのキャンピングカーをご紹介します。
普段使いしやすい軽キャンパー|N-VAN コンポ
出典:https://www.whitehousecamper.com/lineup/compo/
N-VAN コンポは、人気ビルダーのホワイトハウスが手がける軽キャンパーです。
車体はコンパクトですが限られた空間を広く使えるように工夫が施されており、「Style-one」「Style-two」「Cabin」の3タイプからレイアウトを選べます。
オプションも多数用意されているため、本格的な設備を搭載することが可能です。
【詳細】
ベース車両:ホンダ・N-VAN
乗車定員:4名
就寝定員:4名
サイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高2,000mm
価格:223.4万円~
普段使いしやすい軽キャンパー|Nボックス+キャンパーNeo
出典:https://www.whitehousecamper.com/lineup/n-box-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC-neo-2/
Nボックス+キャンパーNeoは、キャンピングカーショーでも注目を集めたホワイトハウスが手がける軽キャンパーです。
もともと広い空間が売りのNボックスをベース車両に使用しているため、軽でありながら快適な居住空間が確保されています。
ポップアップルーフタイプは4名就寝でき、成人男性でも足を伸ばしてくつろげる空間が魅力です。
【詳細】
ベース車両:ホンダ・NBOX
乗車定員:4名
就寝定員:4名
サイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,930mm
価格:203.2万円~
普段使いしやすい軽キャンパー|給電くん
出典:https://japan-crc.com/ccn/cardata/kyudenkun/
給電くんは、名前の通り給電設備が充実した軽キャンパーです。
サブバッテリーが標準装備されており、充電のためのソーラーパネルもついています。
外部AC電源入力があり家電も使用できるため、普段使いからアウトドア、災害時のシェルターなど使い方は様々です。
同シリーズの給電くんポップアップルーフであれば就寝定員が4名になるため、家族で利用する場合にはポップアップルーフ付きが良いでしょう。
【詳細】
ベース車両:スズキ・エブリィ
乗車定員:4名
就寝定員:2名
サイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,920mm
価格:162.6万円~
普段使いしやすいバンコン|LeekⅡ
出典:https://nutsrv.co.jp/lineup/leek/index.php
LeekⅡは、ハイエースをベース車両に街乗りが似合うキャンピングカーとしてナッツが手がけるバンコンです。
シートのレイアウトが自由に変えられるため、テーブルを囲んで向かい合わせにしたり、就寝時はフルフラットにしてベッドスペースとしても使えます。
また、常設のベッド下に荷物をたっぷり収納できるので、スッキリと快適に過ごすことが可能です。
【詳細】
ベース車両:トヨタ・ハイエーススーパーロング
乗車定員:7名
就寝定員:4名
サイズ:全長5,380mm×全幅1,880mm×全高2,285mm
価格:518.1万円~
普段使いしやすいバンコン|FREE STYLE
出典:https://www.whitehousecamper.com/lineup/freestyle/
FREE STYLEは、ホンダの人気車種であるコンパクトミニバンのFREED+をベース車両にしたバンコンです。
荷物が多くても快適に過ごせるようにラゲッジルームを広くとっています。
ポップアップルーフが標準装備されているタイプや、冷蔵庫や外部AC電源入力もオプションで用意されています。
後部座席のシートを倒すとフラットな空間になるため、ポップアップルーフと合わせて広々と就寝可能です。
【詳細】
ベース車両:ホンダ・フリード+
乗車定員:5名
就寝定員:4名
サイズ:全長4,295mm×全幅1,695mm×全高1,880mm
価格:273.5万円~
普段使いしやすいバンコン|BADEN
出典:https://toy-factory.jp/lineup/2016/01/baden.php
BADENは、ハイエースをベース車両にトイファクトリーが手がけるバンコンです。
オートキャンパーという専門誌の2010年アワードベスト1に輝いた実力をもち、様々な人気の設備が搭載されています。
40Lの大型冷蔵庫や3名が就寝できる常設のベッドなど、外観からは想像できないような充実した居住空間が魅力です。
【詳細】
ベース車両:トヨタ・ハイエーススーパーロング
乗車定員:7名
就寝定員:5名
サイズ:全長5,380mm×全幅1,920mm×全高2,285mm
価格:614万円~
まとめ|キャンピングカーを普段使いしよう
本記事では、普段使いしやすいキャンピングカーについてご紹介しました。
キャブコンなどの大きなキャンピングカーに比べるとサイズは劣りますが、軽キャンパー・バンコンともに工夫を凝らした様々な種類のものが販売されています。
外観からは想像できない魅力がたくさん詰まっているので、ぜひ自分に合うキャンピングカーを普段使いに利用してください。
1971年北海道生まれ、サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。2016年ハイクラスキャンピングカーレンタル会社「北海道ノマドレンタカー株式会社」設立。ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信し、海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、北海道ニュージーランド化計画を推進中