そのようなご質問にお答えします。
この記事でわかること
・そもそもRVパークとは?
・RVパークの料金相場
・RVパークの利用方法
・RVパークを利用する際の注意点
キャンピングカーで旅行に出かける場合、宿泊場所としてRVパークを検討する方も多いと思います。
しかし、1泊の料金はどれくらいかかるのか、予約は必要なのかなど、利用したことがないと詳細までは分からないでしょう。
そこで本記事では、RVパークの概要や料金相場、利用方法、利用時の注意点など、基本的な情報を詳しく解説します。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
そもそもRVパークとは?
RVパークは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」として認定した車中泊スポットです。
温泉や旅館、道の駅、遊園地といったさまざまな場所に設置されており、全国に282カ所(2022年9月時点)の施設があります。
キャンピングカー・普通車問わず利用でき、低価格で手軽なことから近年キャンプ場と並んで人気です。
RVパークの7つの特徴
RVパークは主に以下7つの特徴があります。
- 広々とした駐車スペース
- 1泊~1週間程度の滞在が可能
- 24時間利用可能なトイレがある
- 100V電源を使用できる
- 入浴施設が近隣にある
- ゴミ処理が可能
- 予約なしでも利用できる
キャンプ場のような広さはないものの、車中泊をメインに考えている方には十分なスペースが確保されており、電源利用やゴミ処理、入浴施設を併設していることもあります。
また、多くの施設は予約なしで利用できるため、「ふらっと立ち寄る」といった使い方も可能です。
サービスエリアや道の駅では短時間の休憩しか利用できませんが、RVパークであれば時間を気にせず利用できます。
RVパークの料金相場
RVパークは施設ごとに価格が異なるものの、平均的な相場は1泊2,000~3,000円程度です。
もちろん、相場よりも安い・高いはありますが、キャンプ場よりも安く泊まれると思って問題ありません。
1週間程度であれば滞在もできるため、RVパークを拠点に周辺を観光するのもおすすめです。
ただし、電源利用やゴミ処理に関しては、宿泊代に含まれている場合と別途料金が発生する場合に分かれます。
利用料が高額になることはほとんどないものの、事前に確認しておくと安心です。
RVパークの利用方法
実際にRVパークを利用する際の利用方法をご紹介します。
予約
先程もご紹介したように、RVパークは基本予約なしで利用可能です。
しかし、予約が必要な施設もあるため、利用するRVパークを決めたら事前に確認しておきましょう。
また、予約なしで利用できるRVパークであっても、繁忙期や近くに観光地・レジャー施設のある場所などは、すぐに台数が埋まる可能性もあります。
確実に利用するためにも、予約できるならしておいた方が安心です。
受付
事前に予約している場合も、当日利用する場合も、施設に到着したら受付を済ませます。
料金や利用のルールなどは施設ごとに異なるため、受付時に確認しておいてください。
とくに、電源利用やゴミ処理などは料金が発生する場合もあるため、トラブルにならないよう細かく確認しておきましょう。
所定の場所に駐車
受付が終わったら、所定の場所に駐車します。
RVパークは、4m×7m程度の駐車スペースを有していることが条件なので、比較的ゆったりと利用可能です。
車外での調理は禁止されているものの、イスやテーブルは広げても良い場合が多いので、レジャー気分も味わえます。
RVパークを利用する際の5つの注意点
RVパークを気持ちよく利用するためにも、大きく5つの注意点をご紹介します。
駐車中はエンジンを停止する
所定の場所に駐車したら、エンジンを切ってアイドリングをしないようにしてください。
エアコン使用や、キャンピングカーのサブバッテリー充電のためにエンジンを付けたままにする方もいますが、騒音トラブルに発展しかねません。
また、環境にも悪影響を及ぼすので、必ずエンジンは停止するようにしましょう。
車外では火気厳禁
車外にイスやテーブルを広げるのは問題ありませんが、コンロを使用したり、焚火やバーベキューをするなどの行為は禁止です。
また、花火なども禁止なので、覚えておいてください。
騒音を出さない
RVパークの近隣には住宅があることも多いため、騒音を出さないよう注意してください。
とくに、夜間は響きやすく、車内であっても大きな声で騒いでしまうと、周囲に迷惑がかかります。
また、日中であってもスピーカーで音楽を流したり、発電機の使用は原則禁止です。
RVパークの利用者だけでなく、近隣の方への配慮も忘れないよう、マナーを守って利用しましょう。
ゴミ・汚水処理のルールを守る
RVパークではゴミ処理やキャンピングカーの汚水処理も可能ですが、ルールはきちんと守りましょう。
ゴミは所定の場所に分別して処理し、駐車場所に残ったままにならないようにしてください。
また、汚水を処理する場合は、併設されているダンプステーションで処理します。
ダンプステーションがない施設では処理できないので、あらかじめ確認しておくと安心です。
トイレや水道などで処理するのはマナー違反なのでやめましょう。
車内で調理する際は換気をする
車外での調理は禁止されていますが、車内であればコンロなど火を使った調理も可能です。
ただし、車内で火を使う場合は換気をしっかりと行い、一酸化炭素中毒にならないように注意しましょう。
窓を少し開けて調理したり、換気扇がある場合は活用してください。
まとめ|料金の安いRVパークは車中泊旅に最適!
本記事では、RVパークの概要や料金相場、利用方法、利用時の注意点をご紹介しました。
キャンピングカーでの旅行にキャンプ場を利用する方は多いと思いますが、料金の安いRVパークもおすすめです。
とくに、車中泊メインで考えている方にはぴったりなので、利用してみてはいかがでしょうか。