そのようなご質問にお答えします。
この記事でわかること
・キャンプ場の種類は大きく2つ
・キャンプ場内のサイトの種類
・キャンプ場選びの3つのポイント
キャンプ場と一括りに言っても、さまざまな種類があるのをご存じですか？
実際、キャンプ場を探していると、区画サイトやフリーサイトのような言葉をよく目にすると思います。
そこで本記事では、キャンプ場の種類について詳しく解説します。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
キャンプ場の種類は大きく2つ
キャンプ場は、大きく以下の2つに分けられます。
- キャンプ場
- オートキャンプ場
それぞれの特徴と違いを見てみましょう。
キャンプ場
キャンプ場は、別名「野営サイト」とも呼ばれており、キャンプサイトと駐車場が分かれている施設です。
駐車場から荷物を運ぶ手間はかかるものの、キャンプサイトに車の乗り入れがない分静かに過ごせます。
また、小さなお子様も車を気にせず安心して楽しめます。
オートキャンプ場
オートキャンプ場は、キャンプサイト内に車を乗り入れられる施設です。
キャンプ場と違って、すぐ近くに車を停められるため、荷物の出し入れも手間なくできます。
ただし、キャンプサイト内を車が走行するため、小さなお子様は注意しなければいけません。
また、キャンプ場と比べて、少し値段が高くなる傾向にあります。
キャンプ場内のサイトの種類
キャンプ場内のサイトについても、さまざまな種類があります。
区画サイト
区画サイトは、利用できるスペースが明確に決まっているサイトです。
サイトの広さは施設ごとに異なりますが、一般的なオートキャンプ場の場合は、車1台とテント、BBQスペースなどが確保されています。
また、区画の境界は木や植物で区切られていたり、ロープが貼られているなどさまざまです。
プライベート空間をきちんと確保したい場合は、区画の境界がどうなっているのかにも注目してみてください。
フリーサイト
フリーサイトは、名前の通り自由に利用できるサイトです。
空いている場所であれば、どこでもテントを設営できるため、大人数で利用する際に向いています。
ただ、レジャーシーズンは利用者も増えるため、設営するスペースが狭かったり、隣との距離が近くなる可能性もあります。
バンガロー・ロッジ・コテージ
キャンプ場には、バンガローやロッジ、コテージといった宿泊施設も用意されています。
設備はそれぞれ異なるため、特徴を知ったうえで利用しましょう。
バンガロー（キャビン）
簡易的な宿泊小屋を指します。
電気は通っていますが、キッチンやお風呂、トイレなどは基本的についていません。
テントでのキャンプに近い感覚で利用できるため、テントを持っていないけれどキャンプを楽しみたいという方におすすめです。
ロッジ
バンガローよりも少しグレードが高く、電気に加えキッチンやトイレが備えられていることもあります。
施設ごとに異なりますが、部屋はあまり広くないため、少人数やファミリーでの利用にぴったりです。
コテージ
一戸建ての建物を指し、キッチンやお風呂、トイレ、ベッドなどほとんどの設備が備えられています。
部屋が複数ある場合も多く、まるで別荘のような感覚で利用可能です。
宿泊施設を利用すればテントは必要ないため、荷物も少なく手軽にキャンプを楽しめます。
グランピング
グランピングは、Glamorous Camping（グラマラスキャンピング）を略した言葉で、豪華で華やかなキャンプと言う意味です。
施設ごとに違いはあるものの、大きな常設テントの中に、テーブルやベッドなどの家具が配置されています。
また、食事が用意されている場合もあり、ホテルで過ごすような感覚で楽しめる施設です。
日本では2015年頃から広まりはじめ、通常とは一味違ったキャンプを楽しめることから人気を集めています。
通常のテントサイトやコテージなどよりも値段は高い傾向にありますが、手ぶらで楽しみたい方や、少し贅沢に楽しみたい方におすすめです。
ロケーション別サイト
敷地の広いキャンプ場の場合、ロケーションごとにサイトが分けられていることもあります。
たとえば、以下のようなサイトです。
- 林間サイト
- 芝生サイト
- 海辺サイト
- 湖畔サイト
- 河原サイト
各ロケーションごとに特徴があり、雰囲気も大きく異なります。
たとえば、林間サイトは木々に囲まれて、風の影響を受けにくい反面、虫が多いので苦手に感じる方もいるでしょう。
また、河原サイトは水遊びとBBQを同時に楽しめますが、増水してしまった場合に危険を伴います。
利用予定のキャンプ場には、どんなロケーションのサイトがあるのか確認して、好みのサイトを選んでください。
キャンプ場選びの3つのポイント
ここまで、キャンプ場や場内のサイトの種類をご紹介しましたが、選ぶ際のポイントについても大きく3つご紹介します。
設備で選ぶ
キャンプ場には、管理棟や売店、炊事場、トイレなど、施設ごとにさまざまな設備があります。
なかには、温泉を併設しているキャンプ場もあるため、どんな設備があるのかで選ぶのもおすすめです。
たとえば、キャンピングカーで利用する場合は、AC電源やダンプステーションがある方が良いです。
また、お子様連れで利用する場合は、アスレチックなど遊べる設備があると、より楽しめます。
キャンプ場を探す際は、場内にある設備もチェックしてみてください。
目的で選ぶ
キャンプ場を選ぶ際は、何をしたいのか目的で選ぶのもポイントです。
たとえば、水遊びや釣りをしたい場合、海辺や河原に面するキャンプ場であれば、わざわざ移動しなくてもすぐに楽しめます。
また、自然の中でゆったりと静かに過ごしたい場合、林間サイトやロッジがあるキャンプ場も良いでしょう。
事前に目的を決めてからキャンプ場を選ぶのも大切です。
アクセスのしやすさで選ぶ
都心からアクセスしやすい立地にあるキャンプ場や、車で何時間も走行しなければ行けないようなキャンプ場までさまざまです。
キャンプ場を選ぶ際は、アクセスのしやすさも気にしましょう。
たとえば、小さなお子様やペットとキャンプに出かける場合、長距離の移動は負担になるため、自宅から近い距離にあるキャンプ場が良いです。
また、キャンピングカーで移動する場合、キャンプ場までの道路状況にも注意しなければいけません。
とくに、山間部などは道幅が狭く、運転しづらい可能性もあります。
キャンプ場の立地や、周辺情報などを確認してみるのも重要なポイントです。
まとめ｜キャンプ場は種類が豊富！自分に合うスポットを探そう
本記事では、キャンプ場の種類やキャンプ場選びのポイントをご紹介しました。
キャンプ場と一括りに言ってもさまざまな種類があり、施設ごとに設備も異なります。
どんなことを楽しみたいかによっても合うキャンプ場は変わるので、目的を決めてキャンプ場を選んでみてください。
キャンプ場の種類や特徴を知って、より一層楽しみましょう。
