自然の中で過ごすグランピングは、通常の旅行とは違い、さまざまな準備が必要です。
快適で楽しいグランピング体験をするために、必要な物を事前にチェックしましょう。
この記事では、グランピングに必要な持ち物やおすすめのグランピング施設について、以下の項目を解説していきます。
この記事でわかること
- グランピングに必要なもの7選
- グランピング施設によっては必要なもの
- 【季節別】グランピングに必要なもの
- 子連れのグランピングにあるとよい持ち物
- カップルでグランピングに行くときにあるとよい持ち物
- おすすめのグランピング施設3選
この記事を読めば、あなたも自信を持ってグランピングを楽しめるようになりますよ。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
グランピングに必要なもの7選
グランピングを楽しむためには、準備が欠かせません。
屋外での体験は魅力的ですが、自然の中での気候や環境に対する備えも大切です。
グランピングに必要なものには、以下の7つがあります。
グランピングに必要なもの7選
- 着替え・ルームウェア
- 防寒着・ブランケット
- タオル類
- 充電器
- 雨具・レインウェア
- ビニール袋
- 救急グッズ・虫よけ・常備薬
1つずつ、詳しく解説します。
1.着替え・ルームウェア
グランピングで快適に過ごせるよう、十分な着替えを持参しましょう。
大自然に囲まれた環境で過ごすグランピングでは、予期せぬ天候の変化に見舞われたり、料理の準備中に衣服が汚れてしまうこともあります。
さらに、バードウォッチングやハイキング、バーベキューなどのアクティビティに参加すると、大量に汗をかくことも珍しくありません。
そんなとき、着替えがあると汚れや汗で不快な思いをせずに済みます。
また、夜は冷え込むことが多いので、リラックスできるルームウェアもあると快適に過ごせます。
特に、子連れの場合は、予備の衣類が必要になることが多いため、十分な量を用意するのがポイントです。
アクティブな活動が好きな方は、動きやすい服装も忘れずに用意しましょう。
2.防寒着・ブランケット
グランピングでは、どの季節でも防寒着やブランケットは外せません。
グランピング施設は、山や海沿いに位置することが多く、日中と夜間の気温差が予想以上に激しいことがあります。
軽くてサッと羽織れる上着や防寒着を準備しておくと、急な寒さにも対応できて便利です。
また、ブランケットや大判のストールなどは、日焼け対策だけでなく、昼寝をするときや肌寒さを感じたときにも重宝します。
3.タオル類
グランピングでは、タオルは必需品です。
着替えと同様に、急な雨やアクティビティで汗をかいたときに、快適に過ごすためには欠かせません。
シャワーや温泉施設が併設されているグランピング施設でも、タオルの貸し出しがない場合や有料の場合があるので注意が必要です。
特に、子連れの場合は、遊びで汚れたり水遊びをする場合にも備え、予備のタオルを多めに用意しておくと安心です。
また、手拭きタオルやバスタオルなど、さまざまなサイズのタオルを準備しておくと、用途に合わせて使い分けができます。
4.充電器
予備の充電器やモバイルバッテリーを準備しておくと、安心して楽しめます。
行き帰りのナビゲーションや施設までのアクセス確認、緊急時の連絡手段としてスマートフォンは必須です。
自然の中でSNSや仕事から解放される自由な時間を持つことも素敵ですが、写真を撮ったり、音楽を楽しんだりするためには、スマートフォンを活用する場面も多いでしょう。
グランピングを楽しみながらも、通信手段を確保するためにも充電器を持っていくことをおすすめします。
5.雨具・レインウェア
グランピング中の予想外の天候変化に備えて、雨具やレインウェアを持っていきましょう。
山間部は、天候が変わりやすいため注意が必要です。
日中は晴れていても、朝露や突然の雨で濡れることもあります。コンパクトに折り畳める傘やレインコートがあると安心です。
さらに、両手が自由に使えるポンチョタイプのレインウェアなら、荷物が多いときや、子どもを抱っこしているときでも便利に使えます。
天気予報が晴れでも、念のため雨具を持参し、どんなコンディションでもしっかりと楽しめる準備をしておきましょう。
雨の日でもグランピングを楽しむ方法は下記の記事をご覧ください。
6.ビニール袋
アウトドアでの汚れた衣類やゴミを持ち帰るために、ビニール袋を数枚用意しておくと便利です。
特にチャック付きの保存袋があれば、濡れたものや余った食材を分けて入れることができ、帰りの荷物をスムーズに整理できます。
また、ビニール袋は、生ゴミを入れる場合の匂い漏れ防止にも役立ちます。
サイズが異なるビニール袋を何種類か持参していくと、持ち物を整理整頓しやすくなるでしょう。
7.救急グッズ・虫よけ・常備薬
自然の中でのアクティビティには、小さなケガや体調不良が思わぬところで起こることがあるため、救急グッズや虫よけスプレーなどは必須アイテムです。
絆創膏や消毒液、胃薬、頭痛薬など、色々な状況に備え、持参すると良いでしょう。
酔い止めや下痢剤、コンタクトレンズなどが必要な方は、準備します。
また、虫刺され防止のための虫よけスプレーや、刺されたときのための薬も必須です。
普段から服用している薬がある場合は、常備薬も忘れずに持参しましょう。
グランピング施設によっては必要なもの
グランピング施設の魅力は、設備やサービスが充実している点ですが、施設によってはその内容はさまざまです。
快適に過ごすためには、事前に必要なものをチェックしておくことが大切です。
グランピング施設によっては必要なもの
- アメニティ
- 食べ物・飲み物
詳しく見ていきましょう。
1.アメニティ
グランピング施設によっては、アメニティが備え付けられていないこともあるため、事前に確認が必要です。
歯ブラシ&歯磨き粉、石鹸、シャンプー・コンディショナー、メイク落としや洗顔フォームなどは、持参することをおすすめします。
アメニティを持参することで、より快適に過ごすことができるでしょう。
以下のような、トラベル用にケースが付属しているものや、小さなサイズのアメニティグッズがおすすめです。
2.食べ物・飲み物
食べ物や飲み物についても、事前に施設の情報をチェックしておくことが重要です。
多くのグランピング施設では、BBQ食材や飲み物の提供がありますが、中には食材の持ち込みが必要な施設や、近くにスーパーやコンビニがない施設もあります。
また、冷蔵庫や冷凍庫がない施設もあるため、食材や飲み物を冷やしておくためにクーラーボックスを活用しましょう。
クーラーボックスがあれば、新鮮な食材や飲み物を持ち運ぶことができ、便利に使えます。
グランピングにおすすめのクーラーボックスを紹介します。
【季節別】グランピングに必要なもの
グランピングは自然の中で快適に過ごすことができるアウトドアレジャーですが、季節によって必要な持ち物が異なります。
ここでは、春・夏と秋・冬に分けて、快適なグランピングライフを送るための必需品を紹介します。
春・夏のグランピングで必要なもの
春から夏は、過ごしやすい反面、虫対策や日差し対策は欠かせません。
夏の思い出をさらに特別なものにするアイテムもご紹介します。
虫除けスプレー
夏のグランピングの大敵は虫です。虫刺されによる不快感を避けるため、虫除けスプレーは必須です。
虫除けキャンドルを選ぶのもおすすめです。
水着
施設にプールがあれば、大人も童心にかえって水遊びを楽しみましょう。事前にプール開放の有無を確認しておきましょう。
手持ち花火
夜のグランピングを盛り上げるアイテムとしておすすめです。ただし、事前に施設で手持ち花火が使用できるか、確認が必要です。
打ち上げ花火や噴射花火が禁止されている場合でも、手持ち花火は許可されていることが多いです。
日焼け止め
屋外で過ごす時間の長いグランピングでは、日焼け対策も大切です。こまめな塗り直しを心掛けましょう。
帽子やサングラス
日差しから頭や目を守るため、帽子やサングラスもあると便利です。
秋・冬のグランピングで必要なもの
秋や冬のグランピングでは、都心と比べて気温がぐっと下がることもあります。寒さ対策は万全にしましょう。
防寒着
日中は暖かくても、夜は冷え込むことが多いので、必ず防寒着を持参しましょう。
特に、風を通しにくい素材のものがおすすめです。
ブランケット
BBQや焚き火を楽しむ際に、ブランケットがあると重宝します。
一枚羽織るだけで、体感温度が大きく変わりますよ。
温かい飲み物は、冷めにくい耐熱ボトルに入れておくと、長時間楽しめます。
子連れのグランピングにあるとよい持ち物
子連れでのグランピングを楽しむ際には、事前に準備しておくと便利な持ち物がいくつかあります。
特に、子どもとのアウトドア体験をより快適にするためのアイテムをリストアップしました。
ウェットティッシュ
何かと汚れがちなアウトドアシーンの必需品です。食事の前後や、遊んだ後の手足の汚れ落としに大活躍です。
子ども用食器
割れにくいプラスチック製がおすすめです。使い慣れた食器があると、子どもも安心して食事を楽しめます。
予備の靴
スニーカーだけでなく、水遊び用のサンダルや、天候が不安定な場合に備えて、長靴もあると安心です。
外遊びグッズ
自然豊かなグランピングは、子どもにとって最高の遊び場です。
虫取り網や虫かごを持参して、昆虫採集を楽しんでみましょう。
カップルでグランピングに行くときにあるとよい持ち物
グランピングは、自然の中で特別な時間を過ごせる、カップルのお泊まりデートに最適な選択肢です。
二人のムードをさらに盛り上げてくれる、おすすめの持ち物をご紹介します。
ポータブルスピーカー
焚き火や星空を眺めながら、二人の好きな音楽をBGMにしてみてはいかがでしょうか。ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
ポータブルプロジェクター
自然の中で映画鑑賞ができ、グランピングならではの体験が可能です。非日常的な空間で、二人の距離もさらに縮まります。
アナログカメラ
旅の思い出を残しましょう。日付も入れられるので、グランピングデートの記念にぴったりです。
おすすめのグランピング施設3選
はじめてグランピングに行く人でも、充実設備で快適なグランピング施設を3つ厳選しました。
グランピング施設の住所や営業時間などの基本情報から、施設の特徴、おすすめな人までご紹介します。
おすすめのグランピング施設3選
- SAUNA&VILLA 焚火(takibi)(北海道)
- ザ・デイポストジェネラル グランピング ヴィレッジ山中湖(山梨県)
- 煙神キャンプヴィレッジ(兵庫県)
1.SAUNA&VILLA 焚火(takibi)(北海道)
SAUNA&VILLA 焚火(takibi)は北海道虻田郡にあるグランピング施設です。
フィンランドスタイルのプライベート薪サウナや、羊蹄山を眺めることができるバルコニー、高い断熱性を持つコンテナコテージがあります。
完全なプライベートな空間でくつろぎたい方や、サウナが好きな方、静かなひとときを家族や友人と過ごしたい方は、ぜひ利用してみてください。
施設名 | SAUNA&VILLA 焚火(takibi) |
住所 | 〒048-1605 北海道虻田郡真狩村社86-1 |
営業時間 | チェックイン 14:00 / チェックアウト 10:00 |
電話番号 | 0136-55-6400 |
利用料金 | 日帰り:要問い合わせ/ 宿泊:17,500円~ |
テントの種類と特徴 | コンテナコテージ |
食事の付帯サービス | BBQセットあり、食器類各種貸出、BBQ用コンロレンタル |
北海道のグランピング施設についてさらに知りたい方は下記の記事をご覧ください。
2.ザ・デイポストジェネラル グランピング ヴィレッジ山中湖(山梨県)
ザ・デイポストジェネラル グランピング ヴィレッジ山中湖は、山梨県南都留郡山中湖村にあるグランピング施設です。
富士山を一望できるロケーションにあり、ドームテントや充実したアクティビティ、気軽に楽しめるBBQが魅力です。
キャンプ用品を持っていなくても、充実した設備で快適に過ごせます。 家族での利用やキャンプ初心者、そして富士山の絶景を堪能したい方におすすめです。
施設名 | ザ・デイポストジェネラル グランピング ヴィレッジ山中湖 |
住所 | 〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中217-1 |
営業時間 | チェックイン 15:00 / チェックアウト 10:00 |
電話番号 | 0555-25-7175 |
利用料金 | 日帰り:3,980円~ / 宿泊:15,000円~ |
テントの種類と特徴 | ドームテント |
食事の付帯サービス | 飲料持ち込み可能、各種BBQセット、飯盒炊爨セットあり |
3.煙神キャンプヴィレッジ(兵庫県)
煙神キャンプヴィレッジは兵庫県豊岡市神鍋高原にあるグランピング施設です。
全テントにNordisk Asgardを導入し、キャンプとグランピングの中間的な施設です。
地元で生産された兵庫牛や但馬豚、但馬鶏を使用した、BBQプランが人気を集めています。
大自然に囲まれながら、ワンランク上のアウトドア体験をしたい方、大切な家族や仲間との時間を満喫したい方におすすめです。
施設名 | 煙神キャンプヴィレッジ |
住所 | 〒669-5372 兵庫県豊岡市日高町栗栖野60-1 |
営業時間 | チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00 |
電話番号 | 070-1230-6777 |
利用料金 | 日帰り:6,500円 / 宿泊:11,000円~ |
テントの種類と特徴 | 冷暖房付きのテント |
食事の付帯サービス | BBQセットあり、紙皿・紙コップ・割り箸用意あり、食材持ち込み可能 |
まとめ
この記事では、グランピングを楽しむために必要な7つのアイテムについて詳しく解説しました。
また、季節や利用シーンに応じた持ち物の選び方から、子連れやカップルにおすすめのアイテムも紹介しました。
さらに、おすすめのグランピング施設では、初めての方でも安心して楽しめる環境が整っているため、ぜひ旅行計画に役立ててください。
あなたの心に残る素晴らしいアウトドア体験を実現するために、準備は万全に整えましょう!