グランピングは基本的には冷暖房完備ですので、キャンプよりも季節に大きく左右されるものではありません。 グランピングには四季折々の楽しみ方がありますが、各地域にはそれぞれ最適な季節も存在します。
そこで本記事では、四季折々のグランピングの楽しみ方を紹介していきます。
行きたいキャンプ場の予約が取れない理由やその解決策、そして直近でもキャンプに行きたいと考えている方におすすめのウラ技までご紹介します。
この記事でわかること
- グランピングで過ごしやすい季節
- 四季ごとのグランピングの特徴
- 季節ごとに行きたい|おすすめのグランピング施設
この記事を読むことで、季節ごとのグランピングの楽しみ方がわかります。 一般的には夏と秋が最適と言われています。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
【結論】グランピングで過ごしやすい季節は夏と秋
グランピングは季節を問わず楽しめるアクティビティとして最近人気ですが、実際にどの季節が適しているのか気になりますよね。
結論から言えば、やはり気温や湿度がカラッとして過ごしやすい「夏と秋」です。ここではグランピングが適している季節について解説していきます。
夏はアクティビティなどアクティブに動きたい人向け
夏のグランピングのメリットは、天気が悪くても寒くないのでキャンプやバーベキュー、アクティビティも楽しめるところです。逆に、雨が降ることで涼しく過ごしやすくなることもあるので、夏のグランピングは初めての人でも楽しみやすいでしょう。
逆にデメリットは、日中の気温が高いので体調管理に注意が必要なこと、人が多い時期でもあるので予約が取りにくいことです。
グランピング施設は、基本的に冷暖房が完備されているので暑いということは特に大きなデメリットにはなりません。人気のある時期なので予約は早めに取っておくようにしましょう。
秋は紅葉を楽しみたい大人に最適
秋のグランピングのメリットは、何より過ごしやすい気候なので、キャンプ、アクティビティがどちらも思う存分楽しめるところです。花粉が少ないシーズンでもあるのでおすすめのポイント。
秋は食欲の秋でもあります。グランピング場でも秋の美味しい食材を厳選し提供しているところも多いので、自然の中で旬の美味しいものを堪能できます。
グランピングは標高が高い山など、自然豊かなところに位置している場合が多いので、秋の紅葉を満喫することもできるでしょう。
デメリットは、朝晩の寒暖の差があるので、冷え込みに注意することが大切です。夕方からの冷え込みにはしっかり防寒対策をとり、川遊びなど水も冷たくなっているので気をつけましょう。
四季ごとのグランピングの特徴【春夏秋冬】
グランピングにおすすめの季節を紹介しましたが、他の季節は楽しめないのかというとそんなことはありません。
ここでは、日本の四季ごとに合わせたグランピングの楽しみ方を紹介していきます。
「春」は暖かくキャンプなどが賑わう
春のグランピングは、過ごしやすい気候と暖かくなりはじめる季節なのでとても過ごしやすい気温になります。
自然の昆虫などもそれほど多くはないので、屋外でも快適に過ごせるでしょう。気候も安定しているため、晴れの日が多いのもうれしいですね。
また、社会人もお休みが多い夏や冬に比べて施設が混まないというメリットもあります。人混みが苦手、ゆっくりとした時間が過ごしたいという方には春がおすすめです。
キャンプの醍醐味のひとつである焚火。ところが焚火の近くは夏だと暑く感じる一方、寒さの厳しい冬は、焚火だけでは暖が取れない場合もあります。
過ごしやすい春の夜間なら、焚火もとても心地良く感じることができるので、焚火の魅力を最大限味わえるのも、春キャンプの魅力です。
「夏」は川遊びなどアクティビティが人気
夏のグランピングは、この時期ならではのイベントが多くあります。川遊びなどもこの季節だからこそ思い切ってできるアクティビティですよね。
夏休みとなり、大人も子ども大人数でのグランピングを楽しめる時期になります。たくさんの人と思い出を残したい方にもピッタリでしょう。
また、夏は気温が高いため汗をかいてしまいがちですが、グランピング場には基本的にシャワーが完備されています。
夏の暑い日に思いっきり汗をかいて、シャワーでリフレッシュできるので、夏の暑い日でも快適に楽しむことができます。
テントの中は冷房も完備されているので、心地よくグランピングを楽しむことができるでしょう。
「秋」は紅葉や自炊でゆったりと過ごしやすい
秋のグランピングは、何と言っても食べ物が美味しい時期なので「食を楽しむグランピング」と言ってもいいでしょう。
キャンプ向けのさつまいもやお米、他の野菜やお肉なども旬を迎えるものが多いです。
グランピングは外で過ごす時間が圧倒的に多いですが、気温がちょうどいい時期なので、服装に気を使わなくてもいいというメリットもあります。
手荷物が少なくて済むという意味でも秋のグランピングは初心者の方にもおすすめです。
また、紅葉など景色も色とりどりで視覚でも楽しめます。あえて表に出て読書を楽しむなど、秋だからできる時間の過ごし方もありますね。
他の季節に比べてシーズンオフになるので、料金も安くなり狙い目になるメリットもあるでしょう。
「冬」はお部屋でゆっくり温まれる
冬のグランピングは、シーズンイベントが多いのでグランピングを通してできることがたくさんあります。
クリスマスやバレンタインなど、カップルで過ごす時間をグランピングで盛り上げるのも楽しいでしょう。
キャンプなどのアクティビティでは、冬の寒さがデメリットになってしまいがちですが、テント内は暖房完備なので、ゆっくりと温まりながら過ごすのもおすすめです。
グランピング施設では、温泉が併設してあるところも多いので、体の芯から温まることもできます。春・夏と全く違った楽しみ方も冬のグランピングならではの醍醐味です。
季節ごとに行きたい|おすすめのグランピング施設5選
すべての季節を通して、グランピングの楽しみ方を紹介してきましたが、あなたはどの季節のグランピングが好みでしたか。
次に、季節ごとにおすすめのグランピング場を5箇所紹介していきます。
1.【年中おすすめ】焚き火キャンプ場 TAKIBI CAMP|北海道
「焚き火キャンプ場 TAKIBI CAMP」は、北海道虻田郡にある日本百名山に数えられる羊蹄山を目の前に眺めながらキャンプができるロケーションが魅力的なグランピング場です。
四季の自然が楽しめるだけではなく、真狩焚き火キャンプ場「手ぶらキャンプ」がスタンダードスタイル。面倒なテント設営や後片付けが不要となっています。
本格的なグランピングからコンテナコテージ、プライベートサウナコテージがあり、気分やメンバー、用途に応じて楽しめる施設です。
自然体験や大人から子どもまで楽しめるアクティビティで、これからアウトドアを始める初心者の方でも、本格的なキャンプを楽しめるのが魅力です。
2.【春におすすめ】グランピングヒルズ アウラテラス茨城|茨城県
春におすすめの「グランピングヒルズアウラテラス茨城」は、都心から約1時間とアクセスもいいグランピング場です。
茨城県土浦エリアの大自然の風景を楽しむだけではなく、季節ごとのイベントも盛りだくさんなので家族・友達・恋人関係なく楽しめます。
日本初のグランピングテントを含む全15棟のグランピングヴィレッジが特徴で、全棟が独立型となっている完全プライベート空間となっています。
また、今話題のアウトドアバレルサウナもあり、グランピング場の中でも新しい試みが多い施設です。
中でも、愛犬同伴可能なコクーンテント・スクエアコテージでは、全てのコテージに愛犬が広々と走り回ることのできるドッグランスペースを設けているので、他のお客様や他のわんちゃんを気にすることなく過ごすことができます。
各室内にトイレ・浴槽・食事スペースがあるので、完全なプライベート空間を実現できるはずです。
3.【夏におすすめ】HOSHIFULL DOME FUJI|山梨県
夏におすすめのグランピング場として、HOSHIFULL DOME FUJIは最適です。
雄大な富士山のふもとで富士五湖の一つ、河口湖を有する山梨県富士河口湖町にあります。標高900m、澄んだ空気、柔らかな木漏れ日が降り注ぐ富士山麗の原生林の中にあるグランピング施設です。
都心からわずか1時間半の好立地に広がる豊かな大自然は、日常から解き放されたかのような気分になるでしょう。
7棟のドーム型テントは個性的なデザインでまるでお姫様になったかのようなお部屋と開放感にあふれています。テントの中でも森林浴が楽しめるリラックス空間があるので女性グループなどでも盛り上がりそうですね。
グランピングでは、食事のコースが決まっている場合も多いのですが、HOSHIFULL DOME FUJIは持ち込みもOKなのも魅力のひとつ。
小さなお子さんも楽しめるように、レンタルで小さなプールがあるなど、痒いところに手が届く!そんなグランピング場です。
4.【秋におすすめ】奥多摩グランピング リバーテラス|東京都
秋におすすめのグランピング場として、奥多摩グランピング リバーテラスがあります。
多摩川の渓谷を見下ろすことができるので、秋の絶景の紅葉を楽しむことができる立地です。自然の中で遊歩道を歩いたり秋を満喫できるでしょう。
グランピング場は日帰りタイプとなっており、秋のシーズンは1日3組限定、その他のシーズンは1日4組限定となっています。
グランピング場の多くは山の中や標高が高い場所で車が必要なことが多いですが、こちらの施設はJR青梅線古里駅から徒歩13分と徒歩でいけるので、手ぶらで楽しめるグランピングは気軽に利用できるのが魅力。
プランはシビエ&ステーキランチ9,500円(税込)からとなっています。持ち込みはドリンクOK、小さなお子さんの食事なども持ち込み可能です。
チェックインが10時でチェックアウトが15時半なので、5時間半とグランピング初心者の方でも気軽に楽しめるコースですね。
5.【冬におすすめ】グランピングヴィレッジHAJIME|京都府
冬におすすめのグランピング場として、「グランピングヴィレッジHAJIME」があります。京都天橋立エリアの自然を満喫できるグランピング場です。
全頭プライベートドッグランを配した7種の客室があり、愛犬も一緒に楽しめる特徴が盛りだくさん。
各棟広大な専有面積を確保しており、自然を感じることができるドーム型からサウナ付きテントなど冬でも暖かさを感じることができるグランピングが楽しめます。
また、施設内には貸切温泉があり、金泉、銀泉を楽しむことができます。アクティビティでは、冬季限定でいちご狩りなどもあるので、冬ならではのオベントを楽しむことも可能。
バーベキューメニューは、地場産を中心としており京都エリアの食を満喫できます。また、食材の持ち込み可能なので、オリジナルバーベキューを楽しむこともできるので自由度が高いメニューも魅力といえるでしょう。
まとめ
今回は、グランピングに最適な季節や楽しみ方、四季に応じたグランピング場などを紹介してきました。
どこのグランピング場も魅力的で、どの季節に訪れても十分楽しめるイベントやアクティビティなどの特徴的です。
グランピング初心者の方にどの季節がいいの?と聞かれた場合、一般的にどの季節にもグランピングの魅力はありますが、おすすめは夏と秋です。
今回紹介したグランピング施設以外にも、たくさんのグランピング場があるので、目的に応じたグランピング場を探すのも楽しいかもしれません。
ぜひ、今回の記事も参考に選んでいただければ幸いです。