キャンピングカーは車体が重いほど燃費も悪くなります。しかし、車体の軽量や運転の方法を工夫することで、燃費を良くすることができます。
本記事ではキャンピングカーの燃費の悪さを改善したい、燃費の問題で購入を迷っているという方へ燃費を向上するためのポイントを紹介していきます。
この記事でわかること
- 燃費をよくするための3つポイント
- 【燃費に影響】車を選ぶ際の注意点
キャンピングカーを上手に利用するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
キャンピングカーの燃費を向上させるポイント3つ
キャンピングカーの燃費を改善させる方法は以下のとおりです。
燃費向上のポイント
- 車体を軽量化する
- 運転方法を工夫する
- ガソリンはハイブリッドにする
順番に解説していきます。
車体を軽量化する
キャンピングカーは車内で食事も宿泊も行えるため、自由度がとても高い乗り物です。
家族や友人など多くの人と行動することができるため、手軽に旅行を楽しむことができます。
車内で生活をするために様々な設備が搭載されています。そのため、車体が重くなりやすく、重くなるほどに燃費が悪くなるのです。
つまり、車体をなるべく軽くすることが燃費の向上につながります。
使わないものは積まない
車内生活をするためには荷物を載せる必要があります。
しかし、車内に置かれている物の中には実際は必要としなかったり、なんとなく置いているものもあるのではないでしょうか。
必要とする物を見直し、持っていく荷物を厳選することで車内スペースを確保でき、車体を軽くすることができます。
ガソリンを満タンにしない
ガソリンを常に満タンの状態にするのを避けましょう。
満タンだと車体が重くなり、燃費性能の低下が起こります。使用するガソリンの量は移動距離などにより変化すると思いますが、できる限り満タンな状態を避けることで、車を軽くさせることができます。
運転方法を工夫する
燃費の良い運転を心がけることで、ガソリンの消費を抑えることができます。
キャンピングカーは車体が重いため、急発進やスピードの出し過ぎなど運転次第ではガソリンを余計に消費してしまう原因になります。
そのため、運転のやり方を工夫したり、車自体のメンテナンスを適時行うことで燃費の改善を期待することができます。
エアコンの使いすぎに注意する
車内の生活時間が長いため、エアコンの使用は避けることはできません。
しかし、エアコンの使用時間が長いほどガソリンを多く使うため燃費が悪くなります。
特に冷房機能を利用する際は悪くなる傾向にあります。
できる限り使用時間を短くし、冷房をつける前に窓を開けておき、車内の温度を下げるなどの対策をすることで使いずぎを防ぐことができます。
ゆっくり安全運転を心がける
燃費の良い運転とは、不要なアイドリングは避ける、スピードを出しすぎない、一定の速度で運転する、急ブレーキやアクセルをしないなどの方法です。
運転一つで燃費を悪化させることも改善させることもできます。心にゆとりを持って、安全な運転を行うことが大切です。
タイヤの空気圧を確認する
車体を適時メンテナンスすることで燃費を良くすることができます。
タイヤの空気圧が低い状態で運転すると路面に対するタイヤの抵抗が大きくなるために、燃費へ悪影響を与えます。
常に適切な空気圧を維持するようにすることが奨励されています。
スタッドレスタイヤの使用は短期間にする
特に雪の降る地域では、スタッドレスタイヤを必ず使用します。
スタッドレスでの運転は、普通タイヤよりもタイヤの抵抗が起こり燃費が悪化する傾向にあります。
そのため使用期間は積雪の時期だけにし、不必要な期間での使用は避けるようにした方が良いでしょう。
ガソリンはハイブリッドにする
使用する燃料は、ガソリンよりもディーゼル、ディーゼルよりもハイブリッドの方が低燃費と言われています。
燃費が良いことでガソリン代を安く済ませることができます。
しかし、キャンピングカーはガソリンやディーゼル対応車の種類が多いく、燃費が良い車体の価格は高くなる傾向にあります。
燃費が良い車を選ぶ際には、ハイブリットという選択肢があることを覚えておきましょう。
燃費に影響|キャンピングカー選びのポイント2選
キャンピングカーを選ぶ際にも大切なポイントがあります。
キャンピングカー旅おすすめプラン
- キャンプ場を利用してアウトドアを楽しむ
- 湯YOUパークを利用して温泉めぐり
- RVパークを利用して観光地巡り
ひとつずつ見ていきましょう。
大きすぎる車を選ばない
キャンピングカーにも様々な種類があり、大きさ、デザインや機能など購入やレンタル時には選ぶにあたり色々な側面から悩むと思います。
燃費の良さを重視して車を選ぶ場合は、できるだけ用途に適した車体の大きさのものを選びましょう。車体が大きくなりすぎると、それだけでガソリンの消費を増やします。
エンジンの型に注意
旧式のエンジンの中には燃費が悪いものもあります。車
メーカーは燃費を向上するための工夫を繰り返しているため、新しいエンジンの方が燃費が良い傾向にあります。
メーカーによって燃費の差があるので、どの時期に作られたものなのかも比較のポイントとなるでしょう。
まとめ
今回は、キャンピングカーの燃費について、改善させるための方法についてお話ししました。
車体が重くなることで燃費性能は低下します。車体を軽くするために車内の整理整頓を行い、使用用途に合わせた車を選ぶことや、燃費の良い安全な運転を心がけることでガソリンの消費を抑えることができます。
燃費を良くするためにひと工夫することで、その浮いた費用で家族や友人などと旅行やキャンプなどの楽しい時間にあてることもできます。
ぜひ、参考にしてみてください。