
近年、キャンピングカー人気が高まり気軽にレンタルできるようになったことから、利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
初めてキャンピングカーを利用する方や購入を検討している方であれば、どんな種類があるのか、どの種類を選べばいいのか悩むと思います。
そこで本記事では、キャンピングカーの種類ごとの特徴やメリット・デメリット、価格相場について詳しく解説します。
この記事でわかること
- キャンピングカーの種類
- キャンピングカーの種類ごとの特徴
この記事を読むと、キャンピングカーごとの特徴がわかるようになります。


1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中

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キャンピングカーの種類は全部で7つ

キャンピングカーには大きく7つの種類があります。
自走式キャンピングカー
- フルコン
- キャブコン
- バスコン
- バンコン
- 軽キャンパー
- トラキャン
牽引式キャンピングカー
- キャンピングトレーラー
それぞれ車体の大きさや車内の装備、価格もさまざまなので用途や利用する人数に合わせてキャンピングカーを選ぶ必要があります。
ただ「装備が整っているから」「広いから」ではなく、メリットとデメリットをしっかり理解して自分に合ったキャンピングカーを見つけることが大切です。
1.フルコン(フルコンバージョン)

フルコンとは、キャンピングカー専用のシャーシやボディを使って、一から設計されたキャンピングカーのことです。
一般的な車をベースに内装を改造するタイプとは異なり、走行性能や居住性を高めることを前提に作られています。
車内は広く、ベッドやダイネット、キッチン、トイレ、シャワーなどを備えたモデルもあり、自宅に近い感覚で過ごせる快適性が魅力です。
キャンピングカーのなかでも上位クラスに位置づけられるタイプです。
フルコンのメリット
フルコンの大きなメリットは、走行性と居住性のどちらにも優れていることです。
キャンピングカーとして使うことを前提に設計されているため、車体が大きくても安定して走行しやすい点が特徴です。
また、車内空間にゆとりがあり、移動中や停車中も快適に過ごしやすいでしょう。
ベッドやキッチン、収納などをゆったり配置しやすく、長時間の移動や連泊でもストレスを感じにくいタイプです。
モデルによっては、家庭用エアコンや大容量バッテリー、トイレ、シャワーなどを備えたものもあり、まるで「走る家」のような使い方ができます。
フルコンのデメリット
一方で、フルコンは価格が高額になりやすい点がデメリットです。
キャンピングカー専用に一から作られるため、車両本体の価格だけでなく、装備やオプションを追加するほど費用が大きくなります。
また、車体が大きいモデルが多く、日本の狭い道路や市街地では運転しにくい場合があります。
立体駐車場や高さ制限のある駐車場に入れないこともあるため、旅行先のルートや駐車場所は事前に確認しておく必要があります。
国内では流通台数が少ないため、購入できるモデルや販売店が限られる点にも注意が必要です。
万が一故障した場合、部品の取り寄せや修理に時間がかかることもあるでしょう。
フルコンの価格相場
フルコンの価格は、一般的に1,000万~2,000万円程度が目安です。
標準的な装備でも高額になりやすく、トイレやシャワー、家庭用エアコン、大容量バッテリー、ソーラーパネルなどを追加すると、さらに価格が上がることがあります。
購入を検討する場合は、車両価格だけでなく、保管場所、保険料、車検費用、メンテナンス費用まで含めて考えることが大切です。
フルコンがおすすめの人
- 走行性と居住性のどちらも重視したい人
- 価格よりも快適性を優先したい人
- 長期旅行や本格的な車中泊を楽しみたい人
- キャンピングカーにある程度慣れている人
フルコンは、キャンピングカーとしての快適性を追求したい人に向いています。
価格が高く車体も大きいため、初めての1台というよりは、上質なキャンピングカーライフを求める人に適したタイプです。
2.キャブコン(キャブコンバージョン)

キャブコンとは、トラックやバンの運転席部分を残し、後部に居住スペースを架装したキャンピングカーのことです。
「キャンピングカー」と聞いて多くの人がイメージする、箱型の居住スペースを備えた王道のタイプといえるでしょう。
車内の天井が高く、立ったまま移動しやすいモデルも多いため、着替えや調理、車内での休憩もしやすい点が特徴です。
ベッドやテーブル、キッチン、水道設備などが備わっている車種も多く、長距離旅行や連泊の車中泊にも向いています。
キャブコンのメリット
キャブコンの大きなメリットは、居住スペースが広く快適に過ごしやすいことです。
車内で立って移動できるモデルや、常設ベッド・ダイネット・キッチンなどを備えたモデルもあり、車内でも自宅に近い感覚で過ごせます。
荷物を置くスペースも比較的確保しやすいため、子ども連れの旅行や、ペットとのお出かけにも使いやすいでしょう。
また、トイレやシンク、冷蔵庫などを備えた車種であれば、道の駅やキャンプ場に立ち寄りながら、車内で食事や休憩を済ませることも可能です。
キャブコンのデメリット
一方で、キャブコンは車体が大きく、高さもあるため、運転や駐車には注意が必要です。
狭い道や急な坂道、立体駐車場、高さ制限のある駐車場では、通行や駐車が難しい場合があります。
観光地の細い道や市街地のコインパーキングでは、事前にルートや駐車場の広さを確認しておくと安心です。
また、車体の重心が高くなりやすいため、横風の影響を受けやすい点にも注意が必要です。
高速道路や橋の上、海沿いの道路などを走行する際は、スピードを控えめにし、急ハンドルや急ブレーキを避けるようにしましょう。
さらに、車体が大きいぶん、燃費や維持費がかかりやすい傾向もあります。
購入を検討する場合は、車両価格だけでなく、駐車場所、保険料、車検費用、メンテナンス費用まで含めて考えることが大切です。
キャブコンの価格相場
キャブコンの価格は、一般的に500万~1,000万円程度が目安です。
ただし、ベース車両の種類や装備内容、内装のグレード、オプションの有無によって価格は大きく変わります。
たとえば、トイレやシャワー、家庭用エアコン、ソーラーパネル、リチウムイオンバッテリーなどを追加すると、価格が高くなる傾向があります。
一方で、標準装備が充実しているモデルも多いため、購入後すぐに本格的な車中泊を楽しみやすい点は魅力です。
広い車内で快適に過ごしたい人や、家族旅行でキャンピングカーを使いたい人、長期の車中泊を楽しみたい人には、キャブコンが向いているでしょう。
キャブコンがおすすめの人
- 家族旅行でキャンピングカーを使いたい人
- 広い車内で快適に過ごしたい人
- 子ども連れやペット連れで旅行したい人
- 長距離旅行や連泊の車中泊を楽しみたい人
キャブコンは、居住スペースの広さを重視したい人におすすめです。車内で立って移動しやすいモデルも多く、食事や休憩、就寝まで車内で快適に過ごしやすいでしょう。
キャブコンについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
3.バスコン(バスコンバージョン)

バスコンとは、バスやマイクロバスをベースにしたキャンピングカーのことです。
外観はバスの雰囲気を残しつつ、車内をベッドやダイネット、キッチン、収納などを備えたキャンピングカー仕様に作り変えています。
車体そのものが大きいため、ほかのキャンピングカーに比べて奥行きのある居住空間を確保しやすい点が特徴です。
通路幅や天井高にもゆとりがあり、車内を移動しやすいため、大人数での旅行や長期の車中泊にも向いています。
モデルによっては、常設ベッドや広めのリビングスペース、トイレ、シャワー、冷蔵庫などを備えたものもあり、車内でも自宅に近い感覚で過ごせます。
バスコンのメリット
バスコンの大きなメリットは、居住空間の広さです。
車体が大きいぶん、ベッドやテーブル、収納スペースをゆったり配置しやすく、大人数で利用しても窮屈さを感じにくいでしょう。
家族や友人グループでキャンピングカー旅行を楽しみたい場合や、荷物を多く積みたい場合にも向いています。
また、バスやマイクロバスはもともと複数人を乗せて長距離を移動する目的で作られているため、走行時の安定感に優れている点も魅力です。
車内空間に余裕があるため、移動中の圧迫感も少なく、長時間のドライブでも比較的快適に過ごせます。
車内レイアウトの自由度も高く、キッチンやベッド、収納、くつろぎスペースなどを充実させやすいので、快適性を重視する人にも適したタイプです。
バスコンのデメリット
一方で、バスコンは車体が大きいため、運転や駐車の難易度が高くなります。
バスコンで多く使われるマイクロバスは全長が6〜7mほどあるため、普通車に慣れている人にとっては、車幅感覚や内輪差に注意が必要です。
狭い道や住宅街、観光地周辺の細い道路では取り回しにくく、目的地によっては事前にルートを確認しておく必要があります。
また、一般的なコインパーキングや立体駐車場には停められないケースが多く、駐車場所を探す手間がかかります。
道の駅やキャンプ場を利用する場合でも、大型車に対応しているかを事前に確認しておくと安心です。
購入する場合は、普段の保管場所も大きな課題になります。
自宅の駐車スペースに収まらない場合は、月極駐車場や大型車対応の保管場所を探す必要があり、維持費も高くなりやすいでしょう。
バスコンの価格相場
バスコンの価格は、一般的に1,000万〜2,000万円程度が目安です。
ベースとなる車両の年式やサイズ、内装のグレード、搭載する設備によって価格は大きく変わります。
トイレやシャワー、家庭用エアコン、大容量バッテリー、ソーラーパネルなどを備えると、さらに高額になることもあります。
その分、車内の広さや設備の充実度は高く、キャンピングカーのなかでも快適性を重視したタイプといえるでしょう。
バスコンがおすすめの人
- 大人数で旅行を楽しみたい人
- 車内の広さやゆとりを重視したい人
- 長期旅行や長距離移動を想定している人
- 大きな車の運転や保管場所に対応できる人
バスコンは、キャンピングカーのなかでも広い居住空間を確保しやすいタイプです。その分、運転や駐車の難易度は高くなるため、快適性だけでなく扱いやすさも含めて検討する必要があります。
バスコンについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
4.バンコン(バンコンバージョン)

バンコンとは、ハイエースやキャラバンなどのバン・ワンボックスカーをベースにしたキャンピングカーのことです。
外観は一般的なバンに近く、内装をベッドやテーブル、収納、簡易キッチンなどを備えたキャンピングカー仕様に作り変えています。
見た目が通常の車に近いため、キャンプや車中泊だけでなく、買い物や通勤、送迎などの日常使いにも取り入れやすい点が特徴です。
キャブコンやバスコンのように大きな居住スペースはありませんが、車体サイズと使いやすさのバランスがよく、初めてキャンピングカーを選ぶ人にも人気があります。
バンコンのメリット
バンコンの大きなメリットは、運転しやすく普段使いしやすいことです。
ベース車両がバンやワンボックスカーのため、一般的な駐車場に停めやすく、街中や狭い道でも比較的扱いやすいでしょう。
高さ制限のある駐車場では注意が必要ですが、キャブコンやバスコンに比べると、移動先で駐車場所に困りにくい点は魅力です。
また、平日は普段の移動に使い、休日はキャンプや車中泊に出かけるといった使い分けもしやすいタイプです。
ベッドを展開できるモデルや、シートアレンジでくつろぎスペースを作れるモデルもあり、短期間の車中泊や少人数での旅行であれば十分に活用できます。
燃費や維持費も、大型のキャンピングカーに比べると抑えやすい傾向があります。
バンコンのデメリット
一方で、バンコンは車内の広さに限りがあるため、大人数で利用すると窮屈に感じやすい点がデメリットです。
キャブコンやバスコンのように、車内で立って移動したり、常設ベッドや広いダイネットを確保したりするのは難しい場合があります。
就寝スペースを作るためにシートを倒したり、荷物を移動させたりする必要がある車種もあるため、快適性を重視する人はレイアウトをよく確認しておくことが大切です。
また、キッチンや水道、トイレなどの設備も、車種によっては簡易的なものに限られます。
長期旅行や連泊で使う場合は、車内設備だけでなく、キャンプ場や道の駅、入浴施設などを組み合わせて利用する前提で考えるとよいでしょう。
さらに、バンコンのベース車両として多く使われるハイエースは人気が高く、盗難対策も意識しておきたい車種です。
購入する場合は、ハンドルロックやセキュリティアラーム、GPS追跡機能など、防犯対策もあわせて検討しておくと安心です。
バンコンの価格相場
バンコンの価格は、一般的に200万~800万円程度が目安です。
中古車やシンプルな内装のモデルであれば比較的価格を抑えやすく、新車ベースで装備を充実させると高額になる傾向があります。
ベッド、テーブル、収納、サブバッテリー、冷蔵庫、FFヒーターなど、どこまで装備を付けるかによって価格は大きく変わります。
キャブコンやバスコンに比べると手が届きやすい価格帯のものも多く、キャンピングカーを初めて購入する人にも検討しやすいタイプです。
バンコンがおすすめの人
- 普段使いと車中泊を両立したい人
- 初めてキャンピングカーを選ぶ人
- 少人数で旅行やアウトドアを楽しみたい人
- 価格と使いやすさのバランスを重視したい人
バンコンは、一般的なバンに近い感覚で使いやすいキャンピングカーです。大型のキャンピングカーほどの広さはありませんが、日常使いしやすく、短期間の車中泊にも向いています。
バンコンについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
5.軽キャンパー

軽キャンパーとは、軽自動車や軽トラックをベースにしたキャンピングカーのことです。
軽バンの車内を車中泊仕様にしたタイプや、軽トラックの荷台部分に居住スペースを架装したタイプなどがあります。
車体がコンパクトで扱いやすく、ほかのキャンピングカーに比べて価格も抑えやすいため、初めてキャンピングカーを利用する人にも検討しやすい種類です。
軽キャンパーのメリット
軽キャンパーの大きなメリットは、価格を抑えやすいことです。
キャブコンやバンコンに比べると車両価格が安く、維持費も比較的抑えやすい傾向があります。
軽自動車をベースにしているため、自動車税や保険料、燃料代などの負担も大きくなりにくく、キャンピングカーをできるだけ手軽に持ちたい人に向いています。
また、車体がコンパクトなので、運転に不安がある人でも扱いやすい点も魅力です。
狭い道や街中でも運転しやすく、一般的な駐車場にも停めやすいため、日常使いしやすいでしょう。
大型のキャンピングカーでは入りにくい観光地周辺の道路や、細い山道などでも比較的移動しやすい点は、軽キャンパーならではのメリットです。
さらに、必要最低限の装備でシンプルに使えるため、「寝られれば十分」「外で料理を楽しみたい」「道の駅やキャンプ場を活用したい」という人にも適しています。
軽キャンパーのデメリット
一方で、軽キャンパーは車内スペースが限られるため、居住性はほかのキャンピングカーに比べて劣ります。
車内で立って移動するのは難しく、着替えや荷物の整理、就寝スペースの確保に工夫が必要です。
ベッドを展開すると荷物の置き場が少なくなったり、2人で利用すると窮屈に感じたりすることもあります。
また、キッチンや水道、冷蔵庫、トイレなどの設備も、車体サイズの都合で簡易的なものに限られます。
本格的な調理や長期滞在を車内だけで完結させるよりも、キャンプ場や温浴施設、道の駅などを組み合わせて使う前提で考えるとよいでしょう。
さらに、軽自動車は排気量が限られるため、坂道や高速道路ではパワー不足を感じる場合があります。
荷物を多く積んだり、長距離を移動したりすると疲れやすくなることもあるため、長旅よりも近場の旅行や短期間の車中泊に向いているタイプです。
軽キャンパーの価格相場
軽キャンパーの価格は、一般的に100万~200万円程度が目安です。
中古車ベースやシンプルな車中泊仕様であれば、比較的手が届きやすい価格で購入できます。
一方で、新車ベースにしたものや、ポップアップルーフ、サブバッテリー、FFヒーター、冷蔵庫などを備えたモデルは、200万円を超えることもあります。
価格を抑えたい場合は、どこまでの装備が必要かを整理しておくことが大切です。
寝るためのスペースを重視するのか、電源設備を充実させたいのか、普段使いもしたいのかによって、選ぶモデルは変わります。
軽キャンパーは、1人や夫婦など少人数で利用したい人、近場でアウトドアを楽しみたい人、できるだけ費用を抑えてキャンピングカーを始めたい人におすすめの種類です。
軽キャンパーがおすすめの人
- 費用を抑えてキャンピングカーを始めたい人
- 1人旅や夫婦での近場の旅行を楽しみたい人
- 運転しやすいコンパクトな車を選びたい人
- 週末のアウトドアや短期間の車中泊をしたい人
軽キャンパーは、手軽にキャンピングカーを楽しみたい人におすすめです。車内スペースは限られますが、維持費を抑えやすく、日常使いしやすい点が魅力です。
6.トラキャン(トラックキャンパー)

トラキャンとは、ピックアップトラックの荷台部分に、キャンパーシェルと呼ばれる居住スペースを載せたキャンピングカーのことです。
正式には「トラックキャンパー」と呼ばれ、トラックとキャンピングカーの機能を組み合わせたタイプです。
日本ではまだ所有者が少なく、キャンピングカー全体のなかでも珍しい種類といえます。
見た目の個性が強く、アウトドア感のあるデザインが魅力です。
ベース車両に走行性能の高いピックアップトラックを使うため、キャンプ場や山道、未舗装路などへ出かけたい人にも向いています。
トラキャンのメリット
トラキャンの大きなメリットは、キャンパーシェルを取り外せることです。
普段はピックアップトラックとして使い、キャンプや車中泊に出かけるときだけ荷台に居住スペースを載せる、といった使い分けができます。
キャンピングカーとしてだけでなく、仕事や荷物の運搬、日常の移動にも使いやすい点は、ほかのキャンピングカーにはない魅力です。
また、ピックアップトラックは走行性能が高く、悪路や坂道でも安定して走りやすい傾向があります。
キャンプ場までの道が舗装されていない場合や、自然の多い場所へ出かける機会が多い人にとっては、安心感のあるタイプでしょう。
さらに、日本では流通台数が少ないため、人と被りにくいキャンピングカーを探している人にも向いています。
海外製のピックアップトラックをベースにしたモデルであれば、より個性的な雰囲気を楽しめます。
トラキャンのデメリット
一方で、トラキャンは運転席と居住スペースがつながっていない点に注意が必要です。
キャブコンやバンコンのように、車内からそのまま居住スペースへ移動することはできません。
休憩や就寝のためにキャビンへ入る場合は、一度外へ出てから乗り込む必要があります。
雨の日や寒い日、夜間に移動するときは、少し不便に感じることもあるでしょう。
また、走行中にキャンパーシェル内で過ごすことはできません。
移動中は、必ず運転席や助手席などの乗車定員に含まれる座席に座る必要があります。
そのため、大人数での移動には向いておらず、基本的には1人や夫婦、少人数での利用を想定したタイプです。
さらに、キャンパーシェルを取り外して使う場合は、保管場所の確保も必要になります。
トラキャンの価格相場
トラキャンの価格は、一般的に200万~800万円程度が目安です。
ただし、価格には大きな幅があり、ベースとなるピックアップトラックの車種や年式、キャンパーシェルのサイズ、装備内容によって変わります。
シンプルな装備のキャンパーシェルであれば比較的価格を抑えられますが、キッチン、水道、冷蔵庫、FFヒーター、サブバッテリーなどを備えると高額になりやすいでしょう。
また、海外製のピックアップトラックをベースにする場合は、車両本体の価格や維持費も高くなる傾向があります。
その分、見た目のインパクトや走行性能、希少性は高く、人と違うキャンピングカーに乗りたい人には魅力的な選択肢です。
トラキャンは、普段使いとアウトドア利用を両立したい人や、走行性能を重視したい人、個性的なキャンピングカーを探している人におすすめの種類です。
トラキャンがおすすめの人
- 普段使いとアウトドア利用を両立したい人
- 走行性能を重視したい人
- キャンプ場や山道、未舗装路へ出かける機会が多い人
- 人と被りにくい個性的なキャンピングカーを探している人
トラキャンは、ピックアップトラックの走行性能を活かしてアウトドアを楽しみたい人に向いています。キャンパーシェルを取り外せるため、普段はトラックとして使える点も特徴です。
トラキャンについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
7.キャンピングトレーラー

キャンピングトレーラーとは、箱形の居住スペースを車でけん引して使うタイプのキャンピングカーです。
トレーラー本体にはエンジンがついておらず、自走はできません。
そのため、車で引っ張って目的地まで移動し、到着後は切り離して滞在スペースとして使います。
「動く部屋」と呼ばれることもあり、車内にはベッドやテーブル、キッチン、収納などを備えたモデルが多くあります。
サイズや装備によっては、トイレやシャワー、冷蔵庫、エアコンなどを備えたものもあり、キャンプ場やRVパークなどでゆったり過ごしたい人に向いています。
キャンピングトレーラーのメリット
キャンピングトレーラーの大きなメリットは、目的地に到着したあとに、居住スペースを切り離して使えることです。
キャンプ場やRVパークにトレーラーを停めておけば、けん引する車だけで買い出しや観光に出かけられます。
車中泊用のスペースをそのまま残しておけるため、荷物を毎回片付ける手間も少なく、滞在中の行動もしやすくなります。
また、すでに自家用車を持っている場合は、条件に合うトレーラーを購入することで、キャンピングカー本体を買うより費用を抑えられる可能性があります。
トレーラーにはエンジンや運転席がないため、同じ広さの自走式キャンピングカーと比べると、居住スペースを広く使いやすい点も魅力です。
内装の自由度も高く、ベッドやダイニング、キッチンなどをゆったり配置できるモデルもあります。
「走る車」と「泊まる部屋」を分けて考えられるため、長期滞在型のキャンプや、同じ場所を拠点に観光したい旅行にも向いています。
キャンピングトレーラーのデメリット
一方で、キャンピングトレーラーはけん引して走行するため、通常の運転とは感覚が大きく変わります。
車体が長くなるため、右左折時の内輪差やバック、駐車には慣れが必要です。
狭い道や急カーブ、混雑した駐車場では扱いにくく感じることもあるでしょう。
とくにバックで駐車する際は、ハンドル操作が通常の車と異なるため、事前に練習しておくと安心です。
また、走行中にトレーラー部分へ乗車することはできません。
移動中は、けん引する車の座席に乗る必要があります。
そのため、乗車人数はヘッド車の定員内に収める必要があり、大人数で移動する場合は注意が必要です。
さらに、車両総重量が750kgを超えるトレーラーをけん引する場合は、けん引免許が必要になります。
750kg以下の小型トレーラーであれば普通免許でけん引できるものもありますが、車種や条件によって異なるため、購入前に確認しておきましょう。
保管場所の確保も重要です。自宅に置けない場合は、トレーラーに対応した駐車場や保管場所を探す必要があります。
キャンピングトレーラーの価格相場
キャンピングトレーラーの価格は、一般的に200万~1,000万円以上と幅があります。
コンパクトな小型トレーラーやシンプルな内装のモデルであれば比較的価格を抑えやすく、大型で設備が充実したモデルは高額になりやすい傾向があります。
ベッドやキッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワー、エアコン、ソーラーパネルなど、搭載する設備によって価格は大きく変わります。
また、購入時にはトレーラー本体の価格だけでなく、けん引に対応した車を用意できるかどうかも確認が必要です。
ヒッチメンバーの取り付け費用や、保管場所の費用、メンテナンス費用も含めて考えておくと安心です。
キャンピングトレーラーがおすすめの人
- 旅先で車だけを使って自由に移動したい人
- キャンプ場やRVパークを拠点にゆったり滞在したい人
- 居住空間の広さにこだわりたい人
- けん引や保管場所の確保に対応できる人
キャンピングトレーラーは、車と居住スペースを切り離して使いたい人におすすめです。目的地に到着したあと、トレーラーを置いたまま買い出しや観光に出かけられるため、滞在型の旅行に向いています。
キャンピングトレーラーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
まとめ|自分好みのキャンピングカーを見つけよう

Photo:London Kettle
本記事では、キャンピングカーを種類ごとに解説しました。
全7種類は以下のとおりです。
自走式キャンピングカー
- フルコン
- キャブコン
- バスコン
- バンコン
- 軽キャンパー
- トラキャン
牽引式キャンピングカー
- キャンピングトレーラー
初めてキャンピングカーを利用する場合、どの種類を選べばよいか迷うと思います。
快適な旅をするためにも、まずはレンタルなどでいろんな種類のキャンピングカーを体験してみてください。
きっと自分に合ったキャンピングカーが見つかるはずです。




