「キャンピングカーは高額なもの」というイメージを持っている方は多いと思います。
しかし、普通車とあまり変わらないような値段で購入できるタイプがあるのをご存じですか?
そこで本記事では、キャンピングカーのタイプ別の値段と、安く購入するポイントをご紹介します。
この記事でわかること
- キャンピングカーのタイプ別の値段
- キャンピングカーを安く購入するコツ
- 洗濯後の衣類を乾かす方法
キャンピングカーの値段を知りたい方、購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1971年北海道生まれ、旅行・サウナ・温泉・サーフィン・スノーボード・釣り・キャンプなど北海道のアウトドアを楽しむ。自らもキャンピングカーで日本縦断やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどを巡り、北海道ローカルが楽しむ本物の北海道の素晴らしさを世界に発信。海外同様のキャンピングカー旅文化を広げるために、現在は北海道ニュージーランド化計画を推進中
また、キャンピングカーの最高峰の車種は以下の記事でご紹介しています。合わせて、チェックしてみてください。
キャンピングカーの値段を7つのタイプ別に紹介
キャンピングカーはタイプごとに値段が大きく異なります。
まずは一覧表からご覧ください。
車種 | 価格帯 | ||
軽キャンパー | 200〜400万円 | ||
バンコン | 200~800万円 | ||
トラキャン | 200~800万円 | ||
キャブコン | 500~1,000万円 | ||
バスコン | 1,000万円〜 | ||
フルコン | 1,000万円〜 | ||
キャンピングトレーラー | 200~1,000万円 |
ここでは、7つのタイプ別に詳しく見てみましょう。
軽キャンパーの値段:200~400万円
軽キャンパーは、軽自動車や軽トラックをベース車両にしたキャンピングカーで、コンパクトな車体が特徴です。
大人数では利用できませんが、1~2人程度の旅行にぴったりのタイプと言えます。
街乗り・アウトドア問わず気軽に使用できるので、近年キャンピングカーの中でも一二を争うほど人気です。
バンコンタイプは「200~250万円」、キャブコンタイプは「300~400万円」と、軽キャンパーの中でも値段に少し違いがあります。
また、中古の軽キャンパーは、「100~150万円」で販売されていることが多いです。
軽キャンパーは、キャンピングカーの中でも最も手ごろで、普通車とあまり変わらないような値段で購入できます。
バンコンの値段:200~800万円
バンコンは、ハイエースなどのバン・ワンボックスをベース車両にしたキャンピングカーで、近年最も人気の高いタイプです。
内装だけをキャンピングカー仕様にしているため、外観は普通車と変わらず、普段使いも問題ありません。
バンコンは軽キャンパーに比べると少し値段は上がりますが、「200~800万円」と比較的手が出しやすい車両も販売されているのが特徴です。
中古であれば、「100~500万円」で購入できることもあります。
トラキャンの値段:200~800万円
トラキャンは、ピックアップトラックの荷台部分にキャビンを搭載したキャンピングカーで、アメリカではポピュラーなタイプです。
日本で所有している方は少ないものの、見た目のかっこよさからコアなファンがいます。
トラキャンはベースのピックアップトラックをどんな車両にするかで大きく値段が変わるため、「200~800万円」と幅があります。
軽トラックをベース車両にしたタイプは、中古で「100~300万円」が平均的な値段です。
トラキャンについては、下記の記事で詳しく解説しています。
キャブコンの値段:500~1,000万円
キャブコンは、トラックなどのボディ部分に居住スペースを架装したキャンピングカーで、キャンピングカーと聞いて誰もが想像するような王道のタイプです。
広い居住空間が確保されているため、ファミリーなど大人数での利用に向いています。
コンパクトなライトキャブコンは「500~600万円」、一般的なキャブコンは「600~1,000万円」と、サイズで少し値段が異なります。
また、オプションをどれくらい装備するのかでも、値段は変わるでしょう。
バスコンの値段:1,000万円以上
バスコンは、マイクロバスをベース車両にしたキャンピングカーで、車体の長さを活かした広い居住空間が魅力です。
新車で購入する場合は「1,000万円以上」と高額ですが、最近は中古のマイクロバスを購入して、内装をDIYする方もいます。
中古のマイクロバスの場合、状態にもよりますが「100~300万円」で購入可能です。
フルコンの値段:1,000万円以上
フルコンは、一部の部品を除くすべてをビルダーが制作しており、キャンピングカーの最高峰と言われています。
まるで、自宅がそのまま移動しているような快適さと、豪華な内装が特徴です。
日本ではあまり販売されていないため、海外から輸入して購入します。
値段は「1,000万円以上」と高額で、中には「2,000万円」を超える車両も販売されているようです。
中古車両はほとんど出回っていません。
キャンピングトレーラーの値段:200~1,000万円
キャンピングトレーラーは、車で牽引するキャンピングカーで、エンジンなどがついていないことから走る部屋と表現されています。
使用しない時は切り離しができるため、シーンに合わせた使い分けが可能です。
サイズや内装で価格は変わり、コンパクトなタイプであれば「200万円程度」で購入できます。
また、中古のキャンピングトレーラーは、「100~300万円」が平均的な値段です。
キャンピングカーを安く購入する3つのポイント
新車・中古車の値段をタイプ別にご紹介しましたが、ここでは、安く購入する3つのポイントを見てみましょう。
キャンピングカーのオプション装備を吟味する
キャンピングカーのオプションはどれも魅力的に見えるため、あれもこれもと追加したくなるでしょう。
しかし、値段を抑えるためにも、必要な装備だけに絞ることが大切です。
キャンピングカーをどう使うのか、どこに出かけたいかなど、利用シーンを想像しながらオプションを選択してください。
中古のキャンピングカーを選ぶ
タイプ別でもご紹介したように、中古であれば値段を安く抑えられます。
同じ車両でも、数十万~数百万程度安くなることもあるため、欲しい車種の中古がないか調べてみると良いでしょう。
ただし、年数が古かったり走行距離の長い車両は、購入後の修理にお金がかかる可能性もあります。
中古車両を購入する場合は、状態をしっかりと確認して選んでください。
キャンピングカー旅行中の洗濯に必要なアイテムを、具体的に8つご紹介します。
どの洗濯方法にするのかで必要な物は変わるので、自分に合うアイテムを用意してみてください。
キャンピングカーをDIYする
バスコンでもご紹介したように、最近はキャンピングカーを自分好みにDIYする方も増えています。
YouTubeにも動画がアップされているほど注目度が高いため、興味のある方はチャレンジしてみてください。
手間はかかりますが、新車よりも安い値段でキャンピングカーを所有できるため、楽しみながらDIYするのもおすすめです。
まとめ|キャンピングカーの値段はタイプごとに大きく異なる!
本記事では、キャンピングカーのタイプ別の値段と、安く購入するポイントをご紹介しました。
「キャンピングカー=高額」というイメージが強いものの、実際には普通車とあまり変わらない値段のタイプもあります。
「自分では購入できない」といった高額なタイプは、レンタカーでも楽しめるため、ぜひ利用してみてください。
タイプごとに値段は大きく異なるので、特徴を知って自分に合う1台を探しましょう。